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201303s

乳がんの基礎知識 1人ひとりに合った治療法を!

監修●黒井克昌 都立駒込病院副院長
取材・文●半沢裕子

乳がんは年間約6万人が罹患し、年々、患者数は増え続けています。これまでは、閉経前後の40代後半~50代前半の患者さんに偏りが見られましたが、閉経後の患者さんも増えています。ここでは初期治療の基礎知識について、わかりやすく解説します。

診療ガイドラインの解説 『乳癌診療ガイドライン』から薬物療法をわかりやすく解説

監修●渡辺 亨 浜松オンコロジーセンター院長
取材・文●祢津加奈子 医療ジャーナリスト

乳がんは、最も個別化治療が進んでいる疾患の1つといえる。個々の患者に適した治療を選択するためには、具体的にどのようにすればいいのだろうか。2011年に改訂された『乳癌診療ガイドライン』をもとに、乳がん薬物療法について解説する。

米国乳腺外科医インタビュー 半分の患者さんが同時再建術を受け、遺伝子検査で不要な化学療法は避ける

ゲスト●バーバラ・スミス マサチューセッツ総合病院乳腺センター長ハーバード大学医学部外科准教授
聞き手●佐藤一彦 東京西徳洲会病院乳腺腫瘍センター長・化学療法センター長

豊富な臨床試験にもとづく進んだ技術で、乳がん治療の最先端を担い続けている米国の医療現場。そこではいま、どのような治療が行われ、患者さんはどのような選択をしているのだろうか。乳がん治療の先端を担う医療機関の1つ、マサチューセッツ総合病院乳腺センターで治療にあたるバーバラ・スミスさんに話を聞いた。

再発乳がんの最新治療 QOLを維持しながら治療を継続、ハラヴェンの新規データが発表に

監修●渡邉純一郎 静岡県立静岡がんセンター女性内科医長
取材・文●柄川昭彦

再発の不安がいつまでも付きまとう乳がん。しかし今、たとえ再発したとしても長く暮らしていくことが可能になりつつある。そこには、薬物療法の著しい進歩があった。

トリプルネガティブ乳がん 新薬、治療内容の開発も盛んに行われている

監修●蓬原一茂 自治医科大学附属さいたま医療センター一般・消化器外科(乳腺・甲状腺)助教
取材・文●文山満喜

予後不良といわれているトリプルネガティブ乳がん。しかし最近では抗がん薬によく反応するタイプなども明らかになりつつあります。中でも、アンスラサイクリン系、タキサン系薬剤を中心とした抗がん薬治療で半数の人に効果があることが報告されています。

脱毛ケア 国立がん研究センター中央病院で取り組んでいる、ウイッグもいらない頭皮冷却法とは?

監修●木下貴之 国立がん研究センター中央病院乳腺外科科長
取材・文●池内加寿子

抗がん薬の副作用の中でも外見の印象を変える「脱毛」は、女性患者さんの苦痛度が高い。そういった患者さんの声に応えようと、国立がん研究センター中央病院では、頭皮冷却装置を用いた頭皮冷却法が行われている。

サンアントニオ乳がんシンポジウム2012最新報告 新薬、ホルモン療法の最新知見も

取材・文●中西美荷 医学ライター

35回目を迎えたサンアントニオ乳がんシンポジウム。新たな情報が待ち望まれているトリプルネガティブ乳がんなど、重要な研究成果が多く報告された。
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