検査・治療法

ハーセプチンとガンマ・デルタT細胞療法の相性 抗がん剤の効果が薄れた転移性乳がん、免疫細胞治療で好転

2012年3月

乳がんが再発したため、薬物療法をしていたが、効果が薄れ、遠隔転移を起こした患者さんに免疫細胞治療(ガンマ・デルタT細胞療法)が功を奏した症例を紹介します。 1人ひとりの患者さんにとってベストな選択を──今回、いくつかの免疫細胞治療のうち、ガンマ・デルタT細胞療法を選択した理由は? 神垣 この療法は免疫細胞治療のひとつで、がん細胞を攻撃するガンマ・デルタT細胞を体外で活性化・...

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余命半年の状況から長期生存中 化学療法の効きにくい卵巣がんに対する樹状細胞ワクチン療法の有効症例

2012年2月

左から神垣隆さん、竹田省さん、後藤重則さん 〔出席者〕 竹田 省  順天堂大学医学部産婦人科学講座教授 後藤重則  瀬田クリニック東京院長 神垣 隆(司会)  瀬田クリニックグループ臨床研究センター長/  神戸大学大学院医学部非常勤講師 がんの先進治療として注目されている「免疫細胞治療」。その最前線をこれからがん種ごとに取り上げて報告していきます。第1回目は、卵巣がんに対する樹状細胞ワ...

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がん細胞だけを狙い撃ちする放射線療法「ホウ素中性子捕捉療法」

2012年2月

「ホウ素中性子捕捉療法はがんに期待できる効果が出ているので、次は加速器の完成が目標」と語る 山本哲哉さん 放射線治療は、いかにがん細胞だけに放射線を集中させるかが課題。ホウ素中性子捕捉療法は、がん細胞に集積したホウ素と中性子を反応させて、がん細胞を選択して殺す、全く新しい形の放射線療法だ。 中性子とは?「ホウ素中性子捕捉療法」といっても、初耳の人が多いはず。しかし、筑波大学付属病院脳神経外科講師...

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患者さんと会話しながら、脳機能を確かめつつ行う驚異の脳腫瘍手術

2012年1月

「情報誘導手術で腫瘍摘出範囲を安全に、正確に決定できるように なりました」と話す 村垣善浩さん 脳腫瘍は、後遺症を残さず、腫瘍をできる限り摘出するのが目標。そこで、腫瘍の完全摘出を目指して東京女子医科大学では、脳神経外科と先端生命医科学研究所が手を組み、「情報誘導手術」を開発した。同科教授の村垣善浩さんによると「腫瘍の90パーセント以上を摘出できるようになり、生存期間が延長している」という。イン...

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再発予防治療としてがんの完治をめざす樹状細胞ワクチン療法 がん個別化医療の基盤的治療として、期待高まる免疫細胞治療

2012年1月

患者さん1人ひとりにあわせた 治療を提供することががんの 克服に繋がると話す 神垣隆さん がん再発予防治療の新しいアプローチとして、免疫細胞治療が注目されています。 身体への負担が少なく、副作用もほとんどないといわれる免疫細胞治療。 その中でも高い再発予防効果が望める樹状細胞ワクチン療法の最新の取り組みをレポートしました。自己の「免疫」の力でがんを叩く治療法現在、がんの治療は、手術療法、放射線...

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再発予防こそ体にやさしい治療を 肝がんの再発予防に期待される免疫細胞治療

2012年1月

ラジオ波焼灼療法と免疫細胞治療で再発肝がんに挑む 森安史典さん 肝がんは再発しやすいがんです。そのため、治療と同時にいかに再発予防を行うかが重要です。これまでは再発予防の手段として手術などの治療後に抗がん剤の投与が行われてきましたが、副作用が問題でした。副作用の少ない再発予防の手として期待されているのが免疫細胞治療です。 ウイルス感染が原因日本において、肝がんは年間約3万5000人が発症して...

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肝がんに対する新しい治療戦略 肝動脈塞栓術+樹状細胞ワクチン療法で再発リスクを減らす

2012年1月

樹状細胞ワクチン療法と肝動脈 塞栓療法で効果をあげている 中本安成さん 今年のノーベル医学・生理学賞受賞者の1人は、樹状細胞を見出したラルフ・スタインマン氏です。亡くなる前、自ら発見した樹状細胞を使った免疫療法を受けていたことでも注目されました。実はこの治療、日本でも研究が大きく進んでいるのです。肝がんは再発しやすい肝がんの特徴の1つは再発率が高いことです。たとえ早期発見し、治療ができたとしても...

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失った声が簡単に蘇る!気管食道シャント法

2011年12月

「気管食道シャント法が、 患者さんの選択肢の1つとなる ことを期待しています」と話す 塚原清彰さん 治療のためとはいえ、声を失うことは患者さんにとって大きなダメージだ。ここに新たな選択肢として登場したのが、人工喉頭(気管食道シャント法)。東京医科大学八王子医療センター頭頸部外科講師の塚原清彰さんは「ほとんど練習する必要もなく、装着してすぐに声を出せるのが最大のメリット」と、話している。 喉頭摘出で...

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乳がんに追いつけ!胃がんでも、センチネルリンパ節生検の時代へ

2011年11月

「いつかセンチネルリンパ節に転移のない早期胃がんは内視鏡治療で治るようになることが目標」と話す竹内裕也さん 乳がんなどで一般的になっているセンチネルリンパ節(見張りリンパ節)生検。慶應義塾大学病院では、これを早期胃がんに応用している。外科講師の竹内裕也さんは、腹腔鏡下手術と組み合わせることで「センチネルリンパ節に転移がなければ、小さな傷で無駄なリンパ節郭清を省き、胃の切除範囲を縮小することが可能...

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新動注療法で、治療法がなかった乳がん皮膚転移を救う!

2011年10月

「乳がん皮膚転移に苦しむ患者さんのために、全国に動注化学塞栓療法が広まって欲しい」と話す滝澤謙治さん 乳がんの皮膚転移が進行すると、患部が崩れ、悪臭を放ち、患者さんにとって大変つらい病気となる。しかもこれまで有効な治療法がなかった。しかし、そこに大きな希望となる治療法が現れた。聖マリアンナ医科大学の滝澤謙治さんが動注療法に工夫を凝らし、この皮膚転移に救いの道を拓いた。 胸の動脈を塞栓 [乳房周辺の...

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