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2013_dec_i

分子標的薬の基礎 自分が納得した治療を受けるために

監修●田村研治 国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科科長 
取材・文●柄川昭彦

細胞の増殖や浸潤・転移にかかわるがん細胞特有の分子(タンパク質を基に構成されている酵素など)を標的とする分子標的薬。同薬の出現は、「個別化医療」を現実のものとし、2000年以降、がん薬物療法のキーファクターとなっている。しかし、いくつかの課題もあるという。

分子標的薬の薬剤耐性 ビヨンドPD・耐性克服薬の研究・開発が進行中

監修●田村研治 国立がん研究センター中央病院乳腺・腫瘍内科科長
取材・文●柄川昭彦

個別化治療の鍵となる分子標的薬。しかし、どんなに素晴らしい薬剤でも、それを使い続けるといずれ効果がなくなる。そのようなとき、どうしたらよいのだろうか。

進行再発乳がん治療 「タキソール+アバスチン併用療法」を効果的に使う方法

監修●川口英俊 松山赤十字病院乳腺外科部長
取材・文●柄川昭彦

乳がんが再発したとき、また進行して見つかった場合に、中心となる治療法は薬物療法だ。新薬の開発とともに、さまざまな治療選択肢が増え、それらをどう効果的に選ぶかが注目されている。今回は、がんを縮小させ、その状態を維持する効果で知られる「タキソール+アバスチン併用療法」の効果的な使用法について、多くの実践例をもつ医師に話を聞いた。

抗がん薬副作用対策 チーム医療で推進する副作用対策

監修●相羽惠介 東京慈恵会医科大学内科学講座 腫瘍・血液内科教授
取材・文●長瀬裕明

“チーム医療”が脚光を浴びる昨今、本当に患者さんの役に立つチーム医療を目指し、化学療法の副作用対策を進めている東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科。そこでの現状と、副作用ケアに欠かせない制吐薬の進化について、専門家に聞いた。

好中球減少予防 代替療法にもエビデンスを追究する意義

監修●岩瀬 哲 東京大学医科学研究所附属病院緩和医療科特任講師
監修●半谷 匠 東京大学医学部附属病院血液・腫瘍内科
取材・文●伊波達也

生命やQOL(生活の質)に影響を与える抗がん薬の副作用。乳がんの補助化学療法では、副作用を軽減させるために、代替療法の1つであるAHCCの効果が、科学的に検証され始めている。
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