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2017_aug_i

腫瘍が60%以上縮小した例も

監修●岡野尚弘 杏林大学医学部内科学腫瘍内科助教

現在、切除不能・再発胆道がん治療で保険承認されているのは、ジェムザール、TS-1、シスプラチンの3剤のみ。2次治療の標準治療も確立されていないのが現状だ。そこで現在、標準治療確立に向けて、先進医療として行われているのが、腎細胞がんですでに承認されているインライタによる単剤療法だ。なかには非常に奏効した例も見られているという。

全身化学療法としてジェムザール+アブラキサンを用いた臨床試験が進行中

監修●須藤研太郎 千葉県がんセンター消化器内科主任医長

他のがん種と比べても治療が厳しいとされる膵がんだが、現在手術ができない局所進行例に対して新たな取り組みが行われている。それが、化学療法を先行して行い、その後局所治療としてTS-1を併用した放射線療法を行うというもの。なかには腫瘍が縮小して手術が可能になる例が出ているなど、大きな期待が寄せられている。

がん抗原を提示した細胞を体内に戻すワクチン療法に期待

監修●勝田将裕 和歌山県立医科大学第二外科講師

進行した状態で発見されることの多い膵がんは、難治性がんの一つとされる。有効な治療法がまだ少なく、新しい治療法の開発が強く求められている。和歌山県立医科大学第二外科では、山上裕機教授を調整医師とする「TS-1併用WT1ペプチドパルス樹状細胞ワクチン(TLP0-001)の二重盲検ランダム化第Ⅲ相医師主導治験」が始まった。今後5年間で有効性が検証されれば、がんワクチン療法として初めての承認申請が期待される。

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