長谷川記子の心と体の特効薬

環境音楽を聴きながら自然と一体になる


発行:2005年3月
更新:2013年8月

  

はせがわ のりこ
星薬科大学薬学部卒業。
香りや予防医学への興味から、ヨーガ・薬膳・ハーブのアロマテラピーを研究。
薬剤師、アロマテラピスト。著書『ガンを癒すアロマテラピー』(リヨン社)

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CDジャケット
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春先はまだ、肌寒い日があるものです。「寒い日や季節の変わり目は、傷のある胸の近くや腕が痛くて……」と言う乳がん患者さんの悩みをよく聞きます。とくに脇の下のリンパ節郭清をされた患者さんは、「腕がつるような感じがする」「腕がなんとなく重くて上にあげにくい」などの痛みや不快感を訴える方が多いようです。

こうした症状のときには、ペパーミント3滴、ラベンダー3滴、スウィートアーモンドオイル30ccを混ぜ合わせたトリートメントオイルがお勧めです。ペパーミントは麻痺や神経痛に効果があり、古代ローマでは「勇気と活力を与える精油」として扱われてきました。頭痛や筋肉痛のほか、頭をスッキリさせ、心身の疲労をとる働きもあります。ペパーミントだけだと刺激が強過ぎてしまうので、必ずラベンダーを加えましょう。ラベンダーは副交感神経を活発にし、心身をリラックスさせ、免疫力を高める作用があります。

乳がんや子宮がんの方は、エストロゲンを活発にする精油は避けます。たとえばフェンネル、アニスなどです。

トリートメントをしてくれる方がいる場合、患者さんは背中側を向け、肩甲骨のあたりの背骨の両側のくぼみにオイルを塗りこみ、首のうしろまでトリートメントしてもらいます。乳がん患者さんは、手術をした側の胸や腕を気づかぬうちにかばっていることがあります。このトリートメントをすると胸や肩の緊張がほぐれ、心地よい感じがするでしょう。

自分自身でトリートメントをする場合は、手の平の環状線より上の部分(指の付け根の下あたり)をさするようにマッサージします。手足のトリートメントはリフレクソロジー(反射療法)というアロマテラピーに並ぶ代替療法の1つです。この療法は、手足の領域が全身の各臓器と直接、条件反射するようにつながっているという理論からきています。胸や腕の痛みだけでなく、体調に不安があったり、気分がふさぎがちだという人は、親指の先もトリートメントすると効果的です。

心身をリラックスさせるには、音楽を聴くのもお勧めの方法です。私は最近、朝瀬蘭さんという作曲家の作られた環境音楽のCD聞き、気持ちがやすらかになりました。水の流れる音、鳥の声などを聴きながら瞑想すると、大地と一体になったような気分になります。このCDは免疫力の向上にも効果があったそうです。瞑想というと、座禅をくんだり滝に打たれたりするようなイメージがあるでしょう。でも部屋の中でごろんと横になり、目を閉じて環境音楽を聴くだけで自然の力を感じることができます。

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