闘病記

人のために何かすることが私の生きがいであり、エネルギーのもとです 元ミス日本のプロダンサー・吉野ゆりえ × 鎌田 實

2011年4月

6年間に7回の手術を乗り越え、ブラインドダンスと肉腫の啓発・診療改善に取り組む 身長170センチ、元ミス日本のプロダンサー、吉野ゆりえさん。6年前に後腹膜平滑筋肉腫という希少がんを告知され、これまで7回の手術を受けた。普通なら、がんとの過酷な闘いに意気消沈するところだが、とにかく明るい。ボランティアで視覚障がい者にブラインドダンスを教える一方、肉腫の啓発活動、肉腫診療の改善に邁進している。鎌田實さ...

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彼女の愛は、今も生き続けている 人を愛し、音楽を愛した歌姫の最期の命の輝き――。本田美奈子.さん(歌手・ミュージカル女優)享年38

2011年4月

本田美奈子.さん (歌手・ミュージカル女優) 享年38 華奢な体から発せられたその歌声は、多くの人々を魅了した、歌手・本田美奈子.さん。急性骨髄性白血病と闘いながら、本田さんが描き続けた夢とは何だったのか――。 本田さんの母・工藤美枝子さん(左)、実妹の岡村律子さん。本田さんの故郷・朝霞駅(埼玉県)に作られたモニュメントには今もファンからの花が絶えない 「心が開いて(原文ママ)、心の目で...

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がんもキャリアの1つ。不運に思ったことは1度もありません 大腸がんの手術は1度ですんだものの、術後の後遺症に5年間も悩まされた 歌手・平山みきさん

2011年3月

ひらやま みき1949年、東京都出身。1967年銀座の音楽喫茶「メイツ」のオープンに伴い、メイツ・ガールとしてステージに立ち、そこでスカウトされ、1970年「ビューティフル・ヨコハマ」でレコードデビュー。2作目の「真夏の出来事」が50万枚の大ヒットとなり一躍人気歌手に。現在もライブやショーに出演中。 「不運だと思ったことは1度もありません」自身のがんを振り返って、平山みきさんはさらっとそう言って...

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治療法の選択で心揺れた日々。情報の渦のなかで決断 子宮頸がんのつらい治療と後遺症を乗り越え、レストラン開店の夢を実現 料理研究家・パンツェッタ貴久子さん

2011年3月

ぱんつぇった きくこ1986年、イタリアに渡り、磁器学校に留学。88年、パンツェッタ・ジローラモさんとの結婚を機に帰国。夫とともにイタリアについて紹介するほか、イタリア家庭料理教室の主宰を務める。07年に子宮頸がん発症するも、08年、イタリア家庭料理店「コチネッラ」をオープン。 子宮頸がんのつらい闘病や後遺症と闘いながら、イタリア料理店をオープンさせたパンツェッタ貴久子さん。西洋医学と東洋医学、...

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ミュージシャンとして、母として彼女が貫いたロックな生き方とは 復活のときを信じて、最期まで歌い続けた――。川村カオリさん(ロックミュージシャン)享年38

2011年3月

川村カオリさん (ロックミュージシャン) 享年38 孤高のロックミュージシャン・川村カオリさん。がんが全身に転移しながらも、2,000人を前にライブを完遂した。彼女はなぜ死の直前まで,歌い続けたのか――。 命をふりしぼって3時間を歌いきった その日、ライブ会場は静かな熱気に包まれていた。 09年5月5日、東京の渋谷C.C.Lemonホール──。 前年10月に乳がん再発を公...

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膀胱がんと肺がんを乗り越え、今も講談の可能性に挑み続ける人間国宝の講談師、一龍斎貞水さん がんは特別の病気じゃない。だから怖がらなかったのが復活の秘訣

2011年2月

一龍斎 貞水 いちりゅうさい ていすい 本名 浅野 清太郎。1939年6月29日生まれ。東京都文京区出身。55年5代目一龍斎貞丈に入門。66年真打に昇進し、6代目貞水を襲名。75年文化庁芸術祭優秀賞を受賞。02年講談で初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。09年旭日小綬章を受章。軍記物、史談などを幅広くこなし、とくに特殊な演出を使った「立体怪談」には定評がある スイカの汁のような血尿を放...

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妻の病を機に始めた闘病記探しが、自身の闘病を支えてくれた不思議 「闘病記」の魅力に取りつかれたネット古書店店主の大腸がん奮闘記 オンライン古書店「古書 パラメディカ」店主・星野史雄さん

2011年2月

ほしの ふみお1952年生まれ。早稲田大学大学院修了後、研究職を経て大学受験予備校に勤務していたが、97年に妻、光子さんの逝去を機に退職。翌年、闘病記専門のオンライン古書店「古書 パラメディカ」を開店。2010年に自身の大腸がんが見つかり、現在も抗がん剤治療をしながら古書店経営を続ける。 妻の乳がんが再発したとき闘病記を探して街を走り回った。その経験から「いつでも、どんな病気についても、患者の生...

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がんの治療中はセックスをしてはいけないんですか? ノンフィクションライター・長谷川まり子 × 鎌田 實

2011年2月

気鋭の女性ノンフィクションライターがパートナーの闘病中に直面した切実な問題 いま書店の店頭に『がん患者のセックス』という本が並んでいる。ノンフィクションライターの長谷川まり子さんが、ステージ3の悪性リンパ腫で入院したパートナーのがん治療に付き合った体験を通して、がんとセックスという微妙な問題に真正面から迫った注目の書である。タイトルはいささか固いが、自らの体験も赤裸々に綴っているだけに、がん患者さ...

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亡くなる前日までナシモト・ニュースは配信された 時代を駆け抜けた元祖芸能リポーターは仕事と家族を愛し貫いた──。梨元勝さん(芸能リポーター)享年65

2011年2月

梨元勝さん (芸能リポーター) 享年65 「恐縮です!」の言葉でおなじみの芸能リポーター・梨元勝さん。直球勝負でスクープにぶつかっていく梨元さんは、肺がんがわかった後も、病室からニュースを配信し続けた。そんな梨元さんが過ごした最期の日々とは──。 昼はオフィス、夜は団欒の場 東京都渋谷区にある東海大学医学部付属東京病院のその病室は、さながら個人用オフィスだった。 デスクにはインターネットを引き込...

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闘病で実感した命の大切さを、歌に乗せて伝えたい 更年期障害、子宮筋腫、そして子宮頸がんを乗り越え、歌手として新境地を開いた森昌子さん

2011年1月

もり まさこ1958年10月13日生まれ。栃木県出身。71年、13歳で歌謡オーディション番組「スター誕生!」の初代チャンピオンに輝き、翌72年、「せんせい」で歌手デビュー。以降、「おかあさん」「哀しみ本線日本海」「立待岬」「越冬つばめ」などの名曲を次々に出し、85年にはNHK紅白歌合戦で司会とトリを務めた国民的実力派歌手。2011年7月にデビュー40周年を迎える 日本の歌謡史に残る数々の名曲を世...

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