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脊髄に転移して手術できないが、治療法はないのか

回答者●久保田 馨
日本医科大学大学院医学研究科呼吸器内科学分野教授
発行:2020年7月
更新:2020年7月

  

妻が肺がんで治療中ですが、脊髄に転移しているため手術ができない状態です。何か他に治療法はないのでしょうか。

(72歳 男性 東京都)

免疫チェックポイント阻害薬と化学療法で完治の可能性も

日本医科大学大学院医学研究科
呼吸器内科学分野教授の久保田さん

Ⅳ期の肺がんの場合、脊髄への転移に限らず、転移があれば手術ではなく薬物療法が中心になります。脊髄への転移のよる痛みがあれば、そこだけに放射線を照射する方法もあります。

骨への転移がある場合は、疼痛や骨折などを防ぐためゾメタ(一般名ゾレドロン酸水和物)やランマーク(同デノスマブ)などの使用が望まれます。

これだけの質問材料で判断するのは難しいのですが、例えば、非扁平上皮がんであれば、がん細胞遺伝子を検査して変異があるようなら、それに見合った薬を投与することになります。

効果の期待できる遺伝子の変異がなければ、免疫チェックポイント阻害薬+化学療法を考慮します。

免疫チェックポイント阻害薬単剤でも長期生存の確率は15%程度あります。併用療法での長期にわたる生存データはまだありませんが、完治の可能性もないわけではありません。

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