各種がん

子宮頸がん

子宮体がん、子宮頸がんにおけるダヴィンチ手術の現状と今後 子宮体がんがダヴィンチ手術の保険適用に

2018年9月

「子宮体がんに関しては、ダヴィンチ手術は出血が少なく開腹手術と比較しても予後も差がなくて患者さんにとってメリットが大きい」と話す佐々木寛さん 手術支援ロボット、通称ダヴィンチ手術は日本では2012年4月前立腺がんに、2016年4月腎臓がんに保険適用されていた。今年2018年4月からその対象が大幅に拡大され、肺がん、食道がんなど12件に対して新規保険適用された。婦人科がんでは子宮体がんに対して適用。...

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内部照射の仕組みと効果 密封小線源治療で、がん細胞を体の内側からピンポイントで攻撃する

2018年7月

「子宮頸がんは、Ⅱb期までなら、手術と放射線治療は同等の効果です。Ⅲa~Ⅳa期は放射線治療でないと治せません」と語る村上直也さん 小線源治療が、なぜ子宮頸がんで効果的なのか。前立腺がんで多く活用されるのか。それには確たる理由があった。体の内側からピンポイントで放射線を照射する小線源治療について考えてみた。 放射線治療の歴史は小線源治療から始まった 放射線治療をひと言でいうと、直接的あるいは間接的に...

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根治性、安全性、低侵襲性実現のために様々な術式を開発、施行 婦人科がん手術の現状

2017年6月

「低侵襲性はもちろん重要ですが、がんの手術ではまず、がんを確実に取り切ることが最も優先されるべきです。そして、がんを安全に取り切ることを確信してから、低侵襲性を考慮していくことが大切なのです」と述べる加藤友康さん 婦人科の3大がんである子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がん。これらのがんにおける手術は進化しており、今後の治療法にも新たな展開が期待される。しかし、その一方で変わることなく若年者から高齢者ま...

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アバスチンが新たな治療選択肢に! 最新の進行・再発子宮頸がん薬物療法

2017年6月

「現在、進行・再発子宮頸がんでは、TP+アバスチン療法が、第1に推奨される治療法になります」と語る竹島信宏さん 進行・再発してしまうと治療が難しかった子宮頸がんに、昨年(2016年)新たに予後改善が期待できるとして、分子標的薬のアバスチンが治療選択肢に加わった。新薬登場で、進行・再発子宮頸がんの治療はどのように変わっていくのか、専門家に話を聞いた。 ⅣB期と再発は薬物療法で予後延長を目指す がんの...

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子宮頸がんⅡ(II)B期の治療はどのように選択するか

2016年6月

「治療を選択する際には、各治療法について十分説明を聞いた上で決定すべきです」と語る的田さん 子宮頸がんⅡ(II)B期の治療法として、『子宮頸癌治療ガイドライン』(日本婦人科腫瘍学会編)では「手術」と「同時化学放射線療法」の2つの治療法が推奨されている。では、Ⅱ(II)B期と診断された場合、患者はどのように治療法を選択すればいいのか。治療を選択する際の考え方について、専門家に話をうかがった。 子宮を...

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Ⅳ(IV)B期および再発子宮頸がんの化学療法とサイバーナイフ

2016年6月

「子宮頸がんのⅣ(IV)B期、再発ではQOLの維持を目指す治療を行います」と話す鈴木光明さん「サイバーナイフはピンポイントで正確に病変の治療ができます」と話す宮﨑紳一郎さん 子宮頸がんの罹患者数は20代後半から40代前半が多く、若年層の罹患者が増えているのが特徴だ。初発Ⅳ(IV)B期と再発子宮頸がんでは、症状の緩和やQOL(生活の質)の向上のため、化学療法が行われる場合が多い。また、がんの局所制御...

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子宮頸がんの3次元画像誘導小線源治療

2015年4月

「当院では小線源治療の対象となる子宮頸がん全例に3次元治療を行っています」と話す田巻さん 子宮頸がんは、予防や早期発見の試みがなされているがんではあるが、進行例や再発した場合では、予後は厳しい。治療の精度を上げるために、放射線治療の方法も様々に工夫されている。その1つが3次元画像誘導小線源治療だ。どのような腫瘍に対し、より効果が高いのか、豊富な実践例をもつ施設の専門医に聞いた。 子宮頸がんにおける...

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子宮頸がんの検診分野で大きな変革進む

2014年9月

「子宮頸がんでの検診の進化を広めたい」と話す鈴木光明さん子宮頸がんの検診の分野で大きな変革が進んでいる。より精度の高い検診が日本でも広がりつつあるのだ。長期的に見れば国全体の医療費削減にもつながる。世界標準で最新となる検診についてリポートする。『子宮頸がん検診維新』 「私は、今を『子宮頸がん検診維新』と表現しています」子宮頸がん検診の研究と普及の第一人者である自治医科大学産科婦人科講座教授の鈴木光...

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子宮頸がん検診と予防ワクチン接種の重要性を強調

2014年9月

北海道大学大学院医学研究科総合女性医療システム講座特任助教のSharon J. B. Hanleyさんヨーロッパやオーストラリア、日本などから子宮頸がんの疫学、臨床の専門家が集まり、先ごろ東京で、子宮頸がん予防に関する国際シンポジウム“Women Against Cervical Cancer in Japan” が開催された。シンポジウムでは海外の参加者から、現在、日本で積極的な接種勧奨が(一時...

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ワクチン接種の効果だけでなく 子宮頸がん検診率を上げることが大切

2014年4月

五十嵐 中さん。東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学。2011年の厚生労働省「ワクチン評価に関する小委員会作業チーム」にて、「HPVワクチンの費用対効果推計」を作成協力子宮頸がんのHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンの定期接種は、副反応と関連するかもしれない事例が明らかになり、推奨が控えられている。がんの中で唯一、ワクチン接種によって予防できる子宮頸がんだが、そもそもウイルス感染を予防するワク...

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