検査・治療法

進行大腸(直腸)がん 内視鏡検査+注腸エックス線検査 内視鏡+注腸エックス線検査で「進行がん」を見抜く

2010年1月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 62歳の男性Qさん。半年ほど前から、便に血が混じるようになる。長年患...

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確定診断のプロ、病理医が患者の前で語り始めた

2010年1月

日本医科大学付属病院 病理部教授の 土屋眞一さん これまで、患者の前に姿を見せることがなかった病理医。しかし、病理医の診断によって治療方針が決まるなど、病理医は非常に重要な役割を果たしている。そこに着目した患者側の要請もあって、いよいよ病理医が表舞台に出てきた。患者の素朴な疑問に答えようと、患者の前で説明をしだしたのだ。 「これがあなたのがんです」 「へえー 初めて見ました」 じっくり1時間...

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苦情の嵐の中から考え出された「坊っちゃん食」「漱石食」「マドンナ食」 患者さんの「食べたい」願いを叶えた「副作用対策食」

2009年12月

独立行政法人国立病院機構(NHO) 東京医療センター栄養管理室長の 石長孝二郎さん がん治療中の患者さんは副作用のために食事が摂れない人が多い。患者さんにとって「食べる」こととは、生命の維持としてばかりか、生活上の喜びであり、がんと闘う精神的な励みにもなる。ところがこの問題はこれまで放置されたままであった。 患者さんの「食べられない」苦しみに目を向け、生み出されたのが「副作用対策食」だ。そ...

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抗がん剤治療中でも楽しく食べられる「副作用対策食」誕生秘話

2009年12月

選べて食べられてほっとして、患者さんの表情が変わる! 栄養管理室長の河内啓子(左)さんと調理師長の立田秀義(右)さん。ここでは管理栄養士、栄養士、調理師の全員が副作用対策食のアイデアを出して、試作し、メニュー作りが行われている 四国がんセンターの病院食で驚くのは、いろいろなセットがいくつもつくられ、患者さんの要望に迅速に応えられようになっていることだ。抗がん剤による食欲不振や吐き気で食べら...

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四国がんセンター直伝! 家で簡単に家族も一緒に食べられる副作用対策食レシピ

2009年12月

「家にある食材で、だれでも簡単に、家族みんなで楽しめる」をモットーに考案された「副作用対策食」。それだけに、とても簡単。 また、家族も美味しく、一緒にいただけます。四国がんセンター栄養管理室発のレシピの数々をまとめました。 お食事でお悩みのあなたへ ★食欲アップの10ポイント 臭いの少ない主菜(卵・豆腐・肉加工品・魚加工品) みずみずしい果物(季節感を取り入れて) 香味野菜(青しそ・みつば・し...

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進行大腸(結腸)がん/内視鏡検査+注腸エックス線検査 隆起、ただれ、潰瘍、出血、そして、りんごの芯の形状に着目

2009年12月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 43歳の女性Gさん。頻繁に便秘が起こり、お腹が張って苦しく、腹痛を伴...

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患者も家族も早期の段階で救急症状に気づくことが大切 大きく遅れている。がんによる急変には、「がん救急医療」を

2009年12月

四国がんセンター院長の 新海哲さん がんは、時に急激に生命を脅かす症状をもたらす。そのとき、がんに熟知した専門医が緊急対応しなければとんでもないことになる。 これが「がん救急医療」だ。しかし、日本はまだその体制が十分に整っていない。 がんによる急変にはどのように対処したらいいのか、また患者さんはそのために何を心得ておくべきなのか。 がん治療にも救急医療が必要 救急医療というと、多くの人は...

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人間以上に細かい縫合技術などをこなし、手術水準をレベルアップする ロボット手術で、より患者さんにやさしい治療を

2009年12月

九州大学大学院医学研究院 先端医療医学教授の 橋爪誠さん 内視鏡以上に体への負担が少なく、安全性が高いと注目されている内視鏡ロボット手術。アメリカでは、すでに前立腺がん手術の大半がロボット手術(ダヴィンチ)で行われています。このロボット手術をいち早く臨床に取り入れているのが、九州大学大学院医学研究院先端医療医学教授の橋爪誠さんです。ロボット手術の現状とその利点について聞きました。 内視鏡の限界...

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EPAががんによる炎症を抑え、QOLを改善 「あきらめないがん治療」を支える新たな栄養療法

2009年11月

三重大学大学院医学系研究科 消化管・小児外科 准教授・病院教授の 三木誓雄さん がんという病気は不思議だ。同じ部位、同じ時期に生じたがんでも、その進行は人によって異なる。 実は、この進行に炎症が密接に関係していることが明らかになり、それを抑える方法として今、青魚に多く含有している栄養素のEPA(エイコサペンタエン酸)に注目が集まっている。 がんは炎症によって増殖している がんは、不思議...

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乳がん/マンモグラフィ検査(3) 白い影が等間隔ではなく、偏って集まる傾向に着目

2009年11月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 58歳の女性Lさん。乳房に触れると、左が右に比べて硬いことに気付き、...

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