2010年6月
仲西実穂さん 主婦 なかにし みほ 1965年生まれ。幼いころから物作りが好きで、「看板製作」の仕事に関わる。2005年、40歳のときに左乳房にがんが発覚。2年後に肺に転移。現在、抗がん剤治療中。再発がわかった後、「今したいことリスト」を作り、自転車長距離イベントなどに挑戦し続けている 乳がん手術から2年。肺に転移 乳がん手術からちょうど2年目、2007年8月に医師から肺転移を告げられた。42...
2010年5月
咽頭がんだけではなく、大腸がんが重複していることがわかった川本さん。医師から、「このまま放っておいたら腸閉塞、腸破裂を起こしかねないので、下咽頭がんの治療より先に大腸がんの手術をする」と説明を受けます。ただ、すぐに手術ができる……という状態ではなかったのです。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。20...
2010年5月
射場典子さん NPO法人ディペックス・ジャパン理事 いば のりこ 1963年生まれ。84年に順天堂看護専門学校卒業後、看護師として順天堂大学病院に勤務。その後米国留学を経て、ターミナルケアについて学ぶため聖路加看護大学大学院に進学。卒業後は大学の教員として、後進を指導。42歳で卵巣がんが発覚。病気後は大学を辞め、「体験者の声を届け、患者さんを支えたい」と、NPO法人ディペックス・ジャパンで活動し...
2010年5月
あぐねす ちゃん歌手・エッセイスト・教育学博士。香港生まれ。72年、「ひなげしの花」で日本デビュー。上智大学国際学部を経て、カナダのトロント大学を卒業。89年、米国スタンフォード大学教育学部博士課程に留学。94年、教育学博士号取得。現在は、目白大学教授、日本ユニセフ大使など知性派タレント、文化人として活躍している。 アグネス・チャンさんにとって仕事と乳がんの治療を両立させることは、たやすいことで...
2010年4月
下咽頭がんの治療のため、大学病院の医療センターに入院することになった川本さん。入院が決まるや否や怒涛のような検査が始まります。ただ、その検査が川本さんに不幸中の幸いをもたらすこととなります。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフリーに。著書に『簡単便利の現代史』(現代書館)、『中高...
2010年4月
きき1968年生まれ。北海道出身。幼い頃からピアノや歌を習い、27歳のときに渡米。そこで、ゴスペルと運命的な出合いを果たす。日本に帰国後、シンガーとしての活動を広げ、03年にはCDデビュー。05年、乳がんが発覚。08年に再発。少しでも多くの人に、自分の歌と生き方を知ってほしいと、現在も全国で音楽活動を続けている。 「どれだけ長く生きるか」よりも「どれだけ深く生きるか」―。ゴスペルシンガーとして活...
2010年4月
MAIKO まいこ 1969年、東京都に生まれる。高校卒業後からモデルを始め、国際的なショーもこなすトップモデルとして活躍。現在も『STORY』などのファッション誌やTVCMなど、第一線で活躍中。著書に『モデル、40歳。乳がん1年生。』(KKベストセラーズ)がある公式ブログ「MAIKOのHAPPY TALK」 95パーセント大丈夫が一転、「全摘」に ファッション雑誌『STORY』でレギュ...
2010年3月
前回に引き続き、セカンドオピニオンの話です。第2回目では、都立駒込病院院長の佐々木常雄さんに、情報収集をして、疑問点をメモしてから受けることが大切と指摘された川本さんですが、実際に受けたセカンドオピニオンは、かなり様子が違っていたようです――。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフ...
2010年3月
伊佐美佐さん (有)ISAMISAデザインスタジオ代表 いさ みさ 1961年生まれ。大学卒業後、一貫して婦人服の企画・デザインに従事。41歳のとき、心臓の上に奇形腫が見つかる。化学療法、手術を行い、今年で術後8年目を迎える。退院後は、自らの体験を機に、抗がん剤の副作用で脱毛した患者さん向けに、着脱可能な付け髪が付いた「ウィッシング・キャップ」を発案。現在、全国の患者さんの声に耳を傾けながら、「...
2010年3月
みはら じゅんこ1964年9月13日生まれ、東京都出身。1979年、『3年B組金八先生』に出演し、人気に。1980年、歌手デビュー。デビューシングル「セクシー・ナイト」は売り上げ30万枚を超えるヒットとなる。1982年、NHK紅白歌合戦に出場。1984年、本名の「三原順子」から現在の「三原じゅん子」へ芸名を改める。 「軽いがん」子宮頸がんではなく、「予後の悪い」子宮頸部腺がんと診断され、子宮の全...