各種がん

貴重な患者さんの声が明らかに!急性白血病治療後の患者QOL調査

2015年6月

「今回の調査は患者さんの声という意味でとても貴重なものだと思います」と語る黒澤彩子さん新薬や移植などの治療法の改善により、白血病などの血液疾患を完治させるケースも増えており、最近ではいかに治療を終えた後のQOL(生活の質)を維持することができるかが問われるようになってきた。そうした中、国立がん研究センター中央病院造血幹細胞移植科では、急性白血病患者さんを対象に治療後のQOL調査を実施。回答内容を吟...

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治療薬に新たにボスチニブが加わる 慢性骨髄性白血病の最新治療

2015年6月

「患者さんに合わせて、上手に薬剤を使っていくことが大事となってきます」と語る鈴木憲史さん慢性骨髄性白血病(CML)は、近年の分子標的薬の登場で治療法が目覚しく進歩している。昨年(2014年)新たに2次治療、3次治療に有効なボスチニブが加わり、他にも新規薬剤の登場が待たれているが、完全治癒により薬を服用し続けなくてもよい時代の到来も決して夢ではなくなってきた。 画期的だったイマチニブの登場 CMLは...

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治療薬に新たにボスチニブが加わる 慢性骨髄性白血病の最新治療

2015年6月

「患者さんに合わせて、上手に薬剤を使っていくことが大事となってきます」と語る鈴木憲史さん慢性骨髄性白血病(CML)は、近年の分子標的薬の登場で治療法が目覚しく進歩している。昨年(2014年)新たに2次治療、3次治療に有効なボスチニブが加わり、他にも新規薬剤の登場が待たれているが、完全治癒により薬を服用し続けなくてもよい時代の到来も決して夢ではなくなってきた。 画期的だったイマチニブの登場 CMLは...

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リスクに応じた治療戦略がカギ 骨髄異形成症候群の最新治療

2015年6月

「骨髄異形成症候群は、リスクに応じた治療戦略が大切です」と語る原田浩徳さん正常な血液細胞が造られなくなる病気である骨髄異形成症候群(MDS)。完治させる唯一の治療法は造血幹細胞移植だが、たとえ造血幹細胞移植ができなくても、新たな薬の登場で、治療オプションは広がってきている。 血液を造る能力が低下し 白血病へと進行する病気 骨髄異形成症候群は、正常な血液細胞が造られなくなる病気である。この病気が発見...

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リスクに応じた治療戦略がカギ 骨髄異形成症候群の最新治療

2015年6月

「骨髄異形成症候群は、リスクに応じた治療戦略が大切です」と語る原田浩徳さん正常な血液細胞が造られなくなる病気である骨髄異形成症候群(MDS)。完治させる唯一の治療法は造血幹細胞移植だが、たとえ造血幹細胞移植ができなくても、新たな薬の登場で、治療オプションは広がってきている。 血液を造る能力が低下し 白血病へと進行する病気 骨髄異形成症候群は、正常な血液細胞が造られなくなる病気である。この病気が発見...

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新薬が次々に登場し、多発性骨髄腫の治療が変わる

2015年6月

「慢性疾患としてQOLに配慮した治療が大切です」と話す竹迫直樹さん多発性骨髄腫(MM)の治療戦略が大きく変わりつつある。これまで造血幹細胞移植は65歳以下の患者さんが適応とされてきたが、条件が整えば70歳でも移植を行う例が増えてきた。また、新規薬剤の登場で生存期間のさらなる延長が可能となり、薬を上手に使うことで病気と共存できる時代になってきた。 治癒を目指すなら造血幹細胞移植だが… 多発性骨髄腫は...

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新薬が次々に登場し、多発性骨髄腫の治療が変わる

2015年6月

「慢性疾患としてQOLに配慮した治療が大切です」と話す竹迫直樹さん多発性骨髄腫(MM)の治療戦略が大きく変わりつつある。これまで造血幹細胞移植は65歳以下の患者さんが適応とされてきたが、条件が整えば70歳でも移植を行う例が増えてきた。また、新規薬剤の登場で生存期間のさらなる延長が可能となり、薬を上手に使うことで病気と共存できる時代になってきた。 治癒を目指すなら造血幹細胞移植だが… 多発性骨髄腫は...

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悪性リンパ腫は病型によって化学療法や経過観察が選択肢に

2015年6月

「悪性リンパ腫は種類が多いので、病型に合った適切な治療が必要です」と話す塚崎邦弘さん悪性リンパ腫には多くの病型があり、様々な臓器に生じ、それぞれ治療法も異なる。ここでは日本人に多いびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、マルト(MALT)リンパ腫の3つのB細胞性リンパ腫を取り上げ、新薬も交えて、最新治療情報をリポートする。 分類と病期、全身状態で治療法を判断 図1 悪性リンパ腫の*病期(...

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悪性リンパ腫は病型によって化学療法や経過観察が選択肢に

2015年6月

「悪性リンパ腫は種類が多いので、病型に合った適切な治療が必要です」と話す塚崎邦弘さん悪性リンパ腫には多くの病型があり、様々な臓器に生じ、それぞれ治療法も異なる。ここでは日本人に多いびまん性大細胞型B細胞性リンパ腫、濾胞性リンパ腫、マルト(MALT)リンパ腫の3つのB細胞性リンパ腫を取り上げ、新薬も交えて、最新治療情報をリポートする。 分類と病期、全身状態で治療法を判断 図1 悪性リンパ腫の*病期(...

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卵巣明細胞腺がんに対する分子標的薬の治療効果に期待

2015年4月

「卵巣明細胞腺がんの増加には、晩婚化や少子化も影響していると思われます」と語る織田克利さん 罹患者数が増加している卵巣がんの中でも、日本人にとくに多いのが卵巣明細胞腺がんだ。早期に発見されることが多いにもかかわらず、予後が悪いことで知られるが、新しい対処法も探られている。婦人科がんに詳しい専門医に最新情報を聞いた。 発生頻度が上がった卵巣明細胞腺がん 図1 日本での上皮性卵巣がんにおける明細胞腺が...

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