高齢者の食道がん。その治療法は?
2012年9月
今年で86歳になる父についてお伺いします。食事の際に食べ物が喉につっかえると訴え、検査してもらったところ、3期の食道がんであることがわかりました。治療法としてはどのような方法があるのでしょうか?高齢ですが父は体力的には問題もなく、痴呆もありません。(東京都 女性 55歳)A 腹腔鏡での手術や化学放射線療法を都立駒込病院食道外科部長の出江洋介さん85歳以上の方では痴呆もなくお元気な方でも、実際には臓...
2012年9月
今年で86歳になる父についてお伺いします。食事の際に食べ物が喉につっかえると訴え、検査してもらったところ、3期の食道がんであることがわかりました。治療法としてはどのような方法があるのでしょうか?高齢ですが父は体力的には問題もなく、痴呆もありません。(東京都 女性 55歳)A 腹腔鏡での手術や化学放射線療法を都立駒込病院食道外科部長の出江洋介さん85歳以上の方では痴呆もなくお元気な方でも、実際には臓...
2012年9月
昨年の12月に検査で病期が3b期の胃がんが見つかりました。術前化学療法として、シスプラチン*+タキソテール*+TS-1*を3クール行った後、手術で胃・脾臓を全摘、膵臓を半分摘出、そして肝臓を2cm、腹膜(壁)を一部切除しました。また、リンパ節転移もあったため、リンパ節郭清も行いましたが、最近は、抗がん剤の効きが悪くなり、がんの増殖がみられるとのことです。今後、イリノテカン*での治療を考えていますが...
2012年9月
72歳になる父についてお聞きします。父は体調が悪い状態が続き、検査を受けたところ、すでにがんは肝臓に転移しており、4期の胃がんと診断されました。主治医には、手術は難しく、抗がん剤による治療を行うと言っています。具体的にどのような治療になるのでしょうか? 父の年齢などを考えると体力的にも乗り切れるか心配です。(熊本県 女性 50歳)A QOLを下げずに治療継続を化学療法を行うに当たり、年齢などの差は...
2012年9月
検診で胃がんと診断されました。がんは胃の粘膜下層にまで達している可能性があるが、リンパ節転移はなさそうで、腫瘍の大きさは2cm以下だと主治医からは言われています。主治医からは、通常の開腹手術を勧められていますが、インターネットで調べると内視鏡による手術もあることを知りました。私は内視鏡手術の適応とならないのでしょうか? できれば、負担の少ない治療を受けたいです。(山梨県 男性 42歳)A 腹腔鏡手...
2012年8月
C型肝炎ウイルスが原因の肝がんを患いました。2cm以下の早期のがんであったため、がんを摘出して速やかに治療を終えることができました。しかし、肝がんは再発率が非常に高いと聞きます。術後に再発を予防するための良い方法はありませんか?(埼玉県 男性 67歳)A インターフェロンで、再発リスクを抑えるC型肝炎を患っていると、肝がんになるリスクは高くなります。例えばC型肝炎から初発の肝がんができる確率は1年...
2012年8月
先日、精密検査を受けたところ、3cmの肝がんが見つかりました。見つかったがんは腹腔鏡下の手術で無事摘出できましたが、私はC型肝炎を患っており、肝硬変の症状も見られるため、再発が心配です。術後の治療として、インターフェロンを使っていますが、生体肝移植も考えたほうがいいでしょうか?(大阪府 男性 38歳)A 可能であるなら移植を受けるべき肝がんの特徴として、治療と再発を繰り返していると、5年~6年でが...
2012年8月
肝がんの4期です。最近、骨にも痛みがあり、骨転移がわかりました。痛みが激しく、歩行にも困難をきたしています。何か良い治療法はありませんか?(宮崎県 男性 55歳)A 放射線治療や医療用麻薬を骨転移の治療の基本は、放射線治療となります。放射線を転移した部位に照射し、腫瘍を小さくすることで痛みが和らぐことが多いです。ただし、放射線による治療は20日前後と長い期間が必要となります。そのため、治療を受け始...
2012年8月
進行した肝がんが見つかり、肝硬変も合併しているので、手術での治療は難しいと言われ、現在、ネクサバール*という分子標的薬での治療を行っています。この薬の影響で、最近、手のひらや足の裏などがチクチクと痛みます。この症状を抑える方法はないでしょうか?(東京都 男性 68歳)A 塗り薬や保湿剤などを使用するネクサバールを使用する際には、皮膚障害の予防や軽減するために、尿素系の塗り薬や保湿剤も同時に使われま...
2012年8月
病院で検査をしたところ、2b期の子宮頸部腺がんと診断されました。腺がんは予後が悪く、主治医にすぐに手術を受けるよう勧められております。手術だけで治療は済むのでしょうか。(栃木県 女性 30歳)A 原則手術が必要頸部腺がん2b期のご相談者の場合、原則として手術(広汎子宮全摘出術)を勧めます。ガイドラインにも、1b期、2期は手術が推奨されているように、手術が最良の選択肢です。また、腺がんは扁平上皮がん...
2012年8月
子宮頸がんで、リンパ節郭清を含んだ広汎子宮全摘出術を受けました。手術後1年が経ちますが、足がパンパンにふくれ上がって、苦しんでおります。マッサージなどをしてはみたものの、よくなりません。リンパ浮腫の治療を医療機関で受けたいのですが、自宅から遠方にあり、通うことが困難です。何か自分で行えるケアはないでしょうか?(青森県 女性 63歳)A まずは医師に治療法の相談をリンパ浮腫専門の医療機関に、どの程度...