闘病記

がんと生きる

医をめぐる勉強ががんをめぐる環境を変えるかもしれない 医師と患者の架け橋として・中島陽子さん

2004年1月

中島陽子さん (医をめぐる勉強会」代表) なかじま ようこ 1955年生まれ。東京都出身。滋賀県信楽町在住。 1996年4月、乳がん発病。左乳房切除手術を受ける。 1997年4月、放送大学に入学し心理学を学ぶ。 1999年6月、乳がん患者の話を聞くボランティアを始める。 1999年9月、ホームページ「風の吹く場所」開設 (ホームページを見る) 2000年6月、医をめぐる勉強会開設。 心の奥にい...

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「ぶざまな乳がん体験」から、何かを得てほしい 漫画家・大山和栄さん

2003年12月

医師の言葉がチンプンカンプン 漫画家の 大山和栄さん がんは、ある日、突然、やってくる。 身内にがんで亡くなった人がいても、新聞やテレビでがんの情報を見聞きしても、「いざ自分ががんになったとき」をリアルに想像してみることは少ない。 漫画家の大山和栄さんにとっても、がんはどこか他人事だった。だから、2002年の初夏、左の脇の下にできたシコリが乳がんの転移だとは、思ってもみなかった。 ...

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私はがんとともに生きる道を選んだ 発病から23年、病気は自分の影のようなもの・高出昌洋さん

2003年12月

高出昌洋さん (版画家、「いずみの会」事務局長、62歳) たかいで まさひろ 1941年生まれ。版画家。 1980年、胃がんにより胃の4分の3を切除。 1980年から木版画の制作を始める。 1999年、第1回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ入選。 兵庫県立美術館美術講座木版画コース講師。創作版画協会会員。兵庫県民芸協会会員。 「いずみの会」事務局長。 入院、そして手術。多忙な教師生活が一転 彫...

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「がんになって得をした」と思いたい 開業医(小児科医)/医療過誤原告の会会長 久能恒子さん

2003年11月

「医師のくせに医師を訴えるなんて」 久能恒子さん (67歳、宗像市) 開業医(小児科医) 医療過誤原告の会会長 「生きててよかった、という感じがします」 開業医の久能恒子さんは、2003年6月26日、福岡地裁小倉支部の前で、晴れやかな笑顔を見せた。この裁判の間、3度のがん手術を乗り越えてきた。胸には、三女・紹子さん(享年17)の遺影を抱いている。 久能さんは、紹子さんを11年前、医療...

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「がん患者を支えることが私の生を支えている 多重がんを乗り越えて、――土橋律子さん

2003年11月

土橋律子さん つちはし のりこ 1955年 長野県生まれ 1976年 千葉大学医学部附属看護学校卒業、同大附属病院勤務 1994年 支えあう会「α」設立 2000年 生命をささえる研究所設立 土橋律子さんの闘病歴1989年10月 子宮体がん 1991年3月 卵巣がん 1991年8月 腸閉塞 1992年1月 大腸がん 2年有余に及ぶ壮絶な闘病の日々 涙が一筋、頬をつたって落ちた。無理につ...

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