がんサポート11月 血液がん特集 掲載記事更新のお知らせ

●血液がん特集 ※ログインしてご覧ください

 骨髄異形成症候群(MDS)の正体を知ろう 高リスクの骨髄異形成症候群にはビダーザが決定打。今後の新薬承認に期待

 新薬登場で骨髄移植が不要な患者が増加する可能性 急性骨髄性白血病(AML)に対する新しい分子標的薬が次々に登場予定

 日本血液学会が『造血器腫瘍ゲノム検査ガイドライン』を作成 「遺伝子パネル検査」によりゲノム情報は、血液がんの正確な診断・治療に必須

●がんと生きる ※ログインしてご覧ください

 タキソテール+TS-1の抗がん薬治療728日から完治への道のり ステージⅣ胃がん闘病記 第2回

 膵がんステージⅣ「余命7カ月」の宣告。絶望から這い上がり完治した男の物語 「ゴミになってたまるか」(前編)

●マインドフルネス・ヨガ:それでいいのだ!

 第6回 自分と闘わない <ボディ・スキャン椅子姿勢/仰臥姿勢>

●黒田尚子のがんとライフプラン

 経過年数が長くなるにつれて生存率がアップする⁈ 「サバイバー生存率」をライフプランに活かす

●連載

 腫瘍内科医のひとりごと 95 〝転院させられた〟病院の古さ

 がん哲学「樋野に訊け」 28 今月の言葉「自分ががんになったのはこの時のためかもしれない」

 ドイツがん患者REPORT 49 「娘の結婚式」

 

●11月 編集後記

■10月、京都大学名誉教授の本庶佑さんが2018年度のノーベル生理学・医学賞受賞とのニュース速報、またまた京大だ。免疫細胞に発現するPD-1の機能解明が免疫チェックポイント阻害薬オプジーボの開発に繋がった。それで思い出すのが物理学者の戸塚洋二さん。スーパーカミオカンデでニュートリノの質量がゼロでないことを世界で初めて示してノーベル賞最右翼と言われていた。しかし、66歳、大腸がんで亡くなられて受賞は叶わなかった。もう1人、文学賞で毎年次はと言われている作家がいるが、今年はスキャンダルで文学賞そのものがない。その代わりの賞の選考を辞退したというから、あくまでもノーベル賞狙いなのだろう。11月号の取材で3年ぶり京都に行く予定が、直前に東京での取材に変更になった。膵がんの叔父の見舞いに行って以来の故郷は、また遠くなった。(松尾)

■少し誇らしい思いがする。今年のノーベル賞生理学・医学賞が京都大学名誉教授の本庶佑さんに授与されたことだ。本庶さんは免疫細胞にブレーキをかける分子「PD-1」の働きを解明し画期的な抗がん薬「オプジーボ」が誕生する道筋を開いた。その本庶さんが私の母校(山口県立宇部高校)の先輩だということが少しばかり誇らしい思いがするのだ。東京で毎年夏に開かれる同窓会に2~3年前には出席されていてお話をさせてもらったこともある。我が母校からノーベル賞受賞者が出るとすれば本庶さんだとかねてより思っていたので本当に受賞され大変嬉しい次第です。まずはおめでとうございます。(髙橋)

■『Cancer Board Square vol.4 no.3 2018』(医学書院)特集:骨転移×トータルケアで帝京大・整形外科河野博隆氏いわく「がんと共存する期間が延長した現在<中略>がんロコモを通じて、がん患者が『動ける』ためにはチーム医療による運動器マネジメントが非常に有効であることを、がん診療に携わる全ての診療科と全ての職種の方々、そしてがん患者自身に知っていただきたいと思う。そして、これまで『がん』と距離を置いていた整形外科も、その一員として貢献できることを確信している」骨転移は、がん終末期には半数以上に存在し、そのうち2割の方には臨床症状があると文中にある。骨転移発症後の生存期間も伸びている。現在、日本で骨転移患者は、年間15万人以上と言われているなか、腫瘍整形外科医はおよそ数百名程度しかいない。がんのチーム医療のなかに一般整形外科医がどれだけ参加するかにより、骨転移の早期発見、早期治療が可能となり、さらにQOLの高いがん患者(動けるがん患者)を1人でも多く……。全て、一般整形外科医の参加にかかっているように思う。(西村)

 

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