検査・治療法

多発性骨髄腫 CT検査 黒い影の輪郭がギザギザなのが骨髄腫の特徴

2010年9月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 62歳の男性Rさん。全身倦怠感があり、背中のあちこちに痛みを感じるよ...

詳細はこちら

大阪大学病院補完医療外来が進める食品、鍼灸等の臨床試験結果 免疫がカギを握る補完代替医療、何がよいか

2010年9月

大阪大学大学院医学系研究科 生体機能補完医学講座教授の 伊藤壽記さん エビデンス(科学的根拠)が乏しいとされてきた補完代替医療にも、最近は少しずつだが臨床試験が行われだしている。 その道を切り拓こうとしている大阪大学病院を例に、補完代替医療の偽らざる現在の姿を見てみよう。 大学病院内に補完医療外来 手術や放射線などの現代医療を補ったり、取って代わったりする医療のことを補完代替医療という。機能性食...

詳細はこちら

膵がんなどの難治がんでも効果が…… WT1ペプチドを用いた樹状細胞ワクチン療法の最新成果 がん免疫療法の新たな幕開け! がん治療ワクチン最前線

2010年9月

セレンクリニック神戸院長の 横川潔さん 2010年5月、免疫療法に画期的な出来事が起こった。米国において、がんの治療用ワクチンが初めてFDA(米国食品医薬品局)により承認されたのだ。しかし、日本にはそれよりもさらに進んだワクチン療法、免疫細胞療法が行われている。それを紹介しよう。 免疫療法の新時代がいよいよ幕を開けた がんの免疫療法は、手術、化学療法、放射線療法などの標準療法に続く第4の治...

詳細はこちら

抗がん剤や放射線が無効の卵巣がんや子宮がんで、がんの増殖が長期間止まった 婦人科がんでも有望視されるWT1ワクチン療法

2010年9月

大阪府立成人病センター 婦人科診療主任の 宮武崇さん さまざまながん免疫療法が登場する中、がんワクチン療法は2010年5月、「高度医療」に認定された。 国が一定の有効性を評価したわけで、がんの新たな治療法として期待されている証しといえる。 現時点で最も有望ながんワクチン療法といわれる「WT1ワクチン療法」では、婦人科がんでも着実な成果が出始めている。 免疫を利用してがんを攻撃させる 人体に...

詳細はこちら

肺がん手術後の維持療法で生存期間が延長 甦ったBCG-CWS療法の効果と限界

2010年9月

大阪府立成人病センター副院長の 児玉憲さん BCG-CWS療法が生まれたのは、なんと1970年代にさかのぼる。それから半世紀近くがたった今、がん医療においてこの免疫療法は新たな地位を築き上げようとしている。甦った免疫療法のその理由を探る。 BCG-CWS療法が生まれた背景 「BCG」と聞けば「あの結核の?」と学校での集団予防接種を思い浮かべる人も多いだろう。なぜその結核菌ががん治療に使われ...

詳細はこちら

進行・再発肺がんは生存期間が延長、頭頸部がんは縮小 免疫システムを総動員してがんを叩くNKT細胞療法

2010年9月

千葉大学大学院医学研究院 免疫発生学教授の 中山俊憲さん 自ら抗腫瘍効果を発揮するとともに、免疫システムを総動員してがんを集中攻撃するNKT細胞。 NKT細胞を用いたがん免疫療法が、進行・再発した肺がんや頭頸部がんに対する臨床試験で注目すべき成果を上げています。 副作用が少ないという利点もあり、今後の臨床への応用に期待が高まっています。 わずかしか存在しないがん免疫の要 NKT細胞は、白血球...

詳細はこちら

類上皮血管内皮腫 CT検査 骨髄の黒さの濃淡でがんを見分ける

2010年8月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 46歳の女性Tさん。右の上腕部から鎖骨付近にかけて痛みがあり、挙手を...

詳細はこちら

安全で、体への負担が小さい手術を実現したミニマム創・内視鏡下手術

2010年8月

東京医科歯科大学医学部 泌尿器科教授の 木原和徳さん 通常の手術と内視鏡手術のいいところを取り入れた、泌尿器のミニマム創・内視鏡下手術。切開は、5センチ前後の1カ所だけ行い、二酸化炭素も使わない。東京医科歯科大学泌尿器科で開発されたこの手術は今、海外でも高く評価され始めている。 切開はたったの1カ所 二酸化炭素も使わない 腎がんのミニマム創内視鏡下手術を行っている最中。手術が映し出されるモ...

詳細はこちら

悪性線維組織球腫 CT検査 骨の位置がずれているのは巨大な腫瘍に押された証し

2010年7月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 62歳のYさん。1年ほど前から左背部が痛み出す。そのうちよくなると思...

詳細はこちら

副作用対策を十分行い、治療を遂行しよう 早期発見で対処する分子標的薬特有の副作用

2010年6月

防衛医科大学校病院 腫瘍化学療法部副部長の 市川度さん 分子標的薬は、今まで治療が難しかった患者さんに希望をもたらす一方で、今まで知られていなかった特有の副作用があることも 徐々にわかってきました。副作用対策を十分に行い、きちんと治療を続けることが大切です。 大腸がん分子標的薬のいま 大腸がん治療の中で、化学療法の果たす役割は、近年とみに大きくなっています。 抗がん剤の種類やレジメン...

詳細はこちら