各種がん

子宮頸がん

切除する部位と影響を理解し 術後の治療・生活に備えよう

2014年4月

婦人科がんの治療に長年実績を積んできた青木大輔さん様々ながんの治療と同様、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの治療では、手術が行われる場合が多い。それぞれ治療のどの段階・病期(ステージ)によって、手術の内容はどう違うのか?手術による体の変化は?術後をイメージしながら、療養に備えるための基礎知識を紹介します。Q1 手術はどのような場合に行われる?子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの治療では、「手術」の他...

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ピンポイントかつ高い有効性 まだまだ発展する重粒子線治療

2014年4月

「よい治療成績は出ていますが、これからもっと期待が込められる治療法です」と話す若月優さん現在のがんの標準治療は、外科手術、化学療法、放射線(X線)治療の3つだ。それに加え、放射線の1種である重粒子線による治療が急速な進歩を遂げてきた。重粒子線治療とはどのようなものか、子宮頸がんではどのようなケースに有効なのか。日本が世界をリードする重粒子線治療 重粒子線治療は放射線治療の一種で、水素イオン(陽子)...

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深い部位に微細な施術 ロボット支援手術のメリットを発揮

2014年4月

「ロボット支援手術は婦人科系のがんに より効果を発揮します」と話す井坂惠一さん近年、急速な普及が進む腹腔鏡下ロボット支援手術。前立腺がんでは日本でも保険適用されているが、婦人科系のがんへの利用も検討されている。“ロボット支援手術”とはどのような仕組みで、メリットは何か。米国で拡がる 婦人科系のがんへの利用 子宮頸がん、子宮体がんの治療選択の中で、多くとられるのが外科的な切除だ。その手術の新しい方法...

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増えている腺がん。重粒子線治療など新たな治療法も研究中 どう治療する?予後が悪い子宮頸部腺がん

2012年2月

「化学療法や放射線が効きにくい 腺がんですが、新たな方法の 研究が進んでいます」と話す 深澤一雄さん 現在、子宮頸がんは大きく「扁平上皮がん」「腺がん」の2タイプに分かれます。 腺がんは治療が効きにくく、扁平上皮がんと比べると予後が悪い傾向がありますが、新しい治療法の研究が意欲的に続けられています。 子宮頸がん全体の約25%を占める [子宮頸部腺がんができる場所]   [子宮頸...

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がんができる場所から治療法までの基礎知識 子宮頸がん丸わかり完全図解

2012年2月

早期発見が大事なので、 検診を受けていただくのが 1番望ましいです、と語る 喜多川亮さん 子宮頸がんの発症原因についてご存知ですか?25歳から35歳で1番多いとされる子宮頸がん。ここでは、子宮頸がんの原因から、検査、治療についてわかりやすく解説します。 Q 子宮頸部って体のどこにあるの? [子宮頸がんのできる場所] [扁平上皮の組織模式図]  子宮頸がんの前がん状態を「異形...

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連携する産科医の確保も重要 術後妊娠、赤ちゃんの可能性も! 子宮頸がんの妊娠機能温存術

2010年5月

慶応義塾大学医学部 産婦人科教授の 青木大輔さん 子宮頸がんは、ある程度病期が進むと子宮を摘出するのが一般的。 妊娠出産を望む若い女性にとっては大きな苦痛です。 これに対して、子宮体部だけを残して、妊娠能力を維持するのが、「広汎性子宮頸部摘出術」です。 ただし、術後の妊娠・出産効果が発揮されるには「妊娠中の管理を含め、患者さん自らのリスクへの十分な理解が必要」と、慶応義塾大学医学部産婦人科教...

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子宮頸がんは手術と放射線治療へ これだけは知っておきたい女性がんの基礎知識 子宮頸がん編

2010年3月

社会保険相模野病院 婦人科腫瘍センター長の 上坊敏子さん ひと口に女性がんといっても、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんそれぞれに個性があり、課題も違います。 女性がんで命を落とさないためには、何をするべきなのか。 社会保険相模野病院婦人科腫瘍センター長の上坊敏子さんに、女性がんを理解するための基礎知識をうかがいました。 若い女性に増えている子宮頸がん [内性器のしくみ] 出典:知ってお...

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「日本の治療になじんだガイドライン」は、はたして最良の治療か!? 卵巣がん、子宮体がんに遅れて、子宮頸がんに初の治療指針

2007年12月

『子宮頸がん治療ガイドライン』 (金原出版刊・税込2,520円) 日本婦人科腫瘍学会は、このほど子宮頸がんの標準的な治療を示す治療ガイドラインを発表した。しかし、今回のガイドラインでは、国内における子宮頸がん治療が手術で発展を遂げてきたことを考慮し、推奨基準「グレードA´」として手術を推奨。欧米で進歩し、確立されている同時化学放射線療法を「グレードB」にとどめている。果たして今回の指針は、真...

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妊娠・出産、治療後の合併症など、患者さんの立場を考えた治療選択を 子宮頸がんの治療は、手術だけでなく、放射線や化学療法も考慮

2007年10月

静岡県立静岡がんセンター 婦人科医長の 平嶋泰之さん 子宮がんによる死亡者数はここ数10年で4分の1以下に減少したと言われている。かといって、罹患者数が減ったのではない。検診によって早期に発見されるケースが増えたのに加え病期ごとの治療法が確立されたことが、死亡者数の減少につながっている。命が助かることはもちろんだが、患者さんにとっては治療後の人生、QOLの維持も重要。 静岡がんセンター婦...

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近いうちに原因ウイルスからの予防が可能に 子宮頸がんの予防を目指すワクチンの登場

2007年10月

さいたま医療センター 婦人科科長の 今野良さん 年間2500人もの人が亡くなる子宮頸がんは、じつは「予防できるがん」だった。原因となるウイルスも、がん化のプロセスも把握できているので、検診さえ受けていればがんへの移行は止められる。 さらにワクチンの登場で、原因ウイルスへの感染さえも防ぐことができる見通しが出てきた。ほかのがんでは考えられない、子宮頸がんというがんの撲滅戦略を自治医科大学付...

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