1. ホーム > 
  2. 特集
2014_jan_i

腎がんの基礎知識 手術で治癒が目指せる腎がん。新薬も続々

監修●近藤恒徳 東京女子医科大学泌尿器科講師 
取材・文●柄川昭彦

腎がんは、症状が現れにくく、発見されたときには進行している場合も多かったが、検診の普及と進歩によって、早期に発見されるケースが増えている。ここ20年ほどで、患者数は3倍に増えたが、その7割が症状のない段階で見つかるようになった。早期に見つかれば、手術ができて予後もよい。病気と治療の全体像をおさらいしよう。

腎がんの薬物療法 リスクの高低や未治療かどうかetc、治療薬はこう選択する!

監修●近藤恒徳 東京女子医科大学泌尿器科講師
取材・文●柄川昭彦

ここ数年、相次いで新しい適応薬が登場し、2014年には6種類になる可能性がある進行腎がんの分子標的薬。選択肢が次々に増えるなか、これまでにどのような薬物治療を受けてきたかによって、選択肢も異なってくる。どの段階でどの薬剤を選択するか、それぞれの薬の効果や副作用を知ったうえで、最善を選ぶポイントを押さえたい。

がんと食事6 腎がんの食事

監修●小松美佐子 都立駒込病院栄養科栄養科長・管理栄養士
取材・文●「がんサポート」編集部

腎臓がんの治療後の食事は、腎臓の状態や化学療法の有無によって対応が変わる。しかし、どんな場合でも共通するのは“食べる喜び” を大切にすること。今回は、腎機能低下に伴う厳しい食事制限の中でも、いかに工夫して美味しく食べるかを、専門家に聞いた。

膀胱がんの基礎・最新治療 高齢化に伴い罹患率が上昇

監修●古賀文隆 がん・感染症センター都立駒込病院腎泌尿器外科医長 
取材・文●西条 泰

膀胱がんは、ほかのがんとは少し違った性質を持つ。主要な要因も分かっている。従来のガイドライン的な治療に加え、さらに近年はハイテク機器を駆使した“日本発”の最新治療も現れた。膀胱がんの基礎から最新事情までを都立駒込病腎泌尿器外科医長の古賀文隆さんに聞いた。

膀胱がん先進医療 低侵襲、しかしがんの芽はしっかり摘む!

監修●東 治人 大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座泌尿器科学教室教授
取材・文●祢津加奈子 医療ジャーナリスト

膀胱がんは筋層まで浸潤すると、膀胱全摘手術が一般的だ。ストーマや代用膀胱などの方法はあるが、やはりQOL(生活の質)の低下は否めない。これに対して抗がん薬と放射線を組み合わせて独自の治療法を実施、膀胱を温存しながら高い治療成績を挙げているのが、大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座泌尿器科学教室教授の東治人さんだ。

精巣腫瘍の基礎知識 経過観察も治療の大切な一部

監修●岸田 健 神奈川県立がんセンター泌尿器科部長 
取材・文●「がんサポート」編集部

若年層に患者数が多く、罹患率が10万人に1~2人という希少がんのひとつでもある精巣腫瘍。それでも、化学療法の進歩などにより、根治の望める数少ない固形がんだ。ここでは、精巣腫瘍の基礎について、分かりやすく解説する。

男性不妊治療 精子形成不全マウスの精巣組織から、培養下で精子を産生

監修●小川毅彦 横浜市立大学医学群分子生命医科学系列(生命医科学)教授
取材・文●伊波達也

男性がん患者さんでは、治療やがんそのものによって不妊となることもある。とりわけ、子どもを持つことを夢見る若年層のがん患者さんにとって、不妊は深刻な問題だ。今回の特集にある泌尿器がん、とくに精巣腫瘍においては不妊リスクがあるが、そのような患者さんにとって小さいながら光が見えつつある。
  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート4月 掲載記事更新!