検査・治療法

初期からの緩和ケアで生活の質が改善される

2012年12月

「緩和ケア」というと、末期がんやホスピスを連想する人は、今も多くいます。厚生労働省が今年の6月に発表した「がん対策推進基本計画」では、重点的に取り組むべき課題の1つに「がんと診断されたときからの緩和ケアの推進」が掲げられています。それだけに初期からの緩和ケアの重要性が今、問われているのです。痛みが和らぐと、治療意欲が高まる厚生労働省が2013年6月に発表した「がん対策推進基本計画」には、重点的に取...

詳細はこちら

低侵襲で注目の腹腔鏡による子宮体がん手術

2012年12月

「腹腔鏡での治療は患者さんの負担を減らせます」と語る八幡哲郎さん子宮体がんの手術法として、今腹腔鏡下手術が注目されている。傷が小さいので、痛みが少なく回復も早い。また出血量も少なく、社会復帰も早いなど、多くの利点がある。新潟大学医学部産婦人科准教授の八幡哲郎さんによると「治療成績も開腹手術に劣らないという結果が出ている」そうだ。初期のがんが対象腹腔鏡下手術この日腹腔鏡下手術を受けるのは、56歳の女...

詳細はこちら

放射線の最強パワーを生み出す「増感放射線療法」の実力

2012年12月

強力な放射線療法を受けたくても、高額な費用の前に尻込みする人が多い。それがなんと、格安の方法で重粒子線並みの効果が期待できる治療法が開発された。その治療法とは?放射線治療で使われるX線の力は弱い■図1 増感剤の作用のメカニズム過酸化水素水を含んだヒアルロン酸を注入することで放射線の効果がフルに発揮できる放射線治療の分野で、「増感放射線療法KORTUC」という治療法が注目されている。簡単に説明すると...

詳細はこちら

肺がん手術の強力な武器「術前化学放射線療法」

2012年12月

術前化学放射線療法とは、手術前に化学療法と放射線治療を同時に行い、がんを小さくして手術を行うことを目的に考案された治療法です。しかし、肺がんの術前化学放射線療法で治療効果が高い場合には、手術は行わず、そのまま化学放射線療法のみで治療を継続するケースもあります。単独治療より効果が高い術前化学放射線療法■図1 肺尖部胸壁浸潤がんの治療手順〈日本肺癌学会 肺癌診療ガイドライン 2012年版〉より高い治療...

詳細はこちら

ピンポイントでがんを狙い撃ち! 副作用が少ない治療「サイバーナイフ」

2012年12月

サイバーナイフは、頭頸部・脊椎以外の病気でも保険診療が望まれていた。2009年、ついに肺、肝臓といったがんで、腫瘍の大きさや個数など制限つきではあるが保険適応となった。放射線治療の最先端でもあるサイバーナイフのメリット、デメリット、そして適応や限界はどうなっているのだろうか?ミサイルの技術を応用し、標的の動きを把握■図1 サイバーナイフについてがんの放射線治療の理想は、がん細胞に放射線があたり、ま...

詳細はこちら

強い効果で難治がんにも有効。重粒子線治療の実力とは!?

2012年12月

X線や電子線などの従来からある放射線治療より、強い抗腫瘍効果が期待できる重粒子線治療。それに加え、副作用も少なく、初期のがんにはわずか1回の照射で治療が終了する場合もあり、患者さんの負担も軽減できそうです。X線の2~3倍の殺傷能力■図1 粒子の大きさ放射線とは波の形や小さな粒となって空間を伝わるエネルギーの流れのことで、波の形で進んでいくのを電磁波、小さな粒となって飛んでいくのを粒子線と呼びます。...

詳細はこちら

こうすれば予防できる! 放射線皮膚炎

2012年12月

発赤など、皮膚の副作用である放射線皮膚炎は、ほぼすべての放射線治療で起こります。ただし、日々の生活のなかで患者さん自身が行う工夫と努力次第で、予防や軽減ができる副作用でもあるのです。治療を始める前に知っておきたい、放射線皮膚炎対策のポイントを紹介します。放射線皮膚炎は必ず出る副作用■図1 照射と影響を受ける皮膚「放射線治療は局所治療のため、照射した部位に治療効果も副作用も現れます。なかでも皮膚が赤...

詳細はこちら

低侵襲・高精度治療を目指すダヴィンチによる肺がん手術

2012年11月

「ダヴィンチ手術は将来性が望める治療です」と話す須田隆さん手術支援ロボット・ダヴィンチを使った手術は、日本でも前立腺がんや子宮体がん、子宮頸がんなどを中心に広まりつつあるが、藤田保健衛生大学医学部呼吸器外科准教授の須田隆さんは、肺がん手術にダヴィンチを導入。「手術野が立体的にみえること、さらに操作性が高いので、胸腔鏡より精密な手術が可能ではないか」と話している。4カ所に穴を開けて行うダヴィンチ手術...

詳細はこちら

遺伝子変異を調べることから始まる肺がんの最新治療

2012年11月

「最近は、高齢者の肺がんの増加が顕著」と語る高橋さん肺がんの治療は、がん細胞の遺伝子変異を調べ、その特徴に応じた治療を行う時代になっている。日本人の肺がんに最も多いのは、EGFR遺伝子変異で、肺がんの約3割に見られるという。分子標的薬はどう使われ、今後どうなっていくのか。とりわけタルセバの最新データが注目を集めている。肺腺がんの研究がとくに進んでいる■図1 進行非小細胞肺がんの標準的治療順天堂大学...

詳細はこちら

最善の治療を行うための栄養療法とは

2012年11月

がん研有明病院の 比企 直樹さん がん細胞が出すサイトカインや手術などの治療によって慢性的な炎症が体内で起こることが、がん患者さんの体重減少の原因の1つになっています。体重減少は、がん治療を完遂し維持するために必要な体力の低下につながります。がん患者さんの体重が増えたという報告もあるEPAの効果とはどんなものなのでしょうか。治療の効果を高め生き生きと暮らすためのがん免疫栄養。炎症を抑え体重を維持が...

詳細はこちら