副作用対策

心のケア

薬物療法とカウンセリングで治療成績も向上 QOLを低下させる心の病。早期治療で改善を

2012年7月

「心の問題を解決することで QOLが向上します」と話す 清水研さん がんという病気の問題の1つに、精神面への影響が挙げられる。患者さんの不安はやがて、適応障害やうつ病として、心を蝕む。 そんな心の病だが、抑えることで患者さんのQOLは大きく向上するという。肉体的な苦痛より多い精神的な苦痛がんという病気の問題の1つに、その人の精神面への影響が挙げられる。がんになると誰もが心に大きなダメージを受け、...

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不安、不眠、食欲不振などのうつ症状は、抗うつ薬で改善できる もしかしたら、あなたもうつになっていませんか?

2011年4月

東京医科歯科大学大学院 医歯学総合 研究科心療・緩和医療学分野 准教授の 松島英介さん がんの患者さんの3~4割は、何らかのうつ症状を示しているといわれる。 もし「自分も?」と思い当たるなら、その気分は本当にただの落ち込みなのか、改めて振り返ってみたほうがいい。 なぜならうつは薬で治る病気であり、抗うつ薬は近年、劇的な進歩を遂げている分野だからだ。 そこで、がん治療におけるうつ症状の見分け方とさ...

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まずは、「人と話す」ことが大切。それが適応障害やうつを予防する 効果的ながん治療は「心のケア」から

2010年5月

広島大学病院 総合診療科准教授の 佐伯俊成さん がんは、身体的に病気になるだけではない。不安や恐怖なども抱く「心の病気」としての面もある。 この心の状態が悪化すると、適応障害やうつ病などを引き起こし、QOLを著しく低下させ、治療効果も下がる。 これにどう対応したらいいのだろうか。がん患者の2、3割に心の危機が[がんと告げられたときの心の反応]第1相 : 初期反応期(1週以内)・ 不信、否認 ・「...

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心理的に追い詰められないためのケアと専門家へのかかり方 これだけは知っておきたい! 心のケアの基礎知識

2010年5月

国立がん研究センター中央病院 精神腫瘍科医員の 清水研さん がんという病気は、悪い知らせの連続といわれます。最初の告知のとき、進行がんとわかったとき、再発のとき――。 しかも、がんのために生活が変わり、気持ちが追い詰められても家族には見せられないなど、心がつらい思いでいっぱいになることが少なくありません。そんなときはがまんせず、ぜひ専門家のもとを訪ねてください。 がんの告知悪い知らせに衝撃を...

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「がんの倦怠感」調査結果 がん患者さんの多くは倦怠感を感じている。しかし、それを医師には伝えていない

2010年1月

聖路加国際病院 ブレストセンター長・ 乳腺外科部長の 中村清吾さん   十和田市立中央病院院長の 蘆野吉和さん   8割ものがん患者さんが倦怠感を感じていることが、がんサポートとNPO法人キャンサーリボンズが患者さんを対象に行ったアンケート調査の結果、わかりました。 しかし、そのことを患者さんは医療者に伝えていません。そこで、この問題についてがん医療に取り組む医療従...

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がんになったことを契機に、新たな人生を拓く 腫瘍精神科医・丸田俊彦さんによるがんのグループ・カウンセリング

2009年12月

メイヨークリニック医科大学 精神神経科名誉教授の 丸田俊彦さん がんになると、誰しも心が揺れ動く。病気や治療に対する恐れとともに、それまでは意識することのなかったさまざまな不安、不満が湧き上がることも少なくない。そんながん患者を、新たな視点からサポートするグループ・カウンセリングが現れた。 新たな自己を発見することで、幸福な生き方を実現するカウンセリングの手法とは――。 自分にとっての幸福...

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がん患者を襲う「心の副作用」うつ病に備える 手だては早期発見、早期治療。何もせず、ひたすら心と体を休ませよう

2009年12月

国立がん研究センター 東病院臨床開発センター 精神腫瘍学開発部部長の 内富庸介さん がん治療の鍵を握るホルモン剤や抗がん剤などの治療は、効果ばかりか、副作用ももたらす。 その副作用で今1番問題になっているのが、うつ病である。うつ病はひどくなれば、がん治療よりも苦しく、自殺まで引き起こしてしまう。 患者さんは、この問題にどう対処したらいいか。 予後の悪いがんほど抑うつになりやすい がんは身体...

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「倦怠感」を感じていても、医療者に話せない、話していない患者さんはとても多い もっと伝えてほしい、がんの倦怠感

2009年7月

病院で「だるい」「落ち込む」なんて話を言ってもしょうがないと思っていました平澤睦さん(46歳) 平澤睦さん ひらさわ むつみ 自治体職員。98年に左乳管内乳頭腫で部分切除後、05年局所再発で乳房温存療法。07年、右乳房にがんが見つかり、乳房温存療法後、ホルモン療法を続けて今日に到る。乳がん患者会「イデア・フォー」世話人がんで3回治療を受けましたが、いちばんきつかったのは2007年の3回目のと...

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「がんの倦怠感」座談会 「倦怠感」からの解放は、がんや治療に伴う症状であることを、知ることから始まります

2009年5月

はたけ きよひこ 2000年癌研究会附属病院化学療法科副部長、2001年同部長、癌化学療法センター臨床部部長、外来化学療法センター長、2005年癌研有明病院移転、新薬開発臨床センター長。現在、文部科学省がん特定領域主任研究者。厚生労働省研究補助金外来化学療法に関する安全管理の班長。日本臨床腫瘍学会理事、広報副委員長、ガイドライン委員長、教育委員おかやま けいこ 朝日エルグループ代表。共立女子短期大...

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精神的苦痛に苛まれる患者さんとご家族へ がんに伴う不安や落ち込みへの対処法

2007年8月

静岡がんセンター 精神腫瘍科医長の 吉川栄省さん よしかわ えいしょう 精神科医。 1993年日本医科大学医学部卒業。 95年同医大精神医学教室入局、日本医科大学付属第一病院精神神経科勤務。 2002年国立がん研究センター研究所支所精神腫瘍学研究部勤務2006年より現職。 専門はサイコオンコロジー。趣味は合気道がんの患者さんがうつ状態になる割合は?2~4割が、日常生活に影響するほど落ち込むがんを...

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