検査・治療法

保湿ケアと早めの休薬・減量で症状は改善 早めの対策が治療継続につながる!手足症候群の予防と対策

2011年4月

千葉県がんセンター 薬剤部上席専門員の 浅子恵利さん 抗がん剤の影響で、手足に炎症や痛みが集中的に起こる手足症候群。「重症化すると物を持てなくなったり、歩けなくなったりして、 日常生活が困難になります」。こう指摘するのは千葉県がんセンター薬剤部上席専門員の浅子恵利さん。 早めに対処することが、翻って抗がん剤治療の継続につながると浅子さんは話しています。 手足の炎症や痛みで持てない、歩けない!...

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皮膚障害が出るのは薬が効いている証拠。前向きにとらえてケアしよう タルセバによる皮膚障害は正しい治療とセルフケアで乗り越えよう

2011年4月

聖路加国際病院皮膚科 ・形成外科外来 アシスタントナースマネージャーの 金児玉青さん タルセバなどのEGFRチロシンキナーゼ阻害剤には、副作用として皮膚障害がみられます。しかし、これは治療効果が表れている証。 ここでは皮膚症状を上手にコントロールするための治療法やセルフケアの方法について解説します。 皮膚障害は治療効果の証分子標的薬の1つに上皮増殖因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害剤...

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子宮体がんMRI検査 影が淡く、丸くなければ、子宮体がんと判別する

2011年3月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 50歳の女性Dさん。子宮筋腫のため、以前からたびたび不正出血があった...

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骨転移の激痛に即効 「骨セメント療法」を進化させたISOP法

2011年3月

聖マリアンナ医科大学 放射線医学講座教授の 滝澤謙治さん 骨転移の痛みが治療後たった2時間ほどで消える骨セメント療法。動けなかった人が歩けるようになるなど治療効果は著しい。ここにエックス線透視装置の特徴を生かして、より短時間で安全にセメントを注入するISOP法を開発したのが、聖マリアンナ医科大学放射線医学講座教授の滝澤謙治さんだ。 肺から脊椎に転移 骨セメント注入療法にISOP法を用いること...

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光るがんをとらえ、取り残しや再発の芽を摘むICG蛍光検査法

2011年2月

国際医療福祉大学 三田病院外科・ 消化器センター准教授の 首村智久さん 最近、肝臓がんの新たな術中検査法として注目されているのが、ICG蛍光検査法と呼ばれる方法だ。肝臓がんに蓄積して蛍光を発するICGの性質を利用して手術中に特殊カメラでがんをとらえて取り残しを防ぐのだ。 大腸がんの肝転移を切除し、完治を目指す 朝9時過ぎ、65歳の患者さんは車イスに乗って手術室に現れた。笑みを浮かべて挨拶する...

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がんのサプリメントを選ぶ際の2つのポイント サプリメントの選び方の正しい基準

2011年2月

金沢大学大学院医学系研究科 臨床研究開発補完代替医療学講座 特任教授の鈴木信孝さん “がんに効く”といわれるサプリメントが巷に溢れる中、どれを選べばいいのか頭を抱える人も多いだろう。 その場合、選択基準として重視したいのが「安全性」と「ヒトに対する臨床研究」だ。 この2つをクリアするサプリメントは数少ないが、その1つとして、シイタケ菌糸体が今、脚光を浴びている。 体力や免...

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サプリメント選びのポイントは臨床試験を行っているかどうか サプリメントはがん治療に役立つか? 最新徹底検証

2011年2月

早稲田大学先端科学・ 健康医療融合研究機構 客員准教授の 大野智さん 銀座東京クリニック院長の 福田一典さん    最近では、サプリメントについてもエビデンスが重視され、臨床試験が進められている。 しかし、がんを改善する“ 抗がん効果” が認められたものはいまだ皆無に等しい。 ただし、副作用の軽減やQOL(生活の質)の向上など、がん医療を補完す...

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食事と運動の重要性を示したエビデンスも がん治療の効果を高めるためにも食事は重要!

2011年2月

爽秋会 クリニカルサイエンス研究所代表の 瀬戸山修さん がんになってから食事に気をつけたいと思う人は多い。 しかし、具体的にどんな食事を、どのように食べたらいいのかとなると、なかなか難しい。 食事に関するさまざまな情報が飛び交う中、きちんとしたエビデンス(科学的根拠)のある食事は何か――これを機会に整理しよう。 がんと食事に関する基本的な考え方 がんの治療法というと、手術、化学療法、放...

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食事は栄養のためだけではない! がんと闘う自信や希望をも生む がん医療の現場で見直される「口から食べる」大切さ

2011年2月

千葉県がんセンター センター長の 中川原章さん もし口からものが食べられなくなったら……。なんて味気ない、なんて楽しみのない人生だろうか。 これはがん患者さんにとっても同じだということが、今がん医療の現場で再認識されだしている。 食べられない患者さんにも、食べられるように食材や調理法に工夫を凝らす努力が行われ出したのだ。 「食べる」ことから始まるがんとの闘い 人は食べることで生命を、健...

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「食べられるものを食べればいい」と気軽に考えよう 抗がん剤・放射線治療中でも食事の工夫次第で無理なく食べられる

2011年2月

静岡県立静岡がんセンター 栄養室長の 稲野利美さん 抗がん剤治療や放射線治療中の患者さんやご家族の多くが、さまざまな副作用のため食べられないことに悩んでいる。 そこで、静岡県立静岡がんセンター栄養室長の稲野利美さんに、副作用の症状別の、食べられないときの食事の工夫を伺った。 「がん患者の食事は特殊」と考えられているが…… 抗がん剤治療(化学療法)や放射線治療には、さまざまな「食べられな...

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