闘病記

がんは、私を成長させてくれる賢者なんだと思っています 小児時代に卵巣がんで入院生活を送り、「音楽」という表現方法に出逢った天使の歌声、シンガーソングライターのより子さん

2008年12月

よりこ現在24歳のより子は、2歳から6歳までの間、小児がんを患い、多くの時間を病院で過ごした。入院生活の中で音楽の才能に目覚め、16歳でシンガーソングライターとしてデビューを果たす。「ほんとはね。」という楽曲がドラマのテーマソングとして起用されて話題を呼び、8万枚のセールスを記録する。2007年にはテレビ東京系音楽ドキュメンタリー番組「音遊人(みゅーじん)」により子の生き様が取り上げられ、反響を呼...

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がん細胞から世界平和まで縦横に語り合う白熱の3時間 「知の巨人」立花さんが自らのがん体験を踏まえ、樋野さんに鋭く迫る がん特別対論・立花 隆(評論家) × 樋野興夫(順天堂大学医学部教授)

2008年11月

生きるとは、いずれがんになる運命のどこかの地点にいることだ 評論家の立花隆さんは昨年暮れ、膀胱がんを手術した。その渾身の闘病ドキュメントは、月刊「文藝春秋」(5~7月号)に連載された。思想史から宇宙論まで幅広い評論を手がけてきた博覧強記の立花さんは、いま、真摯なまなざしでがんを見つめている。その立花さんが、「がん哲学外来」を開設し、行き場を失ったがん患者さんと真剣に向き合っている順天堂大学教授で病...

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不良患者だから、がんに負けないんだよ! 脳卒中を克服し、さらに膀胱がんにも負けなかったジャズの巨匠・藤家虹ニさん

2008年11月

ふじか こうじ1933年、広島県福山市出身。東京芸大卒業。ジャズ、クラシックの両分野で活動し、映画「未来少年コナン」やテレビドラマの音楽担当でも活躍。50周年コンサートは12月6日、東京・有楽町朝日ホール 「病気というのは負けようと思えば負けるが、どうにもなるもんでもない。あとは野となれ山となれ、だよ」と語るジャズ、クラシック界の名手、藤家虹二さん。 自分をエロじじいと言ってのけるクラリネットの...

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がん宣告にも慌てず騒がず「しゃあねぇや」人生の強さ 「人呼んで、ハードボイルドだど!」で一世を風靡したボードビリアン/俳優/書評家・内藤 陳さん

2008年11月

ないとう ちん 本名・ないとう のぶる1940年、東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。1962年、井波健・栗実とともにトリオ・ザ・パンチを結成、日劇ミュージックホールなどを舞台に大活躍。1981年より「月刊プレイボーイ」で書評「読まずに死ねるか!」を連載し、冒険小説、ハードボイルド小説の普及に貢献した。また同年に自ら日本冒険小説協会を設立、会長に就任して以来、毎年、日本冒険小説大賞を選んでいる。著...

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死を意識して生きると毎日がとても大切に感じられます 医師/作家・久坂部 羊 × 鎌田 實

2008年11月

がんになった時節には、がんを受け入れるがよく候 高齢者の障害をテーマにした『廃用身』で作家デビューし、「平成の『白い巨塔』」と評価された『破裂』で作家の地位を不動のものとした久坂部羊さんは、もともとは消化器外科医であり、がん医療にも詳しい。若い頃、医療の現実に絶望感を抱き、さまざまな経緯を経て、医師と作家の二足のわらじを履くに至った久坂部さんに、鎌田實さんが日本の医療の現状批判、「死に時」の考え方...

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病院のなかを明るくしたい。病気を機に歌い始めた病院コンサートは300回超 「余命2カ月」の危機をくぐり抜けた遅咲きシンガーソングライター・あどRUN太さん

2008年10月

あどらんた1948年、山口県生まれ。“人に役立つ音楽”をモットーにしたシンガーソングライターとして全国で活躍。2000年に日本作曲家協会主催「第2回新しい日本の歌コンテスト 自由曲部門」で「笑おうよ!」がグランプリ受賞。翌年に悪性リンパ腫を発症して以来、学校や病院などでのコンサートをすでに数百回実施している あどRUN太こと、渡橋一則(おりはし かずのり)さんが悪性リンパ腫を告げられたのは、「笑...

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がんは「優しい病気」です 膵臓がんと共存しながら多彩な創作活動を続けるベストセラー作家・栗本薫(中島梓)さん

2008年10月

くりもと かおる東京都生まれ。早稲田大学文学部卒。1977年、中島梓として『文学の輪郭』で群像新人賞受賞、文芸評論家としてデビュー。翌年、「栗本薫」クン登場の『ぼくらの時代』で第24回江戸川乱歩賞、1981年『絃の聖域』で第2回吉川英治文学新人賞受賞。以降、ミステリー、SF、時代、伝奇小説、ミュージカル脚本、演出など幅広く活躍。著書に100巻突破という前人未到の記録を達成した『グイン・サーガ』シリ...

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「病人であり健常人」そんな人生を大切にしたい 悪性リンパ腫の闘病から丸4年。作詞家・杉 紀彦さんが見出した大河の一筋

2008年9月

すぎ のりひこ1939年9月17日、東京都生まれ。放送作家・作詞家・演出家・詩人・ラジオパーソナリティー。少年時代を能登で過ごす。千葉大学文理学部卒。NHKをはじめ民放各局、商業劇場などで多くの番組、ステージの構成・演出に関わり、現在に至る。作詞は400曲以上、代表作に『あまい囁き』(パローレ パローレ=中村晃子・細川俊之)、石原裕次郎『おれの小樽』『昭和たずねびと』、森昌子、松原のぶえ『なみだの...

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どんなに追い込まれたときにも、ユーモア精神と心に余裕を 3つのがんを乗り越えつつある教育・経営コンサルタントが語る「がんとの付き合い方」

2008年9月

かど つらゆき 1964年、学習院大学理学部物理学科卒業、日立製作所入社(情報・通信グループ)。 2000年10月、日立製作所を定年退社(教育主管)。 専門はシステム・エンジニア教育コース設計と教育効果測定。 現在、情報処理国際機構(ITプロ、社会人教育担当)委員、情報文明文化研究所代表として「表現術」「交渉術」「コアコンピタンスとビジネスモデル」「マーケティング論」などを講演・講義している。 著...

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がんという試練に鍛えられたから、パリ・ダカにも挑戦できたのです! 子宮がん、さらには乳がんで両方の乳房まで失いながら、58歳で国際ラリー・ドライバーになった能城律子さん

2008年8月

のしろ りつこ1935年東京生まれ。12歳のときに長野県(白馬)に疎開。17歳で東京に戻る。21歳のときスキー1級取得。23歳で貿易会社を設立。女性と子どもをテーマに35歳のときに世界1周65カ国を1人旅。1976年、38歳のときに世界ではじめて国際ホテル内にサービス業としてベビールームを開設。51歳で国際A級ライセンス取得 能城律子さんは世界最高齢の国際ラリー・ドライバーとして知られる。女性で...

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