主治医はしばらく様子を見ようと言っているが
健康診断で右肺にすりガラス状の結節が見つかり、「大きさ9㎜の肺がんの疑い」との指摘を受けました。その後、新型コロナに感染したため、約4カ月後に精密検査を受けました。その結果、結節の大きさは変わらず、細胞診断では「クラス3」とのことでした。
しかし、PET-CT検査ではブドウ糖の集積がわずかに認められ、「がんの可能性が高い」と診断されました。主治医は「3カ月後のCT検査まで様子を見ましょう」と言っています。がんの可能性もあるというのにそれまで何もしないでいるのは不安です。
(53歳 女性 埼玉県)
A なるべく早く処置を受けるほうがいい
日本医科大学呼吸ケアクリニック
臨床腫瘍部門長/副所長の久保田さん
臨床腫瘍部門長/副所長の久保田さん
すりガラス状の結節全体が完全なすりガラスではなく、充実性(べったりした)の部分もある場合は、なるべく早く処置を受けるほうがいいと思います。セカンドオピニオンを受けるのも1つの方法です。