各種がん

手術する場合には腹腔鏡手術、手術のリスクの高い人や高齢者にはラジオ波焼灼治療がメインに 選択肢が増えてきた腎がんの低侵襲療法はこうやって選ぶ

2011年3月

京都府立医科大学大学院 医学研究科泌尿器外科学准教授の 河内明宏さん これまでは、腎がんにかかると手術によって腎臓を全摘出するのが標準治療となっていた。 だが、できるだけ腎臓の機能を残す治療法が主流になりつつあることを受けて、初期の腎がんに対しては体に負担の少ない低侵襲療法が注目され、さまざまな低侵襲療法が積極的に試みられるようになっている。 これまでは全摘出が一般的だった 腎がんの治療法と...

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さまざまなタイプの分子標的薬を使い分けながら、長期生存をめざす 転移性腎がんの治療に光明! タイプの違う分子標的薬が次々に登場

2011年3月

埼玉医科大学国際医療センター 包括的がんセンター泌尿器腫瘍科 診療科長・前立腺センター長の 上野宗久さん ここ数年で転移性腎がんの薬物療法はめざましい変化を遂げている。さまざまなタイプの分子標的薬が次々に登場しているからだ。 それぞれの作用はどんなふうに違うのか。どんな副作用が現れて、患者さんはどんなことに気をつければよいのか。 新しい分子標的薬が2剤ほぼ同時発売に 2010年、転移性腎細胞...

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乳がんホルモン療法の最新トピック SABCS2010より さらなる個別化へ―ホルモン療法剤の特徴を自身の治療に生かす

2011年3月

藤田保健衛生大学 乳腺外科教授の 内海俊明さん 毎年12月、米国テキサス州サンアントニオで開催されるサンアントニオ乳がんシンポジウム(SABCS)。 多くの専門家が集い、乳がんに関する最新の研究成果や臨床試験結果が発表されます。今回、アロマターゼ阻害剤同士の初の比較試験として注目を集めたMA・27試験の結果を中心に、閉経後乳がんのホルモン療法に関する最新情報を紹介します。 がん増殖の鍵・エスト...

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小社主催・市民公開講座パネルディスカッション あきらめないで。前立腺がんはどんな状態でも治療法はある!

2011年3月

2010年11月23日(祝)、小社主催、ノバルティスファーマ株式会社協賛の前立腺がん市民公開講座が、名古屋市中村区のミッドランドホールで開催された。テーマは「前立腺がんでも、自分らしく生きる」。 「前立腺がんはどんな病態でも、どんな病期でも、やるべき治療があります」。 藤田保健衛生大学医学部腎泌尿器外科教授で、総合司会を行った白木良一さんは、そう力強く話す。 ここでは、白木さんを中心に、患者さんや...

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内視鏡手術の操作を、より精密に行うロボット手術も普及へ 根治も可能――打つ手の多い早期前立腺がん治療

2011年3月

藤田保健衛生大学医学部 腎泌尿器外科講師の 丸山高広さん 日本でも増加しつつある前立腺がん。しかし、決して恐れることなかれ! 前立腺がんはほかのがんと比べて進行も比較的緩やかで、早期に見つかれば、治療法もたくさんあるのだ。 ここでは、藤田保健衛生大学医学部腎泌尿器外科講師の丸山高広さんに、早期の前立腺がんの治療法について教えてもらった。 高齢者に多いがんで進行が比較的緩やか 前立腺は男性の膀...

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骨転移の治療をすることは溶骨の防止だけでなく、がんの進行も抑える 病状をコントロールして長く元気に過ごそう! 再発・転移の前立腺がん治療

2011年3月

名古屋大学大学院 医学系研究科泌尿器科講師の 吉野能さん 再発・転移しても前立腺がんの場合、治療の選択肢は多い。 ホルモン治療、抗がん剤治療、さらには転移しやすい骨へのケアについて、名古屋大学大学院医学系研究科泌尿器科講師の吉野能さんに、わかりやすく解説してもらった。 前立腺がんの転移は骨に起きやすい まず「再発」「再燃」という言葉は何を意味するのか、というところから説明を始めましょう。再発...

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がんとうまく付き合っていくためには生活習慣の改善が必要 あるって本当!? 前立腺がんで食べて良いもの、良くないもの

2011年3月

帝京大学医学部付属病院 泌尿器科教授の 堀江重郎さん 前立腺がんの急増の背景には食生活の変化が大きく関わっている。 今、前立腺がんと食品に関する研究も進められ、前立腺がんで食べて良いもの、良くないものがあることがわかってきた。 急増する前立腺がん発症の若年化も 「前立腺がんは、早期発見が可能で、転移がなければ、ほぼ100パーセントの5年生存率があります。慢性疾患として10年、15年と長い期間...

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局所再発を抑えるだけでなく、排便・排尿障害や性機能障害など重い術後障害を回避できる可能性も! 人工肛門よ、さよなら! 直腸がんの術前化学放射線療法

2011年1月

帝京大学医学部外科教授の 渡邉聡明さん 直腸がんの手術後、一定頻度で起こる局所再発を抑えるため、日本では手術に伴う直腸周辺のリンパ節切除(専門的に側方リンパ節郭清と呼ばれる)が行われてきた。しかし、この治療法では、排尿障害や性機能障害といったQOL(生活の質)の著しい低下を来す可能性がある。そこで、これらの障害を回避するために、欧米で実施されている術前化学放射線療法が日本でも注目されつつある。...

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延命効果に加え、副作用やQOLを考慮してキードラッグを選ぶのがポイント 新分子標的薬の登場で、大腸がん治療の選択肢がさらに増えた

2011年1月

東京医科歯科大学大学院 腫瘍外科教授の 杉原健一さん ここ数年、大腸がんの分野では新たな分子標的薬の承認が相次ぎ、10年4月にはベクティビックスが承認された。 これで大腸がん治療のキードラッグは、すべて出そろったことになる。 大腸がん治療はどう変わったのか、最新版の「治療ガイドライン」に基づいて解説していただいた。 新しい治療薬の登場で生存期間が延長した 1980年代まで、大腸がんは薬が効...

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大腸がん治療の1次治療に、新たな選択肢が登場 分子標的薬と抗がん剤の併用で生存期間が延長した

2011年1月

国立がん研究センター中央病院 消化管腫瘍科消化管内科長の 島田安博さん 次々に登場する進行・再発大腸がんの治療薬のなかで、分子標的薬の1つ、アービタックスの効果に大きな期待が寄せられている。 日本癌治療学会で、2010年に改訂された『大腸癌治療ガイドライン』におけるアービタックスの位置づけについて報告された、国立がん研究センター中央病院消化管腫瘍科消化管内科長の島田安博さんに、その効果・副作用...

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