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2018_apr_i

監修●大圃 研 NTT東日本関東病院内視鏡部部長
話●村元 喬 NTT東日本関東病院消化器内科医師

大腸の内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)が保険適用されて6年、その技術は今も進化し続けている。高度な技術を要するESDだが、合併症の発生率も徐々に低下し、「早期大腸がんは、内視鏡治療で根治できる」と言えるまでになってきた今、ESD症例数日本随一を誇るNTT東日本関東病院の内視鏡チームに話を聞いた。

監修●高丸博之 国立がん研究センター中央病院内視鏡科医師

1滴の血液から13種類のがんが早期発見できるというマイクロRNAを活用したがん診断法の研究が、国立がん研究センター研究所分子細胞治療研究分野長・落谷孝広さんを中心に進んでいる。同じく当病院内視鏡科の高丸博之さんも、大腸がんの早期発見を可能にする診断法の実用化に向けて、その臨床的なパートの研究に協力している。

監修●内田信之 原町赤十字病院副院長・第1外科部長

「がんが将来的にどのように経過していくか」を予想する目安となる因子を「予後因子」という。ステージ(病期)やがん細胞の悪性度などがよく知られているが、最近、進行・再発した患者によく見られる「悪液質」という因子が注目されている。これが、がん治療をしても奏功しにくいなど、生命予後に関わる重要な因子であることがわかってきた。

また、その改善には栄養療法が有効で、積極的に行うことで生存期間の延長につながるという報告も相次いでいる。2018年2月横浜で開催された日本静脈経栄養学会で栄養療法の有効性について発表した原町赤十字病院(群馬県吾妻郡)副院長の内田信之さんに伺った。

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