各種がん

肝臓がん治療のベストチョイス 早期がんのベスト治療は手術か、ラジオ波焼灼療法か!?

2008年5月

日本大学医学部 消化器外科教授の 高山忠利さん 肝臓がんに対する治療法は実にさまざまある。このように、選択肢がたくさんあることは、患者さんにとってはうれしいが、反面、悩むところでもある。そのなかで、どの治療法がベストなのかを探ってみた。 再発、転移しやすいがん [切除した肝がん] 肝臓がんの治療法は多様だ。 比較的、症状が軽い場合を見ても、手術、エタノール注入療法、さらに最近では...

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患者に朗報!肝がんに効く薬が初めて出現 穏和な副作用で生存期間を延ばす新しい分子標的薬

2008年5月

杏林大学医学部 内科学腫瘍科教授の 古瀬純司さん これまで肝がんに効く抗がん剤はないとされてきた。とりわけ肝細胞がんに対する全身化学療法の効果は低く、いまだ標準的な治療法も確立していないのが現状であった。しかし、その壁を突き破るものとして今期待が高まっているのが、新しい分子標的薬、なかんずく「ネクサバール(一般名ソラフェニブ)」だ。 がんと肝障害で異なる治療法 肝がんでどんな治療法を選ん...

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膵臓がん、これだけは知っておきたい基礎知識 手術だけでなく化学療法の進歩にも期待

2008年5月

千葉大学大学院 臓器制御外科学教授の 宮崎勝さん 肝胆膵がんはひとまとめにして語られることの多いがんだが、ほんとうに似かよったがんなのだろうか。 肝臓、胆道、膵臓の位置と働き、そして、膵臓がんについて基本となる特徴および治療について千葉大学大学院臓器制御外科学教授の宮崎勝さんに伺った。 肝胆膵がんはまったく性質の異なる3つのがん [肝臓・胆道・膵臓の形と位置] 肝臓がん、胆道がん、膵...

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『膵癌診療ガイドライン』のポイントをわかりやすく読み解く 最難関のがん。化学療法の進歩で大きく変わった

2008年5月

九州大学大学院 臨床・腫瘍外科学教授の 田中雅夫さん 膵がんの治療の基本は、『膵癌診療ガイドライン』に記されている。ガイドラインは、エビデンス(科学的根拠)を基に、効果が証明された、その時点でベストの検査と治療が紹介されている。ただ、『膵癌診療ガイドライン』は医師向けにしか発行されていない。そこで、それを患者さん向けにわかりやすく解説してみた。 2006年に初版が発行された 膵がん診療の...

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膵臓がんの治療の中心は化学療法か化学放射線療法か ジェムザールを凌ぐ治療法の研究が着々進む

2008年5月

国立がん研究センター中央病院 肝胆膵内科医長の 奥坂拓志さん 膵臓がんで治癒を目指すには手術を受けるしかないが、その手術ができる人はわずか2割。しかも手術をしても成績はよくない。 したがって膵臓がんの治療の中心は手術以外ということになるが、では、化学療法と化学放射線療のどちらがいいのだろうか。 手術できる膵臓がんはわずか2割 [国際分類のステージ分類] [がん治療における外科治療の割...

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胆道がん、これだけは知っておきたい基礎知識 手術だけでなく化学療法の進歩にも期待

2008年5月

千葉大学大学院 臓器制御外科学教授の 宮崎勝さん 肝胆膵がんはひとまとめにして語られることの多いがんだが、ほんとうに似かよったがんなのだろうか。 肝臓、胆道、膵臓の位置と働き、そして、胆道がんについて基本となる特徴および治療について千葉大学大学院臓器制御外科学教授の宮崎勝さんに伺った。 肝胆膵がんはまったく性質の異なる3つのがん [肝臓・胆道・膵臓の形と位置] 肝臓がん、胆道がん、膵...

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胆道がんの縮小手術はどこまで進んでいるか 不治の病から治せるがんへ。手術できる施設を絞りこむセンター化の動きが

2008年5月

東京医科大学八王子医療センター 消化器外科教授の 島津元秀さん 肝臓で作られた胆汁が十二指腸に流れるまでの通り道でできるがんが胆道がん。 大きく胆管がんと胆のうがんとに分かれるが、どちらの場合も、治療の基本となっているのは手術。 従来はかなり大がかりに臓器や脈管を切除する手術が行われてきたが、近年では、より侵襲が小さい手術が取り入れられるようになってきた。 部位によって異なる胆管がん手術...

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手術とガンマナイフの長所を生かした計画的コラボレーション 難しい脳腫瘍をより安全・確実に摘出

2008年5月

三愛病院外科部長の 小原琢磨さん 東京女子医科大学外科講師の 林基弘さん 脳腫瘍の手術では、いかに障害を残さず、可能な限り腫瘍を摘出するかが、大きな課題になる。これに対し、三愛病院脳神経外科部長の小原琢磨さんと同病院内「さいたまガンマナイフセンター」治療責任者の林基弘さん(東京女子医科大学講師)は、手術の確実性とガンマナイフという放射線治療の精密さをうまく合体させて計画的に治療を実施。...

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世界の乳がん治療の最新動向を追う 乳がんの治療は、1人ひとりの患者に合った個別化医療の時代に入った

2008年3月

聖路加国際病院 ブレストセンター長の 中村清吾さん 最近の乳がん治療の進歩は目覚ましい限りで、目が離せない。数年前の治療はすでに時代遅れとなっている。なかでも最新のトピックは、遺伝子テクノロジーを駆使して、患者1人ひとりに合った個別化医療への道が明確に示されたことだという。 患者にとっては、うれしい報告だ。その世界の最新動向を追ってみた。 個別化医療が乳がんの大きな潮流 昨年12月、米...

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日進月歩で進歩する乳がんの検査と治療―その現状に迫る これだけは知っておきたい乳がん最新基礎知識

2008年3月

虎の門病院 乳腺内分泌外科部長の 川端英孝さん 乳がんの治療に関する考え方や検査の状況もここ1~2年で急速に変わってきている。 マンモグラフィ検査の普及で乳がんが発見されやすくなり、また2005年5月、ハーセプチンの登場以降、乳がんの治療法は大幅に広がりオーダーメイド治療の時代に入ったといわれている。 そんな乳がんの最新情報を虎の門病院乳腺内分泌外科部長の川端英孝さんに伺った―― マン...

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