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森川那智子のゆるるんヨガ de ほっ!

ゆるゆるセルフケア 70 「鶴のポーズ」

イラスト ● 星奈レイ
発行:2013年12月
更新:2013年12月

  

森川那智子(もりかわ なちこ)
こころとからだクリニカセンター所長。カウンセラー・ヨガ指導家。心療内科と提携し、カウンセリングを中心に、ヨガ、リラクセーション、瞑想を取り入れた療法で、心と体のサポートに取り組む。
『こころがラクになる本』(大和書房)
『リラックスヨガ』(成美堂出版)など
著書多数こころとからだクリニカセンター http://www.kokokara.co.jp/

機嫌の直し方

好きではじめたことでも、長く続けていくには、それなりのコツがいります。まして病後の健康にいいからという理由だけでは、なかなか続けられません。

ヨガをはじめる場合も、なんとなく体に良さそうだから、という理由が一番多いのですが、それだけでは続きません。

ウォーキングでもストレッチでもラジオ体操でも同じです。やってみたら「気持ちいい」「体がほぐれる」ことに気づき、毎日続けたらきっといいだろうと、そのときは思っても、次の日にはすっかり忘れていたり、たとえ思い出しても、今日は気持ちがのらない、やめておこうとかと思います。

こんなとき、やめておいたほうがいいという理由はすぐに5つ、6つ頭に浮かびます。結局、無理してまでやることではないということで忘れ去られていきます。

わたしはヨガをはじめる人にアドバイスしています。

独習する場合は、1日1ポーズでもいい、とりあえず3週間続けてみてくださいと。

そしてその1ポーズを行う時間を決めます。時間を決めないと習慣にならないからです。朝起きたら、とりあえず1ポーズというのが理想的です。朝は体がまだ硬いので、慎重に行うことができるからです。

夜に風呂から上がってざっと髪を乾かしたあと、というのも現実的です。

そして、3週間続けてといいいましたが、週1回はやらない日というのを入れます。これがコツなのです。

たとえば、日曜日(月曜日でも別にいい)はヨガは休みと決めます。今日もヨガがしたいと思っても休んでください。すると翌日にヨガをしたとき、体の感じが少し違って感じられます。ちょっとだけ新鮮に体感できます。

3週間が過ぎて、3カ月が過ぎて、ヨガが自分の生活の中に定着してきます。でも、ヨガの休みの日以外に、やれない日が出てくることがあります。でも次の日やればいいのです。とても自然にできるはずです。

これはジョギングやウォーキング、ピアノやギターなどの楽器でも同じです。週に1日は休みを入れることで、やりすぎて体をいためるなどの弊害を防ぐことができます。同時に、やらなかったときの“サボった感”をなくし、気を取り直すのがうまくなります。

子供時代に習っていたピアノを40年ぶりに再開したというWさん、もう10年以上も続けています。

「50歳過ぎてピアノを再開し、今65歳を超えて、どんなに練習しても、もう、うまくなるということは期待してない。今までやれたことがなんとか持続できれば上等です。それでもほんの少し指が動くようになる、その瞬間、本当にうれしいの」

彼女が続けられたのは、練習できなくても、練習できないことに「嫌にならないでいる」ことだそうです。

好きではじめたことでも、なんとなく面倒になることがあります。やる気にならないときは、やる気にならないことに「嫌にならないでいる」ことが大切です。

今回紹介する「鶴のポーズ」は一見難しそうです。暑さで朝起きると、だるさや疲れを感じることでしょう。

それを解消しようと企てるのではなく、そのだるさや疲れを、思いやりをもって感じてみましょう。

ただ立って、あるいは座ったままでも、寝たままでもいい。自分の体が、どんなふうにだるいのか、どのあたりに疲れを感じているのか、ていねいに眺めていきます。もしかすると体のどこがというのではなくて、心がだるく疲れているのかもしれません。

心が疲れているときというのは、たいてい「本当は何々しないといけないのに」と心のどこかがつぶやき続けているときです。その「しなくてはいけないのに」という気持ちもただ受けとめてみましょう。

鶴のポーズ

①両足をそろえて立ちます。

②左足を軽く1歩前に出し、前屈して両手を少し先につきましょう。このとき膝を緩めるとラクにできます。

③右足をゆっくり大きく上げます。軸足(左足)の親指をしっかり踏みしめ、足裏の内側に重心をかけましょう。手は床に軽く置くだけ。このまま8~10呼吸します。ゆっくり①に戻し、左右交代して同様に。余裕があればもう1セット行いましょう。

④「立位くつろぎのポーズ」でくつろぎます。

鶴のポーズ① 両足をそろえて立つ
② 左足を軽く1歩前に出し、前屈して両手を少し先につく。膝を緩めるとラクにできる
③ 右足をゆっくり大きく上げる。軸足の親指をしっかり踏みしめ、足裏の内側に重心をかける。手は軽く置く。8~10呼吸。①に戻し、左右交代して同様に
④ 「立位くつろぎのポーズ」でくつろぐ

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