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連載

「人間は暗いところから生まれ、死ねばまたそこに帰って行く」という空海の哲学を知り、死の恐怖が消えた 小説家/脚本家・早坂 暁 × 鎌田 實

2009年9月

「がん」で絶望の淵にあったとき、音楽に触れて魂の本音がほとばしり出た テレビドラマ『夢千代日記』『天下御免』『花へんろ』や、映画『きけ、わだつみの声』などの作品で知られる脚本家の早坂暁さんは、今年8月、80歳になった。3年前に泌尿器系のがんと診断され手術。現在、リンパ浮腫の副作用に悩まされている。早坂さんは50歳になった頃、心筋梗塞に加えて胆嚢がんと診断され、死の恐怖にさいなまれ絶望の淵に立たされ...

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若い患者さんの大腸がん闘病記 がんという病気の治療は、いわば「未知の領域への探検」

2009年8月

すわ くにお東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。がんの闘病記を調べました。この種の文章は読んでつらいことはありますが、どれも心情にあふれています。今号で紹介する「大腸雁之助の大腸がん闘病記」の著者は、病気発見の時点で34歳でした。期待にた...

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患者さんが教えてくれたこと「アンダースタンド」

2009年8月

たなか ゆうじ 1970年生まれ。徳島大学卒業。東京大学、都立駒込病院を経て、米国デューク大学に留学。 現在は東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワーク部門客員助手。 2000年、患者会血液患者コミュニティ「ももの木」を設立し、定期的な交流会を続けている今回は、またまた患者さんに教えていただいたことです。僕自身が、なるほどと感心して、ぜひぜひコラムでご紹介したい、と思いました。これまで、医...

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がん対策基本法の理念は悪くない。しかし、この仕組みは1度、壊したほうがいい 作家/医師・海堂 尊 × 鎌田 實

2009年8月

拠点病院をつくるより1つひとつの病院に力をつけさせるほうが大事 『チーム・バチスタの栄光』『極北クレイマー』など、相次いでヒット作を連発し、総計1000万部に迫る勢いの今、最もホットな書き手である海堂尊さんは、現役の病理医師でもある。作品に日本の医療がかかえる諸問題を巧みに取り入れながら、日本の医療の現状に異議を申し立てている。地域住民との信頼関係を土台に地方病院を立て直してきた鎌田さんと海堂さん...

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がん治療と再生医療 再生医療はがん治療の突破口でもあるが、発がんの危険性も

2009年7月

すわ くにお東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。「再生医療」というテーマを、学習する機会がありました。再生医療の中で、広範囲の火傷などによる大きな皮膚の欠損をおぎなうための皮膚の培養はすでに十分に実用レベルです。しかし、この再生医療が「が...

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がんは絶望すると悪くなり、気力が充実すれば克服できる、そう信じています 漫画家/詩人・やなせたかし × 鎌田 實

2009年7月

膀胱がん、10回の再発を乗り越え、アンパンマンは今日も行く 30年以上にわたって、幼児を中心に日本の子どもたちを魅了し続けているアンパンマン。その原作者である漫画家のやなせたかしさんは、数年前からがんと闘っている。腎盂にできたがんを取り除いた後、すぐに膀胱がんが発見され、10回の再発を度重なる内視鏡手術、そして放射線、BCGの併用療法で乗り切って、90歳になった今も、元気に創作活動を続けている。&...

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子どもが欲しいという想い、そして持たないという選択 特別対談・洞口依子(女優) × 高橋 都(東京大学大学院講師)

2009年6月

大切なのは、夫婦がどこに価値を置くかということ 女性のがんと密接に関わってくる妊娠、出産、子どもという問題――。2004年に子宮頸がんを患い、今年5年目を迎えた女優・洞口依子さんと、がん患者の性問題の第1人者である東京大学大学院講師の高橋都さんとがこの問題を巡って話し合った。特別対談第2弾。「あなたはどうしたいですか? あなたのパートナーはどうしたいと思っていますか?」お2人はこう投げかける。 ど...

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乳がん検診の受診率 検診を受けないと寿命はどの程度短縮するか

2009年6月

すわ くにお東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。乳がん検診の受診率が、日本は欧米諸国に比較して低レベルにとどまっていると非難する記事が新聞などでよく掲載されます。そもそも乳がんの死亡率はどのくらいで、検診を受けることによるメリットと、受け...

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日本でも患者会が動き始めました!

2009年6月

たなか ゆうじ 1970年生まれ。徳島大学卒業。東京大学、都立駒込病院を経て、米国デューク大学に留学。 現在は東京大学医科学研究所探索医療ヒューマンネットワーク部門客員助手。 2000年、患者会血液患者コミュニティ「ももの木」を設立し、定期的な交流会を続けている今でも覚えている、研修医のときに患者さんから言われた言葉があります。「先生、飲み薬で白血病なおしてよ」若くして白血病になった彼は、順調だっ...

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腸内細菌とがん 腸内細菌が発がん物質を産生するか

2009年5月

すわ くにお東京大学医学部卒業。マサチューセッツ総合病院、ハーバード大学などを経て、帝京大学教授。医学博士。専門は麻酔学。著書として、専門書のほか、『パソコンをどう使うか』『ガンで死ぬのも悪くない』など、多数。腸内細菌と、がんの関係を調べてみました。腸内細菌が、発がん物質を産生するとの話を読んだからです。調べてみると、荒唐無稽どころか興味深い話です。腸内細菌を善玉菌と悪玉菌とに分けるのは、比較的普...

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