闘病記

がんになった著名人

治ると思ってがんに対峙するのと ダメだと思って対峙するのとでは全然違う 与謝野 馨 × 鎌田 實

2014年4月

35年間に7回がん宣告を受けた「全身がん政治家」が今、語る憂国の情文部大臣、通産大臣、官房長官、経済財政担当大臣など、政治の世界で数々の要職を歴任してきた与謝野馨さんは、初当選の翌年から35年間の長きにわたって、がんと闘ってきた。一昨年の師走選挙前に政界引退をしたが、下咽頭がん手術で一時失った声も、気管食道シャント法と呼ばれる手術で取り戻し、筋金入りの財政再建論者として、アベノミクスの行方を注視し...

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継続は力なり、がんとは統合療法的に闘う 大腸がんと肝転移と24年間闘った精神科医・星野仁彦さん(66)

2014年3月

ほしの よしひこ1947年福島県会津若松市生まれ。1973年福島県立医科大学卒業、神経精神科入局。1984年米国エール大学児童精神科留学。1990年大腸がん発見、手術後肝臓への転移発見。1991年福島県立医大神経精神科助教授。2003年福島学院大学福祉心理学部教授。著書、新聞連載など多数ガンと闘う医師のゲルソン療法 [ 星野仁彦 ]大腸がんが肝臓に2カ所転移すると「5年生存率は0%(当時)」――。...

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病気にはなったけど 決して病人にはなるまい 田部井淳子 × 鎌田 實

2014年3月

女性初の7大陸最高峰登頂者が 乳がん手術、子宮摘出、がん性腹膜炎を発症し余命3カ月と宣告されて今から約40年前、女性で初めて世界最高峰・エベレスト登頂を成し遂げた田部井淳子さん。その後も、女性初の7大陸最高峰登頂者となり、女性登山家として押しも押されもせぬ第一人者である。田部井さんは、2008年に乳がんの手術をし、2012年にはがん性腹膜炎の抗がん薬治療をするなど、ここ5~6年、がん闘病生活を送り...

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みんなとボールを蹴りに戻ってくる 仲間に届け! 「番長」の決意 肺がんと闘うフットサル元日本代表・久光重貴さん(32)

2014年2月

ひさみつ しげたか1981年7月8日、神奈川県横浜市生まれ。小学生で横浜SCつばさ、中学生でヴェルディ川崎ジュニアユースを経て、東京の帝京高へ。卒業後、21歳でフットサルに転身。カスカヴェウ、ペスカドーラ町田を経て2008年から湘南ベルマーレ。09年日本代表。ポジションは守備と舵取り役を担うFIXO。1メートル72、71キロフットサルをしたいのか。生きたいのか――。サッカーのエリート街道を歩んでい...

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神が私を見捨てないから 難治性乳がんにもへこたれない ゴスペルシンガー・KiKi(ゲーリー清美) × 鎌田 實

2014年2月

鎌田實がその歌声に心を揺さぶられたゴスペルシンガーの 波乱万丈の人生と難治乳がんとの壮絶な闘い北海道を拠点にゴスペルを歌いながら全国を回っているKiKiさんは、10年前に難治性乳がんを発症した。その後、2度再発したが、いずれも温存手術で乗り切っている。ゴスペルシンガー・KiKiさんを支えているのは、神に対する敬虔な信頼である。両親の愛に包まれて育った少女時代は父の事業の失敗で暗転、波瀾万丈の青春時...

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早期発見、治療が何より 早い処置が大切なのは政治も同じです 若き日に甲状腺がんの手術を受けた政治家・小沢一郎さん(71)

2014年1月

おざわ いちろう1942年東京生まれ。3歳で岩手県に。慶応大学経済学部卒、日本大学大学院法学部中退。69年、旧岩手2区で衆議院議員初当選。以降15回連続当選。国家公安委員会委員長などを歴任し、89年自民党幹事長。93年に自民党を離脱し新生党を結成。以後、自由党、民主党などを率いる。2013年1月から生活の党代表。趣味は囲碁、釣り衆議院議員を半世紀近く務める「生活の党」代表の小沢一郎さん。47歳で自...

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恵まれている日本の医療環境 しかし〝後進国〟にはならないで 十二指腸がんを経験したジャーナリスト・辛坊治郎さん(57)

2013年12月

関西を中心にテレビのニュース情報番組のキャスターとして活躍する辛坊治郎さんに十二指腸がんが見つかったのは、去年(2012年)の12月。内視鏡手術を受け、6月にはヨットによる太平洋横断を試みた。自らの体験を、患者として、そしてジャーナリストとして振り返る。しんぼう じろう1956年鳥取県生まれ。すぐに埼玉に転居し、大学まで過ごす。早大法学部卒。読売テレビにアナウンサーとして入社。朝番組を中心に活躍。...

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自分がときめくもの細胞が生き生きすることを見つけよう 胃がんで手術、再発を経験しながら芝居に打ち込む俳優・佐藤B作さん

2013年11月

さとう びーさく1949年、福島県生まれ。早大商学部を中退後、演劇を目指して「劇団東京ヴォードヴィルショー」を創設、主宰者に。舞台やテレビを中心に活躍。東日本大震災後は、地元のために募金や支援活動も展開する。妻は女優のあめくみちこ 舞台、テレビなどで独特の魅力を発散する佐藤B作さんは、2007年に何の自覚症状もないまま、胃がんの宣告を受けた。8時間の手術を受けた病床でも仕事への思いを途切れさせず...

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意見をたくさん聞く。そして、気持ちを聞いてもらう。 甲状腺がんを経験した女優・斉藤こず恵さん

2013年10月

さいとう こずえ1967年、東京都出身。劇団「若草」で子役に。1974年NHK連続ドラマ『鳩子の海』主演。1976年、『山口さんちのツトム君』で歌手デビュー。その後、芸能活動を休止し、アメリカの大学に進学。93年、教会の聖歌隊に参加するなどブルース歌手としても活動。現在、劇団「Stinky」を共同主宰。 昭和40年代、まだ「子役」という存在が珍しかったころ、6歳で国民的なスターになった斉藤こず惠...

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無理はしない。できることからする。子宮頸がんを乗り越えよう! 子宮頸がんの手術から復帰した女優・古村比呂さん

2013年9月

こむろ ひろ1965年北海道生まれ。1985年、北海道のローカル番組出演中に放送作家の景山民夫氏にスカウトされ上京。クラリオンガール準グランプリに選ばれる。1987年NHK朝のテレビ小説「チョッちゃん」のヒロインを務め一躍人気女優に。現在、女優として活動を続けるほか子宮頸がんの正しい知識や検診の啓発に努めている。 1980年代のアイドル全盛時代に北海道でスカウトされ、上京した古村比呂さん。慣れな...

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