副作用はこうして乗り切ろう!「味覚障害」
2015年10月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療をすると、かなりの割合で味覚に異変を感じます。原因の多くは神経障害。有効な治療法はありませんが、治療...
抗がん薬治療
2015年10月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療をすると、かなりの割合で味覚に異変を感じます。原因の多くは神経障害。有効な治療法はありませんが、治療...
2015年9月
「患者さんが自ら副作用をコントロールする方法を身につけていただければと思います」と話す加藤晃史さん EGFR(上皮成長因子受容体)遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんの治療には、イレッサ、タルセバに加え、第2世代のジオトリフも使われるようになった。ジオトリフの副作用には下痢、口腔粘膜炎(口内炎)、皮膚症状などがあげられる。そこで、副作用対策の情報提供を積極的に行っている専門医に、下痢対策を中心に伺った。...
2015年9月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 吐き気や感染症に比べたら、皮膚の症状なんてまだマシ……仕方がない。そう言い聞かせて、つらい症状を我慢してはいませ...
2015年8月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 感染を怖れるあまり、やりたいことを諦めて、家に閉じこもっていませんか? 抗がん薬治療で抵抗力が落ちる時期は、おお...
2015年7月
「新規治療薬のこの1~2年の投与実績から、よりよい活用法が見えてきました」と話す水沼信之さん 治癒切除不能の進行・再発大腸がんの治療は、分子標的薬の登場で飛躍的に向上している。それでも3次治療、4次治療の段階になると治療薬がない状態になっていたが、2013年に分子標的薬スチバーガ、14年に抗悪性腫瘍薬ロンサーフが新たに加わって選択肢が増え、最適な治療を続けることができるようになってきた。 相次ぐ分...
2015年7月
「なかなか分子標的薬が登場しなかった胃がん領域において新薬が承認されたことは1つの進歩と言えるでしょう」と語る朴成和さん 手術による切除が困難と判断された進行・再発胃がんの化学療法に、ファーストラインではエルプラット(2015年3月承認)、セカンドラインでは分子標的薬のサイラムザ(同)が加わった。かつて胃がんは抗がん薬が効きにくいがんと言われたが、着実に治療の選択肢が広がりつつある。 入院せずに外...
2015年7月
胃がんの怖さに腹膜播種がある。決して珍しい症状ではなく、胃がんでの死亡者のうち、半数近くが腹膜播種に苦しむとされている。これまでは化学療法を受けても予後が悪いとされてきたが、近年は新しい併用療法の研究が進んでいる。その中でも、とくに注目されているのが、パクリタキセルなどを用いた腹腔内投与併用療法。この併用療法に2006年から取り組んでいるのが東京大学医学部附属病院腫瘍外科。本誌では、これまでにも数...
2015年7月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療をやめたくないから、医師にしびれがつらいと言えない……そんな葛藤を抱えていませんか? 特効薬はなくと...
2015年6月
やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療はひどい吐き気を伴う、と決め込んでいませんか? 今は、治療前に適切な制吐薬を使うことで、吐き気そのも...
2015年5月
国立がん研究センター中央病院(病院長:荒井保明氏)は3月16日会見を開き、国内初となる通院で第Ⅰ相試験を含む治験を行える「第2通院治療センター」を開設、3月23日より本格始動をすると発表した。 治験に参加したいが入院がネックに 現在、海外の主ながんセンターでは、第Ⅰ相試験を含む多くの治験を外来で実施しているが、日本では設備・体制の整備が遅れており、とくに第Ⅰ相試験は約1カ月入院して行っているのが現...