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監修●加藤久盛 神奈川県立がんセンター婦人科部長

5年ぶりに、第4版が出版された『子宮体がん治療ガイドライン2018年版』(2018年9月)。「基本は手術」は変わらないものの、腹腔鏡下手術が普及し、ロボット支援下手術が保険適用になるなど、知っておきたい情報は少なくない。

さらに、2018年12月に日本で初めてがん種横断的に保険適用された免疫チェックポイント阻害薬キイトルーダも含めて、子宮体がんの最新治療と今後の可能性について神奈川県立がんセンター婦人科部長の加藤久盛さんに伺った。

監修●宮城悦子 横浜市立大学医学部産婦人科学教室主任教授

現在、世界の先進各国では子宮頸がんの罹患数が減少し始めている。ところが若年女性の罹患数、死亡数ともに増加の一途をたどる日本。そこには検診受診率の低迷があるとともに、将来的にはHPVワクチン接種率も影響してくると考えられる。この現状を受けて、今、日本が考えなくてはならないことを横浜市立大学医学部産婦人科学教室主任教授の宮城悦子さんに伺った。

監修●平嶋泰之 静岡県立静岡がんセンター婦人科部長

婦人科がんの中でも早期発見が難しく、多くの場合見つかったときはステージ(病期)がⅢ、Ⅳ期と進行しているため、予後が悪い卵巣がん。しかし、化学療法の進歩で進行・再発がんでも、治療の選択肢が増えた。そのため、卵巣がんの発症率は増えているものの、死亡率は減ってきている。

そんな中で、今、注目されていた卵巣がんの初回化学療法後の維持療法に対する分子標的薬リムパーザ(一般名オラパリブ)の保険適用が、6月18日追加承認された。そこで、卵巣がんの化学療法の最新知見を静岡県立静岡がんセンター婦人科部長の平嶋泰之さんに伺った。

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