各種がん

肝臓がん

門脈塞栓術、静脈再建術を活用し、肝機能を保つ手術が今注目 肝臓をなるべく温存。それが肝がん治療のカギ

2012年1月

肝がんの治療法にくわしい 長谷川潔さん 肝がんはほかのがん種と異なり、手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法の3つが標準的な治療となっています。 根治性を保ちつつ、肝臓に与えるダメージをなるべく少なくするのが肝がんの治療成績を高めるポイントです。 肝がんは5年以内に7~8割が再発肝がん(95パーセントは肝細胞がん)の主な原因は、ウイルス性の慢性肝炎にあるというのが他のがんにはない、肝がん...

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あきらめないで!! 治療選択肢も多い 肝がん丸わかり完全図解

2012年1月

肝がんについて精通している 竜崇正さん 肝臓は生命を維持するのに欠かせない臓器。肝がんの治療では、肝臓の働きをうまく保ち、苦痛を和らげることができれば、長く健やかに過ごせるがんだといいます。Q 肝臓ってどんな臓器? どんな働きをしてるの? 日本の肝がん取扱い規約では、クイノー(フランスの肝解剖学者)に準じて肝臓を1から8までの亜区域に分けている [肝臓の主な働き] 血液を蓄える 栄...

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肝がんの最適な切除を導く画像支援ナビゲーション

2010年6月

東京大学付属病院 肝胆膵外科教授の 國土典宏さん 肝がんの手術は、肝臓のどこをどれだけ切るかが生命線。根治性を高め、なおかつ肝機能を維持するという二律背反を超えて、最適な肝切除を可能にしたのは、CT画像から肝臓を3次元画像として構築する画像支援ナビゲーションだった。 患者さんが手術室に入ってから2時間半、執刀医が手術台の前に立つ。すでに開腹され、肝臓が赤黒い姿を見せている。 執刀医のテ...

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肝がんでも治療が始まった「体にやさしい」HIFU治療

2009年10月

東京医科大学病院 消化器内科主任教授の 森安史典さん 肝がんに対する〝究極の体にやさしい治療〟として注目されているのがHIFU(強力集束超音波)治療だ。同じHIFUでも、前立腺がんでは体内にプローブを挿入して行うのに対して、体外から超音波を当てるので体を傷つけることがなく、副作用もほとんどないといわれるこの治療の現場を見た。 歩いて来て、歩いて帰る 普段着のままの治療 大きなドーム型の...

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治療法を選択するための3大因子、「肝障害度」「腫瘍数」「腫瘍径」をしっかり把握することが大切 治療法がよくわかる「肝癌診療ガイドライン」のすべて

2009年9月

日本大学医学部 消化器外科教授の 高山忠利さん 手術、ラジオ波焼灼療法、肝動脈塞栓療法など、肝がんは打つ手がいろいろある。 患者さんにとってはうれしいことだ。だがかえってそれが、患者さんの治療方針に対する理解を妨げている部分もあるようだ。 そこで、肝がんの診療ガイドラインをわかりやすく解説。この際、治療方針をしっかりおさえよう。 今年中に改訂版が出るが基本的内容は変化なし 『肝癌診療ガイ...

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肝機能をよりよく維持することは、がんと闘う大きな武器 知っておきたい、小さく、確実に取る肝がん「系統的切除術」

2009年9月

東京大学大学院 医学系研究科肝胆膵外科・ 人工臓器移植外科学講座講師の 長谷川潔さん 肝臓そのものが健康なら、臓器をかなり大きく切除しても、数カ月で再生する。 その手術は、がんが転移するルートである門脈の支配域を、領域ごとに切除する区域切除になります。 「門脈の支配域」とはどんなふうに確定するのか、どこをどのように切るのか。系統的切除ができる肝臓の秘密を探ります。 肝臓をいくつかの領域に分...

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副作用をコントロールしながら、薬を飲み続けることが大切 がんの進行を抑え、生存を延ばす肝がん薬物療法時代

2009年9月

近畿大学医学部 消化器内科学主任教授の 工藤正俊さん 今年5月、肝細胞がん患者さんの生存期間延長を世界で初めて示した分子標的治療薬ネクサバール(一般名ソラフェニブ)が承認された。 これまで、肝がんには抗がん剤は効きにくく、全身化学療法は行われてこなかった。 ネクサバールの承認により、手術ができない患者さんの前途に希望の灯が点された。 多数の選択肢がある肝がんの内科的治療 肝がんは、肝障害...

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肝臓にやさしく身体にも優しい、反復繰り返し治療できる点が注目される 新剤形抗がん剤の登場で進化する肝がんのIVR治療

2009年9月

鳴海病院院長の 淀野啓さん 抗がん剤が効きにくい肝臓がんでは、肝動脈(化学)塞栓療法や肝動注化学療法が注目されている。 マイクロカテーテルを使って肝臓の腫瘍部位まで薬を送り込むIVR治療と呼ばれる治療法だ。この治療方法の効果が高まった裏にはある薬剤の登場があった。 肝機能を考慮して選択する肝臓がんの治療法 日本人が罹患するがんで、男性では3番目、女性では5番目に多い肝臓がん。その多くの場...

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特徴の異なる3大電極針に、今またがんに触れずに焼灼する新装置が治験中 「局所療法の王者」肝がんラジオ波療法は症例により使い分ける時代へ

2009年9月

順天堂大学医学部付属練馬病院 消化器内科先任准教授の 國分茂博さん 高温でがんを焼き払うラジオ波療法は、肝機能をよりよく保ちながら、再発した後も、何度も行える治療法として今や、肝がん局所療法の主流となっている。そのラジオ波療法がここへ来て新しい展開を見せ始めている。 負担少なく治療効果も高い局所療法の優等生 ラジオ波療法の電極針。電極針を刺し、治療部位に到着すると、このように先端部が放...

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ラジオ波療法、塞栓療法、肝動注等、IVR治療それぞれの選び方、使い方のポイント 打つ手はある 肝臓がんが再発しても、IVR治療

2009年7月

東京女子医科大学 東医療センター外科講師の 塩澤俊一さん 再発率が高い肝臓がん。手術で切除するという方法もあるが、再発率の高さを考えると、あまり体への負担が大きい治療は避けたい。 そうした時に、治療の選択肢としてあげられるのが体への負担が小さいIVR治療だ。 再発肝臓がん治療負担が小さいIVRが中心 [肝切除後の再発に対する初回治療方法の種類] 出典:第17回全国原発性肝癌追跡調査...

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