声がかすれる。喉頭がんが心配

回答者:林 隆一
国立がん研究センター東病院 頭頸科医長
発行:2007年4月
更新:2013年11月

  

大声を出したわけでもないのに、このところ、声がかすれることが多くなりました。これまでは、大声を出したりしない限り、声がかすれることはありませんでした。タバコは20歳から55歳まで、毎日20本ほど吸っていました。「喉頭がんになると、声がかすれる」という話を知人から聞き、心配です。がんではないでしょうか。また、何科を受診すればよいですか。

(岩手県 男性 63歳)

A 継続してかすれる場合は要注意。耳鼻咽喉科へ受診を

喉頭がんになって、声がかすれたり、かれたりする場合の特徴は、その状態が1日中、持続することです。さらには、1週間以上など、ある一定期間症状が継続します。

喉頭がんは、声帯にできる「声門がん」、声帯の上にできる「声門上がん」、声帯の下にできる「声帯下がん」の3つに分けられます。このなかで最も多いのは声門がんで、喉頭がんのおよそ7割を占めます。

声がかすれたり、声を出しにくかったりといった症状は、とくに声門がんの場合、早期で現れますから、前記のように、持続的に声がかすれるようなら、耳鼻咽喉科を受診するとよいでしょう。受診する耳鼻咽喉科は、クリニックでもかまいません。精密検査が必要な場合などは、専門施設を紹介していただけるでしょう。

もちろん、喉頭がん以外の可能性もあります。タバコはおやめになったようですが、過度の喫煙や風邪、ウイルス性の喉頭炎などでも声がかすれることがあります。

いずれにしても、まずは耳鼻咽喉科を受診してみることをお勧めします。

同じカテゴリーの最新記事

  • 会員ログイン
  • 新規会員登録

全記事サーチ   

キーワード
記事カテゴリー
  

注目の記事一覧

がんサポート2月 掲載記事更新!