良性の子宮内膜症性嚢腫と診断。手術法を迷っている
2005年10月
貧血のため、近くの病院の内科を受診しました。血液検査を受けたところ、別の病院の婦人科を紹介され、その婦人科では、内診、血液検査、超音波検査、MRIを受けました。腫瘍マーカーのCA125は116、CA19-9は52で、それぞれ正常値を上回っています。画像を見ると、左右の卵巣にそれぞれ3~4センチの腫瘍が認められるそうです。自覚症状としては、下腹部の痛みがときどきあります。診断は、卵巣嚢腫の一種である...
2005年10月
貧血のため、近くの病院の内科を受診しました。血液検査を受けたところ、別の病院の婦人科を紹介され、その婦人科では、内診、血液検査、超音波検査、MRIを受けました。腫瘍マーカーのCA125は116、CA19-9は52で、それぞれ正常値を上回っています。画像を見ると、左右の卵巣にそれぞれ3~4センチの腫瘍が認められるそうです。自覚症状としては、下腹部の痛みがときどきあります。診断は、卵巣嚢腫の一種である...
2005年10月
卵巣がんになり、腫瘍マーカーの数値に一喜一憂しています。腫瘍マーカーの出方に個人差はあるのでしょうか。また、卵巣がんの「マーカー再発」とはどれくらいの値を基準にしているのでしょうか。(栃木県 女性 46歳)A マーカー値は補助的な指標。マーカー再発という言葉は、正式ではない腫瘍マーカーの値は絶対的なものですから、個人差はありません。ただし、腫瘍マーカーだけでがんを判断できるわけではなく、画像など複...
2005年10月
先日、CTで肺の検査を受けたら、1センチほどの影があると指摘されました。後日、PET(陽電子断層撮影法)を受けたのですが、このときは何も映らないと言われました。PETは最新鋭の検査機器で、これまでは発見できなかった非常に小さながんも発見できると聞いています。CTには映って、PETには映らない影とは何なのでしょうか。肺がんの心配はないのでしょうか。(広島県 男性 53歳)A CTに映っても、PETに...
2005年10月
81歳の父のことでご相談です。健康診断で肺に影が見つかり、後日、CT検査と気管支鏡検査を受けました。気管支鏡ではがんの組織は採取できなかったということでしたが、医師からはおそらく早期の肺がんがあるだろうと言われ、治療法として胸腔鏡手術を勧められました。この胸腔鏡手術とはどのような手術なのでしょうか。高齢なので、本人もできるだけ身体への負担が小さい方法での治療を望んでいます。手術はすぐに受けたほうが...
2005年10月
最近、肛門から2センチほどのところにがんが見つかりました。他臓器への転移はありません。腹腔鏡手術で直腸を切除し、永久人工肛門を造設しました。しかし、術後2週間目頃から食後に強い腹痛があり、大変不安です。炎症を抑える薬と鎮痛剤を1錠飲むと楽になります。実は、退院前にも同様の強い腹痛があり、腸閉塞が疑われて検査を受けましたが、「問題のない痛みです」といわれました。痛みはほぼ毎日あります。こうした症状は...
2005年10月
5年前にS状結腸がんでリンパ節転移が2カ所見つかり、外科手術を受けました。術後8カ月目、小さな肝転移が2カ所発見され、エタノール注入療法を受けました。その後は、再発予防のために野菜ジュースを多く飲み、食塩と動物性脂肪の少ない食事を採るようにしています。ほかに、再発予防に有効な方法があったら教えてください。(岩手県 男性 54歳)A 残念ながら、食事療法では再発の予防はできない肝転移に対する第1選択...
2005年10月
2005年7月にS状結腸がんの手術を受けました。検査の結果、リンパ節が想像したよりも腫れていたため、化学療法が必要になるかも知れないといわれました。化学療法は必要なのでしょうか。また、必要だとすれば、どんな化学療法を受けたらよいのでしょうか。(静岡県 女性 59歳)A リンパ節転移があれば推奨。なければ推奨されないリンパ節が「腫れている」とのことですが、この表現はあいまいです。顕微鏡による病理組織...
2005年10月
2004年末、私の父(72歳)は肛門部分を残して上部数センチを切除しました。しかし、術後に縫合不全を起こし、一時的に人工肛門に切り替えて縫合部分がふさがってから人工肛門をはずす予定でした。ところが、その間に肺転移が見つかり、人工肛門をはずす治療が遅れています。注腸検査をした結果、「腸が細くなっていて、薬が入りません。内視鏡を使って検査をしましょう」と言われました。こうしたケースはよくあるのでしょう...
2005年10月
舌の付け根にできた2センチほどの白いできものがなかなか治らなかったため、病院で検査を受けた結果、乳頭腫との診断を受けました。医師からは、このまま放置しておくとがん化することもあるので、レーザーを使って切除すると言われました。しかし、治療後、会話するのが困難になるなどの後遺症が出る可能性もあると言われ、とても心配です。すぐにこの治療を受けたほうがいいのでしょうか。切除以外の治療法はありませんか。(徳...
2005年10月
2カ月前、74歳の父が非小細胞がん(扁平上皮がん)の3期と診断されました。腫瘍が血管近くに達しており、その時点では手術は難しいと言われ、抗がん剤と放射線での治療を受けました。その結果、がんが縮小し、手術ができる可能性が出てきたとのことです。手術後にも抗がん剤治療を行うと言われていますが、年齢などを考えると、体力が持つか心配です。本人も手術には積極的ではありません。手術をしないで、このまま放射線と抗...