硝子体播種を伴う網膜芽細胞腫。眼を残す治療法とは?
2015年1月
5歳の子どもが、硝子体播種を伴う網膜芽細胞腫で放射線治療を行いましたが、最近になって再発し、再び硝子体播種を引き起こしていることが分かりました。主治医からは、再度放射線治療することは難しく、眼球を摘出するしかないと言われています。ただ、どうしても眼を残してあげたいと思い、色々調べてみると、眼に直接薬を注入して、眼を温存する治療法があると知りました。これは具体的にはどういった治療法なのでしょうか。(...
2015年1月
5歳の子どもが、硝子体播種を伴う網膜芽細胞腫で放射線治療を行いましたが、最近になって再発し、再び硝子体播種を引き起こしていることが分かりました。主治医からは、再度放射線治療することは難しく、眼球を摘出するしかないと言われています。ただ、どうしても眼を残してあげたいと思い、色々調べてみると、眼に直接薬を注入して、眼を温存する治療法があると知りました。これは具体的にはどういった治療法なのでしょうか。(...
2015年1月
3歳になる息子が、緑内障を合併している国際分類E群の網膜芽細胞腫と診断されました。手術をして眼球を摘出し、その後、主治医の考えとしては再発を防ぐため化学療法を行ったほうがよいと言います。化学療法はやはり行うべきなのでしょうか。手術だけでも大きな負担なのに、その上化学療法まで受けさせなければならないのかと思うと、どうしても踏み切れません。(32歳 女性 静岡県)A 眼球外に浸潤していたなら術後化学療...
2015年1月
検診で胃がんが見つかりました。がんの大きさは約2㎝。「リンパ節転移はなさそうだが、粘膜下層に達しているので、開腹手術をしたほうがよい」と主治医に言われました。なるべく負担のない手術をしたいと思い、インターネットで調べたところ、腹腔鏡下手術であれば傷が小さいと書いてありました。私の場合、この術式は適応にならないのでしょうか。また、私の母も40代で胃がんの手術を受けています。乳がんなどで遺伝性のがんが...
2015年1月
75歳になる母のことで相談します。主治医から「進行した胃がんで腹膜播種があり、厳しい状態」と言われました。*TS-1と*シスプラチンの併用療法を勧められましたが、シスプラチンは副作用が強く出ることがあると聞き、母の年齢や体力を考えると心配です。ほかに効果が期待できる抗がん薬はありますか。母は治療に積極的ではありません。抗がん薬治療は行わないことを選択すると、余命はどのくらいなのでしょうか。(45歳...
2015年1月
ステージ1aの早期の胃がんで、胃の2/3を切除する手術をしました。術後10日間で体重が3kg落ちましたが、早食いをせず、数回に分けて少しずつ食事をしていたせいか、とくに問題はありませんでした。ところが3カ月過ぎたころから、めまい、吐き気、腹痛などの症状が現れました。大人の半分量を食べただけで胃がモヤモヤして吐いてしまい、食べることにストレスを感じています。何か対処法はあるでしょうか。(31歳 女性...
2015年1月
尿管がんで右の腎臓も併せて摘出しました。その半年後に肺に転移していることがわかり、*ジェムザールと*パラプラチンの抗がん薬治療を始めました。しかし、ジェムザール投与のあと白血球が減ったということで、2回目のパラプラチンができない状態が続いています。私が心配なのは腎臓の機能です。クレアチニンの値は1.6で透析はまだ必要ないと言われていますが、腎臓に負担がかからないもっといい抗がん薬はないでしょうか。...
2014年12月
非浸潤性乳管がんで、がんの大きさは1.5cm、乳房温存手術、放射線治療を受けました。しかし、このタイプはがんが広がっているわけではないので、もしかしたら放射線は過剰治療ではなかったかと思っています。また、術後*ノルバデックスを飲み始めたのですが、ほてりや倦怠感があり、気分もふさぎがちです。服用を止めることはできますか。(50歳 女性 東京都)A 副作用がつらい場合は服用しなくても問題ない板橋中央総...
2014年12月
集団検診の結果から、子宮頸がんと診断されました。がんの中でも早期である上皮内がんとのことで円錐切除をすれば大丈夫との方針を示されましたが、知り合った患者仲間に聞くと、円錐切除では取り切れずに結局1年後に全摘せざるを得なくなったと言います。このようなケースは珍しいのでしょうか。もう子供もいるので最初から全摘したほうがよいか、とも思って迷っています。(32歳 女性 宮城県)A 早まって全摘することはな...
2014年12月
8年前に子宮頸がんで子宮を摘出しました。娘が思春期を迎えました。将来、私と同じ思いをさせたくありません。原因となるHPV(ヒトパピローマウイルス)感染予防のワクチンがありますが、報道によると副反応(副作用)も強いようで心配でもあります。私は接種させたいのですが、ご意見をお願いします。(45歳 女性 愛知県)A 副反応が出た場合のために 専門のケア窓口を設置東京大学大学院医学系研究科の織田克利さん子...
2014年12月
7年前、乳房温存手術を受けました。がんの大きさは2.2cm、ホルモン受容体陽性、HER2陰性、リンパ節転移が1個あったため、右脇のリンパ節(腋窩リンパ節)を郭清しました。退院後は*リュープリンの皮下注射を2年間、*ノルバデックスを5年間服用しました。手術時は閉経前でしたが、その後閉経しました。今年(2014年)になって腰痛がひどくなり、検査の結果骨転移が判明。頭蓋骨、胸骨、頸椎など無数に転移してい...