各種がん

腎機能が低下しにくく、全生存率も高い 転移のない、小さな腎がんは「全摘」ではなく、「部分切除術」を!

2011年12月

腎部分切除術の技術の 普及に邁進する 近藤恒徳さん 腎臓は2つある臓器だから、がんが見つかったほうの腎臓は、摘除されることが多かった。しかし実際は、転移がなく、小さいがんの場合は、腎部分切除術による温存を検討すべきだという。ここ数年の累積データによって、日本でもその理由が明らかになってきた。 腎臓を部分的に切除する腎がんの手術法腎がんの手術には、腎臓をすべて摘出する「根治的腎摘除術」と、がん...

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ここ1~2年で新たな薬剤も登場! 効かなくなっても諦めなくていい前立腺がんのホルモン療法

2011年12月

前立腺がんは、 ホルモン療法が 効かなくなっても 色々な 治療法があると語る 窪田吉信さん 前立腺がんに欠かせない治療であるホルモン療法。身体への負担も少ない上、ほとんどの患者さんに効果があり、重要な治療の1つとしてあげられます。しかし、このホルモン療法が効かなくなった場合、どのような治療をすればいいのか、最新情報を交えてお伝えします。 ほとんどの患者さんに有効な治療「前立腺がんの治療のうち、...

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最先端放射線治療では、効果は同等、QOLは凌駕の結果~前立腺がんの手術と放射線治療どちらが上か

2011年12月

「手術と放射線治療の効果は 同等。患者さんは自分に合った 治療法を選んで欲しい」と話す 篠原信雄さん 手術か放射線治療か~。そう迷う前立腺がん患者さんは少なくないだろう。 果たしてその効果とQOL(生活の質)はどのように違うのか、それぞれの治療法を比較した臨床試験を基に検証した。 手術と放射線治療の生存率には差がないというが…… [前立腺がん患者さんは現在どの治療法を...

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共に戦っていくための、今知っておくべき最新情報 前立腺がんでも、長く健やかに過ごせる!新しい治療法と情報が満載

2011年12月

市民公開講座が開かれた東京「有楽町朝日ホール」の会場 「前立腺がん治療の最前線・共に戦っていくための、今知っておくべき最新情報」というテーマのもと、文部科学省がんプロフェッショナル養成プラン「南関東圏における先端的がん専門家の育成」9大学共同事業体・エビデンス社主催、ノバルティスファーマ株式会社協賛による第3回市民公開講座が、8月28日に開かれた。体への負担が少ない手術や放射線治療、次々に開発さ...

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手術可能なら原発巣も転移巣もまとめて切除。併用化学療法+分子標的薬に望み あきらめないで!大腸がんの腹膜播種でも根治、延命は可能!?

2011年12月

大腸がんの腹膜播種の研究に力を入れている 内藤正規さん 予後が極めて悪い大腸がんの腹膜播種に光明が差してきた。手術可能なら原発のがんと転移巣をできるだけ切除、FOLFOX、FOLFIRIなどの併用化学療法、分子標的薬の投与も追加すれば、治療成績が大幅に伸びることがわかってきた。 肝転移に次いで多い腹膜播種とは、がんの転移によって、腹腔内の臓器を覆っている腹膜に、あたかも種をまいたようにがんが広...

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効果は大きく上がったが、医療費も大きく上がって~飲む抗がん剤を上手く利用しよう!大腸がんの化学療法

2011年12月

大腸がん化学療法の牽引車となっている 小松嘉人さん 最近、大腸がんの化学療法は飛躍的に進歩しています。分子標的薬も続々と出ていますが、患者さんにとって大きなネックは高額の医療費です。その問題を解消する手は飲む抗がん剤にありという提案をどうぞ。 「効かないがん」から「効くがん」へ [がんに対する薬物療法の効果とは?] 延命効果(がんの増殖・転移を抑え、悪化するのを遅らせる) がんによる症状や痛...

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患者さんのライフスタイルに合わせた治療法が選択可能に XELOX療法の登場で、大腸がん再発予防にもう1つ武器が増える!

2011年12月

「新たな治療法の登場で、患者さんのライフスタイルに合った治療法が選択できるようになります」と話す、 松本繁巳さん 手術だけでは再発を防げないこともある大腸がん。そんな大腸がんの術後補助化学療法に、新たな武器として登場が期待されるのがXELOX療法だ。従来の治療法とどんな違いがあるのだろうか。 手術を受けても完治しないことがある [図1 大腸がんの術後補助化学療法はなぜ必要か] 病期 定  ...

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開腹手術との比較では、術後早期合併症や生存率には差がなくなりつつある 増え続ける腹腔鏡下手術。いまどこまで可能なのか

2011年12月

「近い将来、大腸がん手術は 腹腔鏡下手術が標準になる かもしれません」と語る 西澤雄介さん 大腸がんの腹腔鏡下手術が行われるようになったのは20年ほど前のこと。 低侵襲で、術後の回復も早いとして、いっきに導入が広まってきた。進行がんや直腸がんなど、開腹手術のほうが向いているとされるケースがあるなかで、手術技術の進歩や経過の蓄積から、今後を見通したい。 標準治療となる可能性のある大腸がん腹腔鏡下...

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痰を伴わない咳や息切れ、発熱などが出たら、すぐに医師に相談しよう 時には命にかかわる「間質性肺炎」。早期の自覚症状を知っておこう

2011年11月

帝京大学医学部付属病院 呼吸器・アレルギー内科の 大田健さん 間質性肺炎は、1度症状が出ると治療計画に変更が求められるだけでなく、万一、急に重い症状を発症すると、命への危険が及びかねない病気です。あらゆる抗がん剤で起こりうる副作用でありながら、その発症メカニズムは、現在のところ明らかにはされていません。重症化や慢性化を防ぐために、患者さんに期待されているのは、自覚症状による早期発見です。 まずは...

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腫瘍縮小効果が見られる患者さんも! 注目される新しい治療戦略 進行非小細胞肺がんにおける維持療法の効果

2011年11月

肺がんの維持療法に 積極的に取り組む 青江啓介さん 喫煙と比較的関与が少ないとされる腺がんが急増している。 問題は、肺がんと診断された患者の40パーセント近くが手術不能の進行がんであること。 これら進行がんに対して、維持療法と呼ばれる、初回治療後に休息期間を設けずに抗がん剤を継続投与する新しい治療戦略が注目されている。 新規肺がん患者の40パーセントが進行がん肺がんによる死亡者数が増加を続け...

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