イレッサ(一般名:ゲフィチニブ)〔投与法編〕納得のいく説明を受け、副作用に万全の注意を
2004年1月
進行した肺がんに画期的な効果がありながら、重い肺の副作用による死亡例の多発で、危険な抗がん剤というイメージがついてしまったイレッサ(一般名ゲフィチニブ)。このイレッサを、がんと闘う武器として活用するためには、専門医とよく相談しながら慎重に服用することが必要です。担当医から薬の有効性と副作用についてよく聞く前回「概要編」で紹介したように、イレッサは、手術で完治できない肺がんでも、外来治療で大幅な腫瘍...