乳がん術後、乳房のピリピリした痛みの対処法は

回答者・服部政治
がん研有明病院がん疼痛治療科部長
発行:2016年2月
更新:2016年5月

  

乳がんのステージⅡ(II)で、右乳房の部分切除術を受けました。その後放射線治療を受け、現在ホルモン療法中です。すでに職場にも復帰しているのですが、右乳房の表面にピリピリした痛みがあり、着替えなどで服が擦れたときにも感じます。何か対処法はないのでしょうか。この症状は時間とともに回復しますか。

(50歳 女性 神奈川県)

神経性障害疼痛に対して有効な治療薬がある

がん研有明病院
がん疼痛治療科部長の服部政治さん

治療の詳細がわからないので、はっきりとした原因はわかりませんが、痛みの表現から考えて神経性障害疼痛(神経そのものが障害された結果残る痛み)と思われます。電気が走るようなピリピリした痛みや、服がすれたときに感じる痛みは、アロディニア(異痛症)という症状の特徴的なものです。

神経性障害疼痛であれば、リリカ、サインバルタなど有効性が報告されている薬があります。ペインクリックや緩和ケアの専門医に相談されるとよいでしょう。これらの薬で症状が取れるか、時間とともに回復するかどうかは、個人差が大きいので、経過を見てみないと判断できません。

リリカ=一般名プレガバリン サインバルタ=一般名デュロキセチン

同じカテゴリーの最新記事

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート10月 掲載記事更新!