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2018_oct_i

監修●寺谷卓馬 NTT東日本関東病院消化器内科主任医長

ラジオ波焼灼療法(RFA)は、肝細胞がんの標準治療として『肝癌診療ガイドライン2017年版』(日本肝臓学会編)にも記載されているが、現在のところ、その適応は主に早期の肝細胞がんに留まっている。しかし、再発進行した肝細胞がんや、他の臓器のがんが肝臓に転移した転移性肝がんに対しても治療効果が見込めるとして、RFAを積極的行っている医療機関もある。その1つ、NTT東日本関東病院消化器内科主任医長の寺谷卓馬さんに治療の現状をうかがった。

監修●渡邊五朗 医療法人財団順和会山王病院消化器外科医師/国際医療福祉大学 病院教授/元・虎の門病院副院長

5年生存率20%と聞くと、絶望的にすら思える胆のうがん。閉鎖された臓器の中にできるがんだから、症状が出にくいことも難しさの一因だ。しかし、症状のない早期の段階で発見して手術すれば、なんと95%完治するというのだ。その方法とは――。

監修●永川裕一 東京医科大学消化器・小児外科分野准教授

〝暗黒の臓器〟とも言われる膵臓。その膵臓に発症する膵がんは、最も恐れられている難治性のがんの1つであり、近年、わが国においても発症数は増えている。そんな膵がん治療において、いく筋かの光が射し始めているという。臨床の最前線で、数多くの膵がん治療に当たり、画期的な治療を実践している、東京医科大学消化器・小児外科分野准教授の永川裕一さんに最新の治療について話をうかがった。

監修●金井雅史 京都大学医学部附属病院腫瘍内科特定准教授/がんセンター・クリニカルシーケンスユニット長

近年、注目が集まる「ゲノム医療」。ゲノムとは遺伝子(gene)と染色体(chromosome)から合成された言葉で、ヒト(生物)が持つすべての遺伝子情報のことだ。膵がんにおいても網羅的なゲノム解析研究が進められていて、その分子病態が明らかになりつつある。

そこで、そもそもゲノム医療とは何なのか、そして難治性といわれる膵がんにおけるゲノム医療の現状や将来性について、京都大学医学部附属病院がんセンター・クリニカルシーケンスユニット長の金井雅史さんに話をうかがった。

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