闘病記

きちんと疑問点をはっきりさせてから相談を受けることが大切夜の酒場でセカンドオピニオン ~わたしの場合~

2010年3月

前回に引き続き、セカンドオピニオンの話です。第2回目では、都立駒込病院院長の佐々木常雄さんに、情報収集をして、疑問点をメモしてから受けることが大切と指摘された川本さんですが、実際に受けたセカンドオピニオンは、かなり様子が違っていたようです――。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実用ムック、料理誌、男性誌、ビジネス誌、書籍等の編集に携わる。2003年退社してフ...

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子宮頸部腺がんを体験したことで、人のありがたみがよくわかった 予後の悪いがんを乗り越え、舞台に立った 女優・三原じゅん子さん

2010年3月

みはら じゅんこ1964年9月13日生まれ、東京都出身。1979年、『3年B組金八先生』に出演し、人気に。1980年、歌手デビュー。デビューシングル「セクシー・ナイト」は売り上げ30万枚を超えるヒットとなる。1982年、NHK紅白歌合戦に出場。1984年、本名の「三原順子」から現在の「三原じゅん子」へ芸名を改める。 「軽いがん」子宮頸がんではなく、「予後の悪い」子宮頸部腺がんと診断され、子宮の全...

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自らの体験を機に、魔法の帽子「ウィッシング・キャップ」を発案 命さえあれば、何でも乗り越えていける

2010年3月

伊佐美佐さん (有)ISAMISAデザインスタジオ代表 いさ みさ 1961年生まれ。大学卒業後、一貫して婦人服の企画・デザインに従事。41歳のとき、心臓の上に奇形腫が見つかる。化学療法、手術を行い、今年で術後8年目を迎える。退院後は、自らの体験を機に、抗がん剤の副作用で脱毛した患者さん向けに、着脱可能な付け髪が付いた「ウィッシング・キャップ」を発案。現在、全国の患者さんの声に耳を傾けながら、「...

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情報収集し、疑問点をメモしてから受けよう知らないと損する!! セカンドオピニオンの上手な受け方

2010年2月

「第2の意見」として、担当医以外の医師に病状や治療法について意見を求める「セカンドオピニオン」。読者の中にも、セカンドオピニオンを受けた方がいらっしゃるかと思います。ただ、その時に本当に聞きたいことを聞けましたか? きちんと納得した答えが返ってきましたか? ここでは後悔しない、上手なセカンドオピニオンの受け方を紹介します。川本敏郎かわもと としろう1948年生まれ。大学卒業後、出版社に勤務。家庭実...

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ラッキーという細い糸がつながったからこそ、俺は生きている 術後1年余で「絶望的だった」リングに復帰した プロレスラー・藤原喜明さん

2010年2月

ふじわら よしあき1949年4月27日、岩手県に生まれる。1972年、対藤波辰巳戦でデビュー。サブミッションレスリング(組技格闘技)に傾倒、その実力者ぶりから「関節技の鬼」として知られる。藤原門下生はプロレス界に多数存在。現在は、俳優のほかナレーター、声優などでも活動している。陶芸、盆栽、イラスト等の特技も多彩。 胃がんはかなり進行するまで自覚症状がないことが特徴で、がん検診を1度も受けたことが...

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がん体験者ならではのできることを追求し見つけ出した「再現美容師」という職業 がんと苦闘している患者さんをきれいにしてあげたい

2010年2月

菅谷利恵子さん 再現美容師 すがや りえこ 1961年生まれ。美容専門学校卒業後、80年に横浜元町の美容室に就職その後サロンワークなどに従事。43歳のとき、婦人科検診で子宮頸がんが発覚、手術。その後08年9月にNPO法人日本ヘアエピテーゼ協会認定の「再現美容師」の資格を取得。08年11月には神奈川県横浜市に医療用ウィッグ専門の美容室、コワフュール・ド・コンフェッティをオープンさせる 自らのが...

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セックスへの思いがあったから放射線の組織内照射に辿り着いた 日本将棋連盟会長・米長邦雄 × 鎌田 實

2010年2月

将棋界の勝負師が前立腺がん治療で打ったこの一手 第51期名人で、タイトル獲得数19期を誇る永世棋聖、米長邦雄さんは、現在、日本将棋連盟会長として、将棋の普及・発展、後進の指導に当たっているが、平成20年に前立腺がんにかかり、同年暮れ、放射線治療の高線量率組織内照射を受けた。勝負師として一世を風靡した米長さんの、がん発見から放射線治療に至る過程で長考したあれこれに、「がんばらない」の鎌田實さんが迫っ...

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がんに負けない強い意志を持ってまずは、「がん」という敵を知る!

2010年1月

がんに関する情報、知識には誤ったものが多く、適切な検査や治療もし損ねてしまうことが多くあります。本連載では、正しい情報をわかりやすく伝えることをモットーに、がん患者であり、ノンフィクションライターの川本敏郎さんが解説していきます。患者だからこそ知りたいこと、今さら聞けない素朴な疑問がある――。そういった患者さんならではの視点で、がん情報を解きほぐしていきます。川本敏郎かわもと としろう1948年生...

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どん底の私を救ってくれた最愛の夫からの25個のケーキ 自分の命よりも、赤ちゃんを失った喪失感のほうがはるかに大きかった 女優/タレント・向井亜紀さん

2010年1月

むかい あき1964年11月3日、埼玉県に生まれる。日本女子大学在学中に、ラジオのパーソナリティとしてデビュー。以後、ドラマ、司会などで幅広く活躍。94年1月、プロレスラーの高田延彦さん(*)と結婚。著書に『16週』(扶桑社)などがある。*高田延彦さんの「高」は、正しくは「はしごだか」です。 向井亜紀さんが、子宮頸がんと診断されたのは2000年9月のことだ。そのとき、彼女のおなかの中には小さな命...

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がん医療の最前線で働く医師が、がんになって得たものとは 再発したら、そのときはそのとき。今は1日1日、ベストを尽くすだけ

2010年1月

植田健さん 泌尿器科医 うえだ たけし 1962年生まれ。89年千葉大学医学部卒業。98年医学博士号を取得。カナダのブリティッシュコロンビアキャンサーエージェンシーへ研究留学、千葉大学講師などを経て、現在千葉県がんセンター泌尿器科部長。06年3月44歳で急性リンパ性白血病を発症。骨髄移植などを経て、12月に退院。07年4月から復職し、今は毎日忙しく患者さんの診察にあたっている がん医療の最前...

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