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2018_jun_i

再発乳がんへの対応

監修●中村清吾 昭和大学医学部乳腺外科教授

術後10年以上経っても、再発の不安から逃れられない乳がん。しかし、ホルモン療法のメカニズムを知り、その理由と傾向がわかれば、何に注意して日々を過ごしたらよいかが見えてくる。過剰な心配は必要ない。万が一、再発したとしても、新薬も年々増え、治療法の選択肢も広がっている。大切なのは、知ること。そして、不安を捨てて楽しく生きていくことだ。

監修●岩田広治 愛知県がんセンター中央病院副院長/乳腺科部長

これまでは2年ごとに改訂されてきた「乳癌診療ガイドライン」だが、今回は3年を要して改訂された。今回の改訂は、これまでのガイドラインと大きく変わったという。どこがどのように変わったのか。ガイドライン作成委員長の愛知県がんセンター中央病院乳腺科部長の岩田広治さんに伺った。

CDK4/6阻害薬は乳がんホルモン療法期待の新薬

監修●向井博文 国立がん研究センター東病院乳腺・腫瘍内科医長

2017年3月に米国食品医薬品局より正式承認され、同年12月には日本でも販売開始となったCDK4/6阻害薬イブランス。これにすぐ続く形で、同系統のバーゼニオが昨年9月と今年2月に米国食品医薬品局によって承認された。秋には日本での承認もほぼ確実視されている。ホルモン療法との併用で無増悪生存期間(PFS)を倍以上に伸ばす可能性のあるこの新薬について、イブランスとの比較も含め、どんな薬なのか検証した。

監修●名取由貴 順天堂大学医学部附属練馬病院乳がん看護認定看護師

乳がんは進行・転移すると皮膚表面に露出し、潰瘍になることがある。がん性皮膚潰瘍だ。強い痛みが起こり、出血や滲出液に細菌が感染すると臭いを放つようになり、潰瘍が広がると滲出液も増え、1日に何度もガーゼやパッドを交換しなければならない。「臭いで周囲も自分もつらい……」という精神的苦痛も含めて、患者のQOLを著しく損なう要因となる。そこで、順天堂大学医学部附属練馬病院と生活用品メーカーによる臭いの主要成分の解明とその消臭方法に関する研究が行われている。患者の協力を得て消臭効果を検証し、臭いケア製品の実用化につなげようとしている。

監修●西村誠一郎 静岡県立静岡がんセンター乳腺外科部長

超高齢社会となった日本では、当然のように高齢になってからがんに罹患する患者数も増えている。乳がんの場合も同じで、高齢者乳がんが増加している。高齢になると全身機能の低下とともに、合併症を伴う頻度が高くなり、ガイドラインに則った治療が行えない場合が多いという。高齢者乳がんに取り組む専門家に聞いた。

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