検査・治療法

抗がん薬治療

副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中のしびれ」

2015年7月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療をやめたくないから、医師にしびれがつらいと言えない……そんな葛藤を抱えていませんか? 特効薬はなくと...

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副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中の吐き気」

2015年6月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬治療はひどい吐き気を伴う、と決め込んでいませんか? 今は、治療前に適切な制吐薬を使うことで、吐き気そのも...

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国立がん研究センター中央病院が「第2通院治療センター」を開設

2015年5月

国立がん研究センター中央病院(病院長:荒井保明氏)は3月16日会見を開き、国内初となる通院で第Ⅰ相試験を含む治験を行える「第2通院治療センター」を開設、3月23日より本格始動をすると発表した。 治験に参加したいが入院がネックに 現在、海外の主ながんセンターでは、第Ⅰ相試験を含む多くの治験を外来で実施しているが、日本では設備・体制の整備が遅れており、とくに第Ⅰ相試験は約1カ月入院して行っているのが現...

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医師や認定薬剤師に相談して、正しい漢方薬の使い方を

2015年5月

「患者さんが症状を教えてくれることが大切」と話す伊東俊雅さん 漢方薬に抵抗感を持つ医療関係者や患者さんは多い。しかし、医師や薬剤師による適切な薬剤の選択があれば、抗がん薬治療などによる副作用を大きく減らすことができる。治療と副作用ケアは表裏一体だ。漢方薬の正しい使い方について専門家に聞いた。 治療を効果的に、長く続けるために 図1 がん患者さんにみられる症状 「抗がん薬や分子標的薬などの相次ぐ発売...

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手術や抗がん薬投与前からの漢方薬服用も有効

2015年5月

「紫雲膏は分子標的薬による手足症候群にも有効です」と話す林 明宗さん がんに対する漢方薬による治療というと抵抗感がある人もいるかもしれないが、抗がん薬治療や放射線治療の合併症の緩和には有効なことが多く、保険適用で受診できる。がん領域における漢方医療で先駆的な取り組みを続ける神奈川県立がんセンターの現況を聞いた。 県立がんセンターに「漢方サポートセンター」開設 がんにおける漢方治療というと、保険がき...

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副作用はこうして乗り切ろう!「抗がん薬治療中の口内炎」

2015年5月

やまだ みつぎ 千葉県がんセンター看護局通院化学療法室看護師長。2006年日本看護協会がん化学療法看護認定看護師認定。11年聖隷クリストファー大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)。同年、がん看護専門看護師認定。13年より現職。日本がん看護学会、日本臨床腫瘍学会、日本看護研究学会所属 抗がん薬、分子標的薬、放射線治療による副作用対策のポイントを、がん化学療法認定看護師、がん看護専門看護師の山田み...

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トリプルネガティブ乳がんに、PARP阻害薬、PD-1阻害薬などの新薬も登場

2015年4月

「トリプルネガティブ乳がんでは、思いがけない治療法が効くこともあるので、希望を持って治療を続けていただきたい」と語る向井博文さん ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)受容体、HER2タンパク受容体がいずれも陰性のトリプルネガティブ乳がん。これまで治療法の少ない、予後不良の乳がんと考えられてきた。しかし、トリプルネガティブ乳がんは、非常に多種多様なものが雑多に集ったものの総称であり、近年、最新の...

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卵巣明細胞腺がんに対する分子標的薬の治療効果に期待

2015年4月

「卵巣明細胞腺がんの増加には、晩婚化や少子化も影響していると思われます」と語る織田克利さん 罹患者数が増加している卵巣がんの中でも、日本人にとくに多いのが卵巣明細胞腺がんだ。早期に発見されることが多いにもかかわらず、予後が悪いことで知られるが、新しい対処法も探られている。婦人科がんに詳しい専門医に最新情報を聞いた。 発生頻度が上がった卵巣明細胞腺がん 図1 日本での上皮性卵巣がんにおける明細胞腺が...

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乳がん化学療法による発熱性好中球減少を防ぐ新薬

2015年4月

「医師も患者さんもよく考え G-CSF製剤を適切に使用する必要があります」と話す上野さん 抗がん薬を投与する際に、副作用として起こりうる好中球減少による発熱症状を対象とした新薬が承認された。より強い抗がん薬を使えるようになると期待する関係者も多いが、適応には慎重を期すべきとする意見もある。 作用時間の延長で より効果的な新薬登場 図1 発熱性好中球減少症(FN)発症に関するリスク因子NCCN ve...

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新薬ラッシュ!去勢抵抗性前立腺がんはどう治療していくべきか

2015年3月

「新薬の効果は高いですが、いずれも高額なので、使用にあたってはコストについても考慮が必要です」と語る赤倉功一郎さん 前立腺がんはホルモン療法が有効だが、それが効かなくなると、病状が再び悪化してしまう。この状態を「去勢抵抗性前立腺がん」と呼ぶが、これまで去勢抵抗性前立腺がんになると、治療選択肢は限られていた。こうした中、昨年(2014年)には新薬3剤が相次ぎ登場。去勢抵抗性前立腺がんの治療が大きく変...

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