検査・治療法

アバスチン特有の副作用と抗がん剤の副作用の両方に対応 非小細胞肺がん薬物療法の副作用とその対策

2010年6月

兵庫県立がんセンター 呼吸器内科部長の 里内美弥子さん アバスチンを含む併用化学療法で、好中球減少の副作用は高頻度に見られるが、手洗いなどで感染に注意すれば、深刻な発熱性の好中球減少症に発展するケースは必ずしも多くない。 アバスチン特有の副作用では高血圧があるので、家庭で血圧をチェック。たとえ高くなっても、降圧薬でコントロール可能だ。 アバスチンの副作用と抗がん剤全般の副作用 分子標的薬...

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オピオイドを適切に使うことで元気になり、意欲的に化学療法に取り組める 疼痛コントロールはがん治療の早い時期から始めるのが効果的

2010年5月

みやぎ県南中核病院副院長の 蒲生真紀夫さん 疼痛治療の必要性は徐々に認識されるようになってきたが、まだ十分とはいえない。痛みの状況に合わせ、早い段階からでもオピオイドを使うことが大切だ。適切な疼痛治療が、化学療法に好影響を及ぼすこともある。 オピオイドの消費量はアメリカの10分の1 がんの患者さんに対し、十分な疼痛治療が行われていないということが、ここ数年話題になってきた。それによって、状況...

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フローズングローブの着用で障害が軽減し、QOL向上、治療も完遂 対策はある! 抗がん剤治療による爪障害のケア

2010年5月

東京慈恵会医科大学 腫瘍・血液内科教授の 小林 直さん 東京慈恵会医科大学付属病院 外来化学療法室看護主任の 立身玲子さん 抗がん剤によっては、思わぬ副作用に見舞われることがあります。そんな副作用の1つが爪障害です。 爪障害の発症を遅らせたり、改善できるという、フローズングローブによる冷却法とは? 増えている爪障害 複数の抗がん剤を組み合わせる多剤併用療法が抗がん剤治療の主流とな...

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卵巣がん(境界悪性腫瘍)CT検査 卵巣や充実成分の大きさを良性・悪性判別の目安にする

2010年5月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 76歳のUさん。腹部の膨満感がとれず、近くの病院の婦人科にて受診。超...

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限られた生を、いつもと同じありふれた日常の中で過ごしたい 家族のあたたかな「気配」のそばで――在宅緩和ケアを訪ねる

2010年5月

立川在宅ケアクリニック院長の井尾和雄さん 残された日々を病院で過ごす患者さんがほとんどだ。その中にあって、在宅で最期を過ごすことを決めた患者さんがいる。これまで1,300人からの患者さんを在宅で看取ってきた立川在宅ケアクリニック院長の井尾和雄さんに同行取材した。そこには、家で過ごす患者さんと家族との間に生まれるさまざまな人生ドラマがあった。 最期までとっておきたい「ゼロ戦づくり」 東京、立川市...

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粒子技術が生み出す究極の「体に優しい」陽子線治療

2010年4月

静岡県立静岡がんセンター 陽子線治療科部長の 村山重行さん 20メートルの装置の中で光速近くに加速して作られる陽子線をがんに照射して行う、陽子線治療。その巨大でダイナミックな装置からは、「体に優しい治療」はすぐには想像できない。しかし狙った腫瘍だけを照射し、周辺臓器に影響を及ばさない、患者の負担を最小限にする治療なのだ。 診療放射線技師がコンピュータ画面を見つめ、陽子線照射をコントロールす...

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卵巣がん(漿液性嚢胞腺がん) MRI検査 充実成分が多く、不整な形をしていれば、がんを疑う

2010年4月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 54歳のIさん。腹部の膨満感がとれず、下腹部がやや膨らんできたことに...

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日本の医師はなぜ、無意味な検診をいつまでもやるのか 視触診では見つけられない。乳がん検査の主役はマンモグラフィだ!

2010年3月

癌研有明病院乳腺センター長の 岩瀬拓士さん 乳がんの検診というと、視触診を思い浮かべる人は少なくなかろう。“がん検診後進国”日本の象徴と言える検査である。 欧米では40年も前から導入されているマンモグラフィを中心とした検診が、ようやく日本でも普及し始めている。 視触診は今や“過去の遺物”と心得るべきだ。 意味のない視触診のみによる検診 欧米と比べて日本はがん検診後進国といわれている。その実情を象...

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子宮体がん MRI検査 ぶ厚い内膜、腫瘍に濃淡やモザイク模様などががんの特徴

2010年3月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 63歳のOさん。不正出血が続き、近くの病院の婦人科にて受診。子宮体が...

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進行がん患者さんに希望を与える東大医科研版がんペプチドワクチン療法

2010年3月

東京大学医科学研究所 ヒトゲノム解析センター長の 中村祐輔さん 人間の体にはもともとがん細胞を攻撃する免疫細胞である細胞傷害性T細胞(CTL)がある。しかし、増殖したがんを殺すには量が少なすぎる。それを大量に増やし、がんを攻撃するために開発されたのが、がんペプチドワクチンだ。これが今、膵がん、食道がん、大腸がんなど、13種類に及ぶがんで臨床研究・臨床試験が行われている。 培養した食道がん...

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