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マインドフルネス・ヨガ:それでいいのだ! 第69回 やっぱりお日さまの力はすごい<ラクダのポーズ>

森川那智子 こころとからだクリニカセンター所長
発行:2024年2月
更新:2024年2月

  

もりかわ なちこ こころとからだクリニカセンター所長。カウンセラー・ヨガ指導家。心療内科と提携し、カウンセリングを中心に、ヨガ、リラクセーション、瞑想を取り入れた療法で、心と体のサポートに取り組む。『なんにもしたくない!』(すばる舎)『リラックスヨガ』(成美堂出版)『心がラクがずっと続くヒント』(青春出版社)など著書多数

かれこれ半世紀以上、わたしたちは紫外線対策を日常的にやってきました。

ほとんどの世代のほとんどの女性がUVケアを意識しています。外出時には昼用下地乳液を使用し、長時間屋外で過ごすときは日焼け止めを塗布します。

紫外線はシミ・シワの原因となるし、皮膚がんのリスクになると、あたりまえに警戒してきました。

世代が若くなるほど美白志向は高く、紫外線に敏感です。たとえば、ベランダで洗濯物を干すのにも紫外線プロテクトが必要と考えていたり。

夏でも長そでシャツに長手袋、帽子にマスクにサングラスをかけて、直射日光を完全にシャットアウトしてウォーキングしている人もいるくらいです。

小学校の水泳指導で、プールが屋外にある場合など、紫外線対策に苦慮しているという話も聞きます。

ところで最近の調査によれば、日本人の健常者の98%がビタミンD不足であり、世界的にもビタミンD不足が問題となっているらしい。

体内のビタミンD不足によって現れるサインとして、「風邪をひきやすい」「骨密度の低下」「気分の落ち込み」「よく眠れない」「ほてりや多汗」などがあげられていて、警告もされています。

紫外線とビタミンDとカルシウム

乳がんサバイバーは女性ホルモンを制限する治療を受けているので、カルシウム不足を補充する薬を服用しています。

ビタミンDはカルシウムの吸収を促し、骨を丈夫にする栄養素です。そしてビタミンDは、紫外線を浴びることで、皮膚の中にあるコレステロールのもととなる物質が変化して生成されますつまりビタミンDは太陽を浴びることで体内で生成されるのですが、わたしたちは紫外線対策を優先させるようになっています。お金をかけずに最大のがん予防効果があるのが太陽を浴びることなのだそうです。

先日見たNHK番組(「ビタミンD」のトリセツ)でも冒頭にインドの公的機関が流しているド派手な動画「我々の80%以上がビタミンD欠乏だ、もっとビタミンDを!」的な内容のものが流れました。あの太陽光線の強いインドでさえとそうなのかと驚きました。

これまでビタミンDは主に食べ物を中心に摂取してきた人も、紫外線をそんなに怖がらずに浴びようではないかということです。

それに加えて、がんを予防することも伝えていました(がんサポート2023年11月「ビタミンDの驚くべき効果がわかってきた 消化管がん手術後の再発・死亡リスクを大幅に減少」をご参照ください)。

なんと国立環境研究所では、この地方ではこれくらい日光を浴びれば必要なビタミンÐが生成されるというアプリを開発したといいます。

紫外線測定装置を用いて、どれほどの時間、紫外線を浴びればビタミンDを作ることができるのか計算。

その結果、紫外線を浴びてシミ・シワとなる時間は、ビタミンDができるおよそ3倍。つまり、適度な日光浴を行なえば、シミ・シワのリスクなくビタミンDを作ることが可能という驚きの事実を公表しています。

日向ぼっこしながらヨガ

まだ寒い時期ですから、ひなたぼっこしながらゆったりヨガタイムを。昼休みお日さまが入るベランダで、大きく伸びするだけでもがんサバイバーには大切なエクササイズになりますね。

さて、今月は<ラクダのポーズ>です。

前号では片側ずつ行いましたが、その続きで今回は両手をかかとに置き、胸を開きます。再建したおっぱいでも、一筋の手術痕が残るだけの胸でも、お日様に向けてお日様エネルギーを浴びるような感じで、伸びやかなに胸を開き、静かに呼吸します。

何の気なしにこのポーズをとると、腰が反りすぎてしまい(お腹が緩んでいます)、腰を痛めます。また首を後ろに脱力するので、不安に感じる人も中にはいます。先月の<片ラクダのポーズ〉が気持ちよく行えるのなら、それで十分です。

慎重に行いましょう。腰をそらすのではなくて、肛門を閉じ、お腹を引き締めて行うのがキモです。

<ラクダのポーズ>

 

①正座から腰を浮かし、膝立ちになります。両膝は腰巾より少し広め、肩幅くらいに開きます。それよりすこし広めでもOK
②両かかとをしっかり立てる
③肛門を閉じ、お腹を軽く引き締めたまま、上体を後方にほんの少し傾斜させて、右手で右かかとをつかみます
④ついで左手で左かかとをつかみます
⑤仙骨を前に(腹側に)押し出すようにしながら、頸の力を向きます。静かに4~8呼吸
⑥ゆっくりもとに戻し、腰をおろして正座になり、上体を前に倒して尾骨 ・仙骨、腰部を丸くカーブさせます(恥骨の上を引き上げるようにする)。額の下に手を重ねて休息。2セット目は、左手で左かかとから

 

がんサバイバーやそのご家族でヨガのご体験がありましたら、ぜひ体験記などをお寄せください。kokokara@center.email.ne.jp

こころとからだクリニカセンター
PC www.kokokara.co.jp/
携帯 www.kokokara.co.jp/m/

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