各種がん

肝臓がん

患者に朗報!肝がんに効く薬が初めて出現 穏和な副作用で生存期間を延ばす新しい分子標的薬

2008年5月

杏林大学医学部 内科学腫瘍科教授の 古瀬純司さん これまで肝がんに効く抗がん剤はないとされてきた。とりわけ肝細胞がんに対する全身化学療法の効果は低く、いまだ標準的な治療法も確立していないのが現状であった。しかし、その壁を突き破るものとして今期待が高まっているのが、新しい分子標的薬、なかんずく「ネクサバール(一般名ソラフェニブ)」だ。 がんと肝障害で異なる治療法 肝がんでどんな治療法を選ん...

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早期回復などのメリットがあるが、高い技術と高度な設備が不可欠 大きく切らないですむ腹腔鏡補助下肝切除術

2007年4月

九州大学病院消化器 総合外科講師の 武冨紹信さん 内視鏡による外科手術は近年とくに発達が著しい。そのポイントとなるのは人体を切開する度合いの低さと根治性へのあくなき追求だ。 九州大学病院消化器・総合外科が先進医療として行っている腹腔鏡補助下肝切除術は、従来の開腹手術と比較して術後の回復の早さ、コストメリットなど患者さんにとってさまざまな利点がある。 その利点を背後で支えるのは、経験に裏...

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肝臓がんへの新しい希望、5-FUとインターフェロン併用療法 奏効率50%。しかし、決して楽な治療ではない

2006年1月

大阪大学付属病院教授の 門田守人さん 肝臓がんに対する治療法は、他のがんよりも選択肢がたくさんある。しかし、次々に顔をもたげてくる肝臓がんは、それでもそのうちに打つ手が尽きてしまう。そんな希望がなくなった患者に新しい灯がともされた。5-FUとインターフェロンの併用療法だ。ところがこれは、ある大学教授の思いつきで生まれたものだった。 「試しにやって効果があった」治療法!? [肝臓がんに対する各種...

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進行別 がん標準治療 手術、経皮的局所療法、肝動脈塞栓が治療の3本柱

2005年6月

日本大学医学部消化器外科教授の 高山忠利さん 多くのがんは原因不明ですが、肝臓がん(肝細胞がん)は、その原因がほぼわかっているのが大きな特徴です。日本では、年間約3万人が新たに肝臓がんという診断を受けており、がん死の3位を占めています。そのほとんどは、感染症が原因で起きています。 しかし、杞憂することはありません。日本の肝臓がん治療は、世界でトップです。5年生存率も手術死が少ないこともトップです...

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渡辺亨チームが医療サポートする:肝臓がん編

2005年5月

サポート医師・石井 浩国立がん研究センター東病院 肝胆膵内科医長 いしい ひろし 1960年生まれ。 86年千葉大学医学部卒業後、同大学病院、清水厚生病院にて研修。 90年千葉大学第一内科、 国立横浜東病院を経て92年より国立がん研究センター中央病院肝胆膵内科医員。 98年千葉社会保険病院消化器診断部長、 01年より国立がん研究センター東病院勤務。 02年より現職。 専門は原発性肝臓がん、胆道...

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ウイルス駆除率が飛躍的に向上し、治療効果は肝臓移植にも匹敵する根治療法 肝臓がんの再発を抑えるペグインターフェロン、リバビリン併用療法

2005年4月

東京大学医学部付属病院 消化器内科教授の 小俣政男さん 肝臓がんの治療は、(1) 手術、(2) ラジオ波焼灼療法等の経皮的局所療法、(3) 肝動脈塞栓療法の3つが柱だが、それぞれいずれも1回の治療で終わることはほとんどない。 初回治療で一旦がんを消失させても、術後1年以内に25~30パーセントが再発し、年を追うごとに増え、5年以内に70~80パーセントが再発する。 肝臓がんが再発するの...

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