転移してもがんを切除できれば完治することも! 大腸がん丸わかり完全図解
2012年2月
大腸がんは転移してもがんを切除できれば治癒することもあると話す 吉田和彦さん 最近、とくに増えている大腸がん。亡くなる方もこの数10年で10倍近くに増えています。ただし、恐れることなかれ!大腸がんは様々な治療法があり、がんと共存しながら生活を送っている人も増えています。ここでは大腸がんの基本について解説します。 Q 大腸って体のどこにあるの? どんな働きをしてるの? ...
2012年2月
大腸がんは転移してもがんを切除できれば治癒することもあると話す 吉田和彦さん 最近、とくに増えている大腸がん。亡くなる方もこの数10年で10倍近くに増えています。ただし、恐れることなかれ!大腸がんは様々な治療法があり、がんと共存しながら生活を送っている人も増えています。ここでは大腸がんの基本について解説します。 Q 大腸って体のどこにあるの? どんな働きをしてるの? ...
2012年2月
「化学療法や放射線が効きにくい 腺がんですが、新たな方法の 研究が進んでいます」と話す 深澤一雄さん 現在、子宮頸がんは大きく「扁平上皮がん」「腺がん」の2タイプに分かれます。 腺がんは治療が効きにくく、扁平上皮がんと比べると予後が悪い傾向がありますが、新しい治療法の研究が意欲的に続けられています。 子宮頸がん全体の約25%を占める [子宮頸部腺がんができる場所] [子宮頸...
2012年2月
早期発見が大事なので、 検診を受けていただくのが 1番望ましいです、と語る 喜多川亮さん 子宮頸がんの発症原因についてご存知ですか?25歳から35歳で1番多いとされる子宮頸がん。ここでは、子宮頸がんの原因から、検査、治療についてわかりやすく解説します。 Q 子宮頸部って体のどこにあるの? [子宮頸がんのできる場所] [扁平上皮の組織模式図] 子宮頸がんの前がん状態を「異形...
2012年2月
子宮体がんの化学療法として TC療法を提案する 加藤久盛さん あらゆる年齢層で増えている子宮体がん。治療は手術が基本だが、化学療法が行われるケースも約4割あるといわれる。 『子宮体がん治療ガイドライン2009年版』に沿って、子宮体がんの治療の流れと化学療法の現状について解説してもらった。 子宮体がんは、子宮内膜に発生 [子宮頸がんと子宮体がんの年間推移] 出典:日本産科婦人科学会、19...
2012年2月
難治性再発卵巣がんに対する 新たな治療方法を提言する 小林裕明さん 卵巣がんは再発してしまうと、治癒はなかなか難しい。そういった中、従来の高用量の抗がん剤で強い治療を行うのではなく、その人にあった用量で、がんを大きくさせず、がんが進行しない期間を少しでも長くする、「がん休眠化学療法」という治療法が今、注目されている。新薬が出てきたものの再発すると、厳しい卵巣がん治療ガイドラインによれば、初回治療...
2012年2月
婦人科がんに詳しい 礒西成治さん 卵巣がんは、早期発見が難しく、女性のがんのうち最も死亡率の高いがんですが、治療では手術後の化学療法が効果をよく発揮します。 卵巣がんが疑われたら、まずどのような検査をして、治療経過はどのようになるのでしょうか。基本から解説します。 Q 卵巣って、どんな臓器? 子宮の左右に1 つずつある親指大の器官です。 卵胞は成熟して卵子になると、卵らんかんさい管采から...
2012年1月
がんの再発・転移に詳しい吉田和彦さん がん治療後の再発を防ぐには、どうしたらいいのだろうか。早期がんの治療では、手術や放射線治療でがんのある局所を治療したあと、抗がん剤やホルモン療法などによる補助療法を行うことが多い。その目的は?どのような効果があるのか?補助療法に取り組む前に知っておきたい基礎知識を初歩からわかりやすく紹介します。Q なぜ再発するの?[がん細胞はこう働く]『がんが転移・再発したと...
2012年1月
北海道がんセンター乳腺外科医長の髙橋將人さん ハーセプチンの登場で、HER2陽性乳がんの治療成績は劇的に変わった。そしてそのハーセプチンに、今回、手術前に治療を行う術前療法の適応が加わった。それは乳がん治療にどのような光をもたらすのか──。乳がんは個別治療が必要乳がんの治療には、手術、放射線治療、薬物治療(抗がん剤による化学療法、ハーセプチン(*)等による分子標的療法、ホルモン剤による内分泌療法な...
2012年1月
肝がんの治療法は多彩で、 しかもめざましい進歩を 遂げていると話す 高山忠利さん 最近の肝がんの治療法は、以前に比べ格段に向上しています。その1つがネクサバールという分子標的治療薬の成果で、生存期間や病気が進行するまでの期間を延長する効果につながっています。 肝がんの主因は肝炎ウイルス毎年、肝がんと診断される人は全国で約3万5千人。その95パーセントが「肝細胞がん」で、一般的に肝がんと呼...
2012年1月
肝がんの治療法にくわしい 長谷川潔さん 肝がんはほかのがん種と異なり、手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法の3つが標準的な治療となっています。 根治性を保ちつつ、肝臓に与えるダメージをなるべく少なくするのが肝がんの治療成績を高めるポイントです。 肝がんは5年以内に7~8割が再発肝がん(95パーセントは肝細胞がん)の主な原因は、ウイルス性の慢性肝炎にあるというのが他のがんにはない、肝がん...