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2017_mar_i

従来の放射線化学療法を上回る治療成績も

監修●山田 滋 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所病院消化器腫瘍科科長

見つかったときには手術できないケースがほとんどであり、難治(なんち)がんの1つと位置づけられる膵がん。手術できない局所進行膵がんに対しては、化学療法あるいは放射線化学療法が行われるが、治療成績は芳しくないのが現状だ。そういった中、注目されているのが重粒子線による治療法。化学療法を併用した重粒子線治療で、良好な成績も出ているという。

正常組織への照射を減らし、合併症も起きにくい

監修●桑山隆志 昭和大学病院ブレストセンター助教

乳房温存療法を選択する場合、再発予防のために放射線治療が必要となる。現在、放射線治療としては、乳房全体に放射線を照射する「全乳房照射」が標準治療だが、照射期間は5~6週間と長く、生活に負担が生じることがしばしばあった。そこで、こうした問題を解決すべく、新たな照射法として開発されたのが「加速乳房部分照射法」。SAVI(サヴィ)と呼ばれる治療器具を用いた新たな乳房温存療法に、いち早く取り組む医師に話をうかがった。

優れた有効性と慢性毒性の発生率が低いことが明らかに

監修●櫻井英幸 筑波大学医学医療系放射線腫瘍学教授

従来のX線治療に比べて、病巣のみにピンポイントに照射でき、周りの正常な組織を傷つけることなく、副作用も軽く済むことが大きな特徴の陽子線治療。1983年より陽子線治療の本格的臨床研究を開始し、国内で最も長い歴史と優れた実績をもつ筑波大学。中でも小児がんに対する陽子線治療は、臨床研究開始時からスタートしており、これまでに300人近くの患児を治療してきている。昨年(2016年)11月に京都で開かれた日本放射線腫瘍学会では、筑波大学をはじめ全国4施設における小児がんに対する陽子線治療の全国調査の結果が報告された。その内容について専門医に伺った。

鋭い切れ味 − 少ない数の病巣だけでなく5カ所以上でも同等な有効性

監修●山本昌昭 勝田病院水戸ガンマハウス脳神経外科部長/日本ガンマナイフ学会理事長

がんが脳に転移した転移性脳腫瘍に対する治療に対しては通常、手術、放射線治療が用いられる。放射線治療では定位放射線治療、その中でも特にガンマナイフが注目されている。有効性と安全性はどのようなものだろうか。ガンマナイフ治療の現状について専門家に伺った。

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