検査・治療法

もっと知って欲しい。痛みを取る治療はたくさんあることを 痛みは、我慢するのが美徳ではない。きちんと訴えていこう

2007年5月

かわごえ こう ホームケアクリニック川越院長。1947年山口県生まれ。東京大学医学部卒。茨城県立中央病院産婦人科医長、東京大学講師、白十字診療所在宅ホスピス部長を経て、1994年より6年間、賛育会病院長を務め退職。2000年6月、自らのクリニックを開業すると同時に、在宅ケア支援グループ・パリアンを設立。在宅ホスピス協会顧問。聖マリアンナ医科大学客員教授。帝京大学医学部非常勤講師。著書に『生と死のは...

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がん治療医の痛み治療に関する知識不足、経験不足が患者を苦しめる 痛みに苦しむがん患者は、なぜこんなに多いのか

2007年5月

駿河台日本大学病院病院長の 小川節郎さん がんの痛みをなくす治療法は、きちんと確立したものがある。未承認抗がん剤のように、海外にあるわけではない。日本国内にあり、しかも日常の診療現場で使用されている。にもかかわらず、痛みに苦しんでいる患者さんがたくさんいるのは、なぜなのか。 どうして患者さんは痛みを取ってもらい、苦しみから解放してもらえないのだろうか。 痛みが激しく、治療どころじゃな...

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聞いて欲しい! がん患者が訴える「私の痛み」

2007年5月

ケース1  池田篤子さん(61) 「冬は少々憂鬱な季節」と語る 池田篤子さん 痛む場所 右側肋骨 原因 骨転移 「寒くなると、肋骨がズキズキ痛み出します。『また、来たな』という感じです」 乳がん(腫瘍の大きさ3センチ未満) 1997年秋手術(乳房温存)、放射線治療を行う→98年脳、肺に転移。放射線治療、化学療法→99年再び脳に転移。開頭手術を行う 池田篤子さんにとって冬は少々憂鬱な...

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誤解だらけのがんの痛み治療 「痛み治療」に対する正しい理解が治療効果、延命効果にも影響を及ぼす

2007年5月

星薬科大学薬品毒性学教室教授の鈴木 勉さん がんによる痛みは全患者の3分の1に発生し、半数は強い痛みを感ずる、という調査結果がある。この痛みを取り除く治療法は確立されており、WHO(世界保健機関)によって推奨されている。ところが日本においては、往々にしてその治療が十分になされていない。その背景には、痛み治療で使用される医療用麻薬に対する医師・患者双方の誤解、偏見、無理解がある。そのどこに間違いがあ...

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鎮痛薬の特性、長所、短所、使い方 がんの「痛み治療」に用いられる鎮痛薬全書

2007年5月

埼玉医科大学客員教授の 武田文和さん がんの痛みに対しては、WHO(世界保健機関)方式の治療法が採用され、世界中で大きな成果を上げている。 治療の中心となるのは、モルヒネなどのオピオイド鎮痛薬を用いる薬物療法だ。 がん疼痛治療では、痛みが完全に消えることで、初めて患者の恐怖と不安が解消する。 疼痛治療に使われる鎮痛薬について解説しよう。 がんの痛みは消すことができる がんにな...

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痛みの治療を上手に受けるために 痛みのない人生を送るにはどうしたらよいか

2007年5月

がん対策情報センター 情報・統計部 がん医療情報サービス室長の 的場元弘さん どうしたら、痛みのない人生を送ることができるのだろうか。 もちろん、十分な痛みの治療を受ける必要があるが、その前に患者さん自身ができることは何か。 日本では、昔から我慢することが美徳とされてきたこともあって、少々の痛みなら医師に訴えない患者さんが多い。 緩和医療の専門医、的場元弘さんは、まずは、そこから打破...

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広島県緩和ケア支援センターデイホスピス 症状や不安をとり、人との交流を楽しむ国内第1号のデイホスピス

2007年4月

「日帰り緩和ケア」と「ホスピスケア」のエッセンスを融合し、患者の在宅生活をサポート 「緩和ケア支援センター」の中はリラックスできる空間が広がっている 「緩和ケア」という言葉に抵抗のない人はいないといっても過言ではない。 「緩和ケア病棟」と聞くとなおさらだろう。がんになった時点で精神的痛みや社会的痛みなど、なんらかの痛みを患者は抱えるとされ、早い段階から専門家による「全人的な緩和ケア」の必要性...

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大腸がん・大腸内視鏡 ゴツゴツした隆起に白く濁った表面が、がんの特徴

2007年4月

もりやま のりゆき 1947年生まれ。1973年、千葉大学医学部卒業。米国メイヨークリニック客員医師等を経て、89年、国立がん研究センター放射線診断部医長、98年、同中央病院放射線診断部部長で、現在に至る。ヘリカルスキャンX線CT装置の開発で通商産業大臣賞受賞、高松宮妃癌研究基金学術賞受賞。専門は腹部画像診断 患者プロフィール 63歳の男性。3年ほど前から、度々便に血が付着するサインがあったが、...

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抗がん剤の副作用対策 PART2 その軽減法と乗り切り方

2007年4月

なかじま かずこ 1988年国立療養所兵庫中央病院付属看護学校卒業後、同病院外科病棟、千葉県がんセンターの勤務を経て、02年静岡県立静岡がんセンター呼吸器科病棟副主任。 同年がん化学療法看護認定看護師取得。 03年同センター呼吸器科病棟副看護師長、05年血液幹細胞移植・小児科病棟勤務。抗がん剤でどんな副作用が起こる?副作用メモをつけて、自分のパターンを知る「抗がん剤による副作用は、抗がん剤の種類や...

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治癒力を引き出す がん漢方講座 第14話 冷えは治癒力を低下させる

2007年4月

ふくだ かずのり 銀座東京クリニック院長。昭和28年福岡県生まれ。熊本大学医学部卒業。国立がん研究センター研究所で漢方薬を用いたがん予防の研究に取り組むなどし、西洋医学と東洋医学を統合した医療を目指し、実践。 がん患者さんに多い冷え性 「冷え」とは、末梢の血管が収縮して皮膚に流れる血液が不足し、手足や腰や背中などが冷たく感じる状態で、「冷え症」という病名が使われます。冷え症の状態が長く続いていて、...

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