各種がん

肝臓がん

肝がんの病診連携:東葛北部肝炎・肝がん診療連携講演会 変わる肝炎、肝がんの治療。新薬の登場がブレークスルーに

2013年1月

肝がんの主因はC型肝炎とB型肝炎です。しかし、優れた薬剤の導入で、これらウイルス性肝炎の治療成績は飛躍的に向上している。また、難敵だった進行肝がんの治療も、分子標的薬の登場によって大きく変わろうとしている。先ごろ医療関係者を対象に千葉で行われた「東葛北部肝炎・肝がん診療連携講演会」では、こうした肝炎、肝がんの最新事情が紹介された。 肝がんの主因はC型、B型肝炎 地域の医療機関が連携し、肝がんの...

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東大病院「チームネクサバール」の取組み 医師、薬剤師、看護師が連携して抗がん剤の副作用をマネジメント

2012年10月

「チームネクサバールが診療科の壁を越えるモデルなれば」と話す 淺岡さん 分子標的薬ネクサバールは治療開始比較的早期に皮膚の副作用が出やすく、それが重症化すると治療が継続できなくなることがあります。 そこで、東京大学医学部付属病院では、医師、薬剤師、看護師が連携し、チーム医療で副作用のマネジメントに取り組み、大きな成果を上げています。 肝がん、主体は手術などの局所療法肝がんで亡くなる人は、年...

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手術、肝動脈塞栓術、化学療法……、ベストな治療を選びたい! あきらめないで闘い続ける再発肝がんの治療

2012年10月

「再発肝がんの治療は集学的治療が大切」と語る野見武男さん肝がんの再発率は高い。とはいえ、手術で再切除が可能なら、根治を目指せるし、切除できない場合でも、肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼療法など、さまざまな治療がある。がんの状態や肝機能に応じて、適切な治療を選んでいくことが大切だ。再発と闘い続けるのが肝がん治療[図1 初回再発部位]肝細胞がん(以下、肝がん)は初めての治療で肝切除をした後、2年のうちに4~...

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国際的な大規模臨床試験で評価高まる 進行肝がんに対する分子標的治療の新しい成果

2012年1月

肝がんの治療法は多彩で、 しかもめざましい進歩を 遂げていると話す 高山忠利さん 最近の肝がんの治療法は、以前に比べ格段に向上しています。その1つがネクサバールという分子標的治療薬の成果で、生存期間や病気が進行するまでの期間を延長する効果につながっています。 肝がんの主因は肝炎ウイルス毎年、肝がんと診断される人は全国で約3万5千人。その95パーセントが「肝細胞がん」で、一般的に肝がんと呼...

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門脈塞栓術、静脈再建術を活用し、肝機能を保つ手術が今注目 肝臓をなるべく温存。それが肝がん治療のカギ

2012年1月

肝がんの治療法にくわしい 長谷川潔さん 肝がんはほかのがん種と異なり、手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法の3つが標準的な治療となっています。 根治性を保ちつつ、肝臓に与えるダメージをなるべく少なくするのが肝がんの治療成績を高めるポイントです。 肝がんは5年以内に7~8割が再発肝がん(95パーセントは肝細胞がん)の主な原因は、ウイルス性の慢性肝炎にあるというのが他のがんにはない、肝がん...

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あきらめないで!! 治療選択肢も多い 肝がん丸わかり完全図解

2012年1月

肝がんについて精通している 竜崇正さん 肝臓は生命を維持するのに欠かせない臓器。肝がんの治療では、肝臓の働きをうまく保ち、苦痛を和らげることができれば、長く健やかに過ごせるがんだといいます。Q 肝臓ってどんな臓器? どんな働きをしてるの? 日本の肝がん取扱い規約では、クイノー(フランスの肝解剖学者)に準じて肝臓を1から8までの亜区域に分けている [肝臓の主な働き] 血液を蓄える 栄...

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肝がんの最適な切除を導く画像支援ナビゲーション

2010年6月

東京大学付属病院 肝胆膵外科教授の 國土典宏さん 肝がんの手術は、肝臓のどこをどれだけ切るかが生命線。根治性を高め、なおかつ肝機能を維持するという二律背反を超えて、最適な肝切除を可能にしたのは、CT画像から肝臓を3次元画像として構築する画像支援ナビゲーションだった。 患者さんが手術室に入ってから2時間半、執刀医が手術台の前に立つ。すでに開腹され、肝臓が赤黒い姿を見せている。 執刀医のテ...

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肝がんでも治療が始まった「体にやさしい」HIFU治療

2009年10月

東京医科大学病院 消化器内科主任教授の 森安史典さん 肝がんに対する〝究極の体にやさしい治療〟として注目されているのがHIFU(強力集束超音波)治療だ。同じHIFUでも、前立腺がんでは体内にプローブを挿入して行うのに対して、体外から超音波を当てるので体を傷つけることがなく、副作用もほとんどないといわれるこの治療の現場を見た。 歩いて来て、歩いて帰る 普段着のままの治療 大きなドーム型の...

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治療法を選択するための3大因子、「肝障害度」「腫瘍数」「腫瘍径」をしっかり把握することが大切 治療法がよくわかる「肝癌診療ガイドライン」のすべて

2009年9月

日本大学医学部 消化器外科教授の 高山忠利さん 手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法など、肝がんは打つ手がいろいろある。 患者さんにとってはうれしいことだ。だがかえってそれが、患者さんの治療方針に対する理解を妨げている部分もあるようだ。 そこで、肝がんの診療ガイドラインをわかりやすく解説。この際、治療方針をしっかりおさえよう。 今年中に改訂版が出るが基本的内容は変化なし 『肝癌診療ガイ...

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肝機能をよりよく維持することは、がんと闘う大きな武器 知っておきたい、小さく、確実に取る肝がん「系統的切除術」

2009年9月

東京大学大学院 医学系研究科肝胆膵外科・ 人工臓器移植外科学講座講師の 長谷川潔さん 肝臓そのものが健康なら、臓器をかなり大きく切除しても、数カ月で再生する。 その手術は、がんが転移するルートである門脈の支配域を、領域ごとに切除する区域切除になります。 「門脈の支配域」とはどんなふうに確定するのか、どこをどのように切るのか。系統的切除ができる肝臓の秘密を探ります。 肝臓をいくつかの領域に分...

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