各種がん

その他・希少がん

肉腫は患者数が少ない、不十分な診療体制、でも変化の兆しはある 希少がんといかに向き合うか~GISTと闘う医師と患者さんからのメッセージ

2011年6月

日本では数少ない GIST専門医の 西田俊朗さん 肉腫の一種である消化管間質腫瘍(GIST)は、これまでなすすべのないがんの1つだったが、最近の医学の研究進歩により、一定の効果を期待できる治療薬が導入された。GISTについて考えることは、GISTだけでなく、他の希少がんの克服にも役立つはずだ。 GISTと闘う医師と患者さんからのメッセージをお届けしたい。 医師からのメッセージ  「希少がんこそ専門...

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命を救うだけでなく、妊娠機能も残すために これだけは知っておきたい! 女性のがんの基礎知識

2009年6月

自治医科大学産科婦人科教授の 鈴木光明さん 女性のがんの治療においては、命さえ救えればいいわけではない、という複雑さがあります。がんを乗り越え、その後の人生を生きていくための治療が問われているのです。まずは、女性のがんとは体の中で何が起こっているのかをきっちり知ることから始めましょう。 女性のがんの特殊性 [女性のがん、3種類の位置] 女性の生殖器に起こる女性特有のがんとしてよく知...

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早い段階で湿疹とがんを見分けられる専門医を受診しよう 見せにくい場所の外陰がん、膣がんの正しい治療

2007年10月

癌研有明病院 レディースセンター長・ 婦人科部長の 瀧澤憲さん 「外陰がん」「腟がん」ともにあまり耳慣れないがんです。また、不快な症状があっても、場所が場所だけに、気軽に受診できません。 今回は、この稀少な2つのがんについて、婦人科がん手術の名医として知られる癌研有明病院レディースセンター長の瀧澤憲さんに、そのアウトラインと治療法を解説していただきました。 外陰がんと腟がんはまれながん ...

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確立した標準的な治療はないが、効果的な化学療法も現れだした 他の疾患と間違われやすい子宮肉腫の治療

2007年10月

大阪市立総合医療センター 婦人科部長の 川村直樹さん 子宮肉腫とは、子宮体部に起こる悪性の腫瘍だが、子宮体がんとは異なり、非常に稀である。しかし、稀なだけに一般向けにはなかなか情報がないので、きちんとした情報がほしい、と読者から依頼があった。それに応えて、治療情報を提供したい。 子宮肉腫とは子宮体部にできる少数派の悪性腫瘍 [図1 子宮肉腫の発生] 子宮肉腫は子宮筋層や子宮内腔の粘膜...

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GIST効果で判明。「がんを増大させない」が生存期間を延長する 注目される消化器がんの分子標的薬の効果

2006年7月

国立がん研究センター東病院内科医師の土井俊彦さん 従来の抗がん剤に代わって、新しく出現した分子標的治療薬。既に乳がんや肺がんなどで効果を上げているが、今最も注目されているのが消化器がんの分野。大腸がんを皮切りに、消化器の領域に、アバスチン、アービタックス、ハーセプチンなどの分子標的治療薬が続々と登場してきている。この現状を整理してご報告しよう。 分子標的治療薬と呼ばれる新しい薬剤が注目を集めて...

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