進行別 がん標準治療 手術で治癒を、放射線化学療法、抗がん剤治療でできるだけの延命を
2005年6月
国立がん研究センター東病院 外科部長の木下平さん 国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科部医長の 古瀬純司さん 膵臓がんは、がんの中でも、とりわけ治療が困難ながんとして知られています。 治療が困難な理由のひとつは早期発見の難しさにあります。特徴的な症状がないこと、検査でも見つけにくいことがその原因です。もうひとつの理由は、がんが早期のうちから浸潤、転移しやすいことです。しかし、最近は、手術...