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分子標的薬

KRAS野生型大腸がんの1次治療でアービタックス併用の優位が明らかに

2013年8月

がん細胞の増殖にかかわる遺伝子「KRAS」が野生型である切除不能大腸がんの1次治療で、分子標的薬のアービタックス*とアバスチン*の有効性を比較した初めての臨床試験結果が発表された。奏効率では有意差がなかったものの、全生存期間では、アービタックス投与群が中央値で3.7カ月延長させたことが報告された。大勢の参加者でにぎわうASCO2013大腸がんで使われる分子標的薬には2種類あり、1つはがん細胞が増え...

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分子標的薬の光と影:患者さんにとって大きな問題は高額な医療費と特有の副作用 長所と短所をきちんと把握しよう!分子標的薬のよりよい使い方

2013年1月

「分子標的薬の登場で個別化医療が進みました」と話す久保田さん 現在、さまざまながん種で使われることの多くなった分子標的薬ですが、治療効果が期待できる反面、特有の副作用が起きることがわかっています。今後、どのように分子標的薬を使っていけばいいのでしょうか。がん細胞のもつ特定の分子を標的にする■図1 抗がん薬と分子標的薬の違い抗がん薬は標的を定めず、分裂増殖が盛んな細胞全体を攻撃するが、分子標的薬はが...

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第2世代の薬剤も登場。分子標的薬の長所と短所をきっちり把握しよう 分子標的薬――より効果的な使い方を求めて

2009年11月

埼玉医科大学国際医療センター 腫瘍内科教授の 佐々木康綱さん これまでの抗がん剤とは、全く異なるメカニズムで働く「分子標的薬」が本格的に使われ出して8年。 当初は、夢のがん治療薬といわれたこの薬も長所短所が明らかにされつつあり、より効果的な使い方を求めて新たな時代に入ろうとしています。 がんを狙い打ちする分子標的薬 日本で本格的に分子標的薬が使われ始めたのは、転移性乳がんの治療薬ハーセプチン(...

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米国臨床腫瘍学会(ASCO)2008レポート 続々と出てきた分子標的治療薬、アービタックス、イレッサ、アバスチン等の新しい成果 「ターゲット症例に対するターゲット治療」の時代の幕開け

2008年8月

第44回米国臨床腫瘍学会(ASCO)年次学術集会が、2008年5月30日~6月3日の5日間にわたりイリノイ州シカゴのマコーミックプレイスで開かれた。ASCOは世界最大規模をほこる国際的ながん専門学会。最近は、毎年世界中から3万人を超える参加者があり、最新のがん研究の発表、討議の場となっている。ここでは、さながら「ターゲット症例(高い効果が期待できる選ばれた患者)に対するターゲット治療(分子標的治療...

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分子標的薬ががん治療に新しい流れをもたらす これだけは知っておきたい分子標的薬の基礎知識

2008年6月

東北大学加齢医学研究所教授の 石岡千加史さん がんの薬物療法といえば従来の抗がん剤による治療だけと思われている患者さんもいることだろう。 確かに抗がん剤には違いないが、これからの薬物療法の中心は新しいタイプの抗がん剤、つまり分子標的薬が中心となりつつある。 分子標的薬の登場は、抗がん剤治療に大きな影響をもたらし、さまざまな恩恵が期待できるという。 がん細胞の“アキレス腱”を狙い撃ちする分子標的薬...

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現在使える薬剤はハーセプチンのみだが、タイケルブ、アバスチン…と続々 乳がんの分子標的薬の現在と将来

2008年3月

埼玉医科大学病院 臨床腫瘍科教授の 佐々木康綱さん 多種のがんに対して分子標的薬を用いる取り組みが盛んだが、なかでも臨床応用が進んでいるのが乳がん治療の分野。 利用法に関する大規模な研究も進み、新たな段階を迎えつつある分子標的薬。近いうちに脳転移した患者さんにも福音となる有効な治療薬が登場しそうだ。 分子標的薬とは [抗がん剤と分子標的薬の違い] 分子標的薬とはどんなものなのかについ...

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第2段階に入った分子標的薬の長所と短所 注意しよう! 従来の抗がん剤とは異なる優れた効果と思わぬ副作用

2007年3月

埼玉医科大学病院 臨床腫瘍科教授の 佐々木康綱さん ハーセプチン、グリベックといった分子標的薬に続き、新しい分子標的薬が化学療法の場面に続々と登場しています。出た当初は、“夢の抗がん剤”とマスコミでもてはやされましたが、報告を見ていると決してそうではないことがわかります。 もちろん、優れた効果を上げていますが、その一方、思わぬ副作用も出ていますので、十分な注意を払う必要があります。 化学療...

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GIST効果で判明。「がんを増大させない」が生存期間を延長する 注目される消化器がんの分子標的薬の効果

2006年7月

国立がん研究センター東病院内科医師の土井俊彦さん 従来の抗がん剤に代わって、新しく出現した分子標的治療薬。既に乳がんや肺がんなどで効果を上げているが、今最も注目されているのが消化器がんの分野。大腸がんを皮切りに、消化器の領域に、アバスチン、アービタックス、ハーセプチンなどの分子標的治療薬が続々と登場してきている。この現状を整理してご報告しよう。 分子標的治療薬と呼ばれる新しい薬剤が注目を集めて...

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ワイス・オンコロジーセミナー「これからのがん治療薬」リポート ここまで進んでいるがんの分子標的薬の開発

2006年1月

ジェイ・マーシャル・ファインゴールド氏 2005年11月初旬、ニュージャージー州マディソンに本社を置く世界有数の製薬会社、ワイスの日本法人ワイスが、「これからのがん治療薬」と題して新聞・雑誌メディア向けにオンコロジーセミナーを開催した。 セミナーには急遽米国ワイス社からグローバルメディカルアフェアーズ担当アシスタントバイスプレジデントのジェイ・マーシャル・ファインゴールド氏が参加し、...

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