闘病記

神が私を見捨てないから 難治性乳がんにもへこたれない ゴスペルシンガー・KiKi(ゲーリー清美) × 鎌田 實

2014年2月

鎌田實がその歌声に心を揺さぶられたゴスペルシンガーの 波乱万丈の人生と難治乳がんとの壮絶な闘い北海道を拠点にゴスペルを歌いながら全国を回っているKiKiさんは、10年前に難治性乳がんを発症した。その後、2度再発したが、いずれも温存手術で乗り切っている。ゴスペルシンガー・KiKiさんを支えているのは、神に対する敬虔な信頼である。両親の愛に包まれて育った少女時代は父の事業の失敗で暗転、波瀾万丈の青春時...

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「がんはお友だち」

2014年2月

有久園子さん知的障害という個性の中で乳がんと向き合うひとりぼっちの乳がん告知私は2001年の秋に乳がんのこくちをうけました。私が甘えることのできる身内はもうこの世に一人も生きのこってはいない中でドクターからの、乳がんのこくちをうけました。その時に、私は浄土真宗の通信教育を受けていました。私はレポートを書くのが好きです。それで、通信教育を受けていました。私にとって、そのことが大きな希望でした。それで...

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悩んでも答えは出ない まずは、なにか行動を起こす

2014年2月

白石大樹 さん (介護職)しらいし たいき 1985年東京生まれ。2009年ものつくり大学(埼玉県)卒業後、大型自動車部品メーカーのエンジニアとして勤務(~12年7月)。入社半年後に潰瘍性大腸炎を発症する。12年9月、精密部品の加工会社に転職。試用期間中の12月に甲状腺がんの告知を受ける。13年1月、病気を理由に解雇され、現在は治療を続けながらデイサービスで働いている若年層でのがんの罹患には、治療...

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医師としてより人間同士として 患者さんの最期の日々に寄り添う

2014年1月

細井 順 さん (ヴォーリズ記念病院ホスピス希望館ホスピス長)ほそい じゅん 1951年生まれ。両親と祖母がクリスチャンで、自身も12歳のときに洗礼を受ける。大阪医科大学卒業。自治医科大学講師(消化器一般外科)を経て、93年淀川キリスト教病院(大阪市)外科医長。96年にホスピス医へ転じ、98年愛知国際病院、2002年4月よりヴォーリズ記念病院でホスピス開設に携わり、06年から現職。04年腎がんが発...

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早期発見、治療が何より 早い処置が大切なのは政治も同じです 若き日に甲状腺がんの手術を受けた政治家・小沢一郎さん(71)

2014年1月

おざわ いちろう1942年東京生まれ。3歳で岩手県に。慶応大学経済学部卒、日本大学大学院法学部中退。69年、旧岩手2区で衆議院議員初当選。以降15回連続当選。国家公安委員会委員長などを歴任し、89年自民党幹事長。93年に自民党を離脱し新生党を結成。以後、自由党、民主党などを率いる。2013年1月から生活の党代表。趣味は囲碁、釣り衆議院議員を半世紀近く務める「生活の党」代表の小沢一郎さん。47歳で自...

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第1回 闘病記「深見賞」授賞式が行われる

2014年1月

去る11月1日、東京・神田淡路町の「ホテルマイステイズ御茶ノ水」で、『がんサポート』創刊10周年記念企画 がん闘病記「深見賞」の授賞式が行われました。会場には審査委員長を務めた鎌田實さん、「今日を生きる」で深見賞を受賞した札幌市の渡辺禎子さん、「夫婦でがん」で佳作を受賞した奈良県の西山きよみさんが駆けつけ、授賞式は和やかな雰囲気で進行しました。177編の応募作品のすべてに謝意を午後5時30分、授賞...

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「今日を生きる」(2)

2014年1月

現在70歳の渡辺禎子さん30代で胃がんと腸閉塞、50代で肺がんと甲状腺異常、60代で乳がんを経験し、現在も乳がんの再々発を生きる札幌に戻った或る日、食事のとき沢山食べて満足していたら、少し間を置いて、腹部に激痛が走り、苦しくて身を捩りながら冷汗が出てきた。意識が朦朧となり、このまま死んでしまうのかしら……と思い、一時は救急車まで考えたが、大分時間を経て落着いてきた。後日、K札幌病院のH先生にそのと...

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恵まれている日本の医療環境 しかし〝後進国〟にはならないで 十二指腸がんを経験したジャーナリスト・辛坊治郎さん(57)

2013年12月

関西を中心にテレビのニュース情報番組のキャスターとして活躍する辛坊治郎さんに十二指腸がんが見つかったのは、去年(2012年)の12月。内視鏡手術を受け、6月にはヨットによる太平洋横断を試みた。自らの体験を、患者として、そしてジャーナリストとして振り返る。しんぼう じろう1956年鳥取県生まれ。すぐに埼玉に転居し、大学まで過ごす。早大法学部卒。読売テレビにアナウンサーとして入社。朝番組を中心に活躍。...

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「今日を生きる」(1)

2013年12月

現在70歳の渡辺禎子さん30代で胃がんと腸閉塞、50代で肺がんと甲状腺異常、60代で乳がんを経験し、現在も乳がんの再々発を生きる平成23年11月、5回目の手術も終わり明日は退院の日。私は夕食後、消灯までは時間があるので、食堂の大きな休憩室にいました。いつも通り人影がありません。今日まで生きられた、そして北海道の厳しい冬、自然の怖さに思いをはせながら、これからの人生を考えていました。そこへ同室の若い...

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子どもが笑顔でいるため おかあさんが〝泣ける〟場所を

2013年12月

関口理恵 さん (保育士・誕生学®アドバイザー) 潤 君せきぐち りえ 1972年東京都生まれ。高校卒業後、通訳ガイド専攻専門学校を経て専門出版社で広告営業を担当。26歳で保育士の国家試験に合格し、29歳のとき保育士として都内の公立保育園に10余年勤務。不妊治療の末、待望の男児を出産したが、2008年に我が子が1歳8カ月で神経芽腫を発症。12年東京未来大学通信教育課程こども心理学部こども心理学科卒...

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