闘病記

腹膜播種まで起こしていたスキルス胃がんとの出合いが、人生を変えた 「スキルス胃がんに負けないぞ」胃を全摘後、フルマラソン完走

2011年1月

皿海英幸さん (団体職員) さらがい ひでゆき 広島県府中市で高級家具などの製材所を営んでいたが廃業。精神障害者施設の職業指導員に転職した直後の06年、53歳のときにスキルス胃がんが判明。腹膜播種まで起こしており、当初は手術もできない状態だったが、生活改善と抗がん剤治療のおかげで手術可能となり、胃と胆のうと脾臓を全摘した。退院2カ月後から趣味のジョギングを再開し、09年暮れ、フルマラソンを完走 ...

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がんをきっかけに「いのちの連鎖」を見つめ直しました 毎日新聞主筆・岸井成格 × 鎌田 實

2011年1月

大腸がんを患った毎日新聞主筆がいまジャーナリストとして感じている使命感 毎週日曜日の朝8時、TBS系列で放映される「サンデーモーニング」のレギュラーコメンテーターの岸井成格さんは、毎日新聞の政治部長、論説委員長などを経て、2010年6月に主筆に就任した、日本を代表するジャーナリストだが、3年前に大腸がんの手術をしたことは、あまり知られていない。若い頃から水俣病、サリドマイド、ハンセン病などの取材を...

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がんになったその日から毎晩かかってきた電話 「生きることの尊さ」を伝える後継者づくり、それが最期の仕事だった──。井上ひさしさん(作家・劇作家・放送作家)享年75

2011年1月

井上ひさしさん (作家・劇作家・放送作家) 享年75 「ありふれた日常を生きることの尊さ」を描くことをライフワークに、戯曲の創作に邁進していた井上ひさしさん。がんになっても、変わらずに創作に意欲を燃やしていた。だが、徐に迫りくる死の気配を感じながら、井上さんは最期をどう生きたのか──。 毎夜、続けられた演劇講義 井上ひさしさんの3女で劇団「こまつ座」社長の井上麻矢さん 昨年秋から今年の初...

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進行肺がんの手術後4カ月で現役復帰し、来年プロ生活50周年を迎える安田春雄さん がんになって、ギアチェンジする生き方をマスターした

2010年12月

安田 春雄 やすだ はるお 1943年1月19日生まれ。東京都世田谷区出身。師匠は中村寅吉プロ。18歳でプロ入り。初優勝は68年の中日クラウンズ。その後、ダンロップ、日本マッチプレー選手権などを制し国内通算15勝。海外でもフィリピンオープンなどで3勝。93年にシニア資格を得てからはTPCシニア、旭国際ヴィンテージなどで優勝。70~80年代に『安田春雄の実戦ゴルフ』などレッスン番組でも活躍 咳が...

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がんと共存しながら歌い続け、歌の心そのものを伝えたい 骨転移、肺転移の難治がんでも最後まであきらめず、目標を持って生きていく 声楽家/テノール歌手・本田武久さん

2010年12月

ほんだ たけひさ1971年生まれ。山形大学卒業後、高校の音楽教師の職に就くが、声楽家になる夢を追い、01年、29歳で東京芸術大学に入学。05年に卒業後、アルバイトや歌の個人指導などをしながら地道に活動し、音楽活動が軌道に乗り始めた07年に胞巣状軟部肉腫を発症。3年間で5回の手術を乗り越え、治療法のほとんどない難治がんと共存しながら、テノール歌手として今日も歌い続けている。 プロのテノール歌手にな...

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治療は楽だが、副作用がつらい放射線治療味覚障害、食欲低下、喉の痛み……幾多の副作用を乗り越えて

2010年11月

下咽頭がんの治療によって、唾液停止、味覚障害が出てしまった川本さん。治療が進むにつれて、食欲低下、喉の痛みなど、さまざまな副作用が川本さんを襲ってきます。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高年からはじめる男の料理術』(平凡社新...

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がん闘病中の「知の巨人」VS「がん検診の伝道師」 がん徹底対論・立花 隆(評論家) × 中川恵一(東京大学病院放射線科准教授)

2010年11月

がんの症状が出たときにはすでに進行中なのです 政治・経済から医療・宇宙まで、多彩な分野で評論活動を続け、「知の巨人」と言われる立花隆さんは、現在、東京大学病院で膀胱がんの治療を受けている。その東大病院放射線科准教授として放射線治療をリードし、緩和ケア診療部長を兼務しているのが、中川恵一さんである。おふたりにがんについて徹底対論していただいた。 たちばな たかし1940年、長崎市生まれ。1...

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がんになったことは、僕の人生の大きな財産です 食道がんを乗り越え、「人を幸せにする音楽」で団塊の世代を元気づけるザ・ワイルドワンズの加瀬邦彦さん

2010年11月

かせ くにひこ1941年3月6日生まれ。東京都出身。慶応義塾大学在学中からバンドを始め、63年「寺内タケシとブルージーンズ」に加入、66年「ザ・ワイルドワンズ」を結成し、絶大な人気を得る。解散後は作曲家、音楽プロデューサーとしても活躍。81年ザ・ワイルドワンズを再結成し、現在も多彩な音楽活動を展開中。 食道がんは、自覚症状が出にくいため、早期発見が難しいうえに進行も速い。しかも、根治を目指すには...

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胸・子宮・卵巣、女性機能をすべて切除。どん底から這い上がったその強さの秘密 2度の乳がんは、本来の自分自身を取り戻すためのレッスンだった

2010年11月

細谷真美さん (心と体の癒しのサロン「Mamiy」経営) ほそや まみ 高校時代にスカウトされ、モデルとしてショーやCMなどで活躍。大手電機メーカーのOLを経て、24歳で結婚、専業主婦に。44歳のときに右胸に、49歳のときに左胸に乳がんが発覚。その後、子宮筋腫と卵巣嚢腫を患い、左右の乳房と子宮、卵巣を切除。がんを機に、自分の人生を振り返り、離婚し、現在はセラピストとして、心と体の癒しのサロン「M...

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放射線治療に潜む得手、不得手がもたらす人生の悲喜こもごもショック!! 抗がん剤と放射線治療による味覚障害がこんなにつらいとは

2010年10月

下咽頭がんの治療に当たって、抗がん剤と放射線治療を組み合わせた方法で、声を失わずにすんだ川本さん。しかし、治療が始まるや否や、口の中のある重大な副作用に悩まされることになります。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高年からはじめ...

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